青木祐子のレビュー一覧
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うわーん、シャーリーのバカー!と思いつつ、本を閉じた。
ちょっと、キツイ巻だったなぁー。いつも通り面白かったんだけど、内容が暗めで、苦手とするところだったので、☆3つ。心狭くてすんません。
前巻がいい感じだった分、今巻がぁぁぁーーーーっ!
次巻もこの関係を引きずっていたらどうしよう。
終始二人の関係でモヤモヤされっぱなしでしたが、その分パメラとイアン先生に癒された。オアシスでした。
そして、もうひとつ。
このシリーズ、毎回ではないにしてもその巻ごとに一つ当時のイギリスの風俗に関して書かれていたりします。汽車だったり車だったり、演劇だったり。今回は競馬でした。歴史に詳しくないので、 -
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One of the books that got caught up in my historical England phase (which I'm still going through. I think it may be possible that I will never rid myself of this obsession.) and I think I put a little too much expectation into this book. Maybe it will get better throughout the series...?
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シャーリーとのすれ違いに心を乱したクリスは、ドレスを作れなくなってしまう。そんな折、以前顧客だったパトリシアと出会うことで、その強さと明るさに心を救われたクリスはドレスを作る意欲を取り戻した。だが、依頼を受けた矢先、闇のドレスに関わる事件で伯爵だった父を喪った女性・イヴリンが『薔薇色』を訪れて・・・!?強い想いを込めたドレスがもたらすのは恋なのか、それとも闇なのか。過去の自分を思い出して苦しむクリス。二人の心はまた繋がることができるのだろうか――。
少しずつ進展したかなと思いきや、ぐるぐると同じところで悩んでしまうのが恋愛なのかなと思う経過です。クリスはかわいいけど、その分シャーリーのいい加 -
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『薔薇色』の仕立人クリスは、青年貴族シャーロックとの恋をゆっくりと育てていた。だがある日『薔薇色』に謎の男ギルレイが現れ、シリルという女性のドレスを注文する。クリスは採寸のためひとりでロンドンを訪れるが、指定されたのはかつての『薔薇色』があった場所のすぐ近くだった。女優だというシリルに振り回されるうち、闇のドレスに近づいていくクリス。シャーロックも闇のドレスの真相を追って・・・。
コルベールを名乗る人が二人いて一人はリンダっていうのは前作で予想してたのですが、一人がアイリスの母親だとは・・・。ヒューの妻だけど何人とも結婚してるってどういうこと??その当時って離婚とか簡単にできるのか?クリスは -
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オルソープ家の執事は、アディルのドレスを再度『薔薇色』に注文するが、パメラは断ろうと必死だった。シャーロックの婚約者候補であるアディルのドレスをつくって以来、クリスの様子がおかしいからだ。一方アディル本人は『夜想』にドレスを依頼する。『夜想』の仕立人ミセス・コルベールと闇のドレスとのつながりを探るシャーロック。クリスもまた、ミセス・コルベールに近づいて・・・。
恋愛は理屈じゃないからこそ、のめりこむと怖いな・・・と思いました。アディルの変貌ぶりは闇のドレスのせいだけじゃなく本人の素質も少しはある気がする。コルベールがリンダだと思ったのですが、コルベールを名乗ってる人が二人いて、片方がリンダっ -
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恋のドレスとプリンセス・リボン
リルと薔薇色の出会い編。最初からすっかりなついた感じだと思ってたら意外と違うのね。ってかシャーリーをこんな好いてたんだーとびっくりしました(笑)リルは脇役の中で一番かわいいなとゆるゆる見てられる最強キャラだと思います。
黄色い花の法則
うーむ、どうもジェインは苦手だなと思う。くるくると気を変える感じはどうも・・・。でもロディも大嫌いだが。当時って結構女性の地位が低かったんだろうけど、だからって冷たい態度の人は嫌だなと思う。
さびしがりやの王子
どうもキースは無理です。いくらカリナのお願いだからって、やっていいことと悪いことがあんだろ!いや、でもそういう意味で -
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仕立屋『薔薇色』のクレマチスの花が届けられた。差出人は闇のドレスをめぐる事件以来謹慎中のシャーロック。クリスは彼を想いながらも、手の届かない相手だと自分に言い聞かせていた。そんなある日、アメリカ人の機械工ラリーが『薔薇色』にやってくる。ラリーはオブシティアンズに水色の車があると聞き、それを見てみたいがために、クリスにシャーリーを紹介してくれるよう頼む。もちろん断るクリスだったが、彼のフィアンセのドレスを作るため、彼らと共に車の旅に出ることに。だがそこにはシャーロックも同行することになっていて・・・。
ちょ・・・呑気に「ありがとう」とか言ってる場合かよ?!クリスの告白にもびっくりしたけど、シャ -
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前々から気になっていたシリーズであります。
と言いながらいきなり途中の巻でスミマセンなんですが、
古本屋で見て、あとがきで作者様が「この巻からでも大丈夫」と
書かれていたのも読んでみた決め手でした。
この巻からでも大丈夫なだけに、メインはゲストの姉弟と
その姉の婚約者なので、ちょっと主人公・クリスと
ヒーロー・シャーロックは控えめで、特にシャーロック、
ご愁傷様…彼がこの巻で誘ったお食事はどれくらい後の巻で
実現したのかしら(笑)…
登場人物や舞台などが説明くさくなく丁寧に書かれていて、
読みやすいなぁと思いましたね。
ただ、物語のキーにもなっている「恋のドレス」と
「闇のドレス」が展開の -
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仕立屋『薔薇色』を訪れた少年エド。クリスは彼にそっくりだという姉シャロンのドレスを依頼される。屋敷を訪れたクリスは、シャロンの恋の相手を選んでほしいと頼まれ、恋をゲームのように弄ぶ姉弟に困惑する。『薔薇色』のドレスで本当の恋に目覚めたシャロンにエドは反発するが・・・。一方、シャーロックは闇のドレスとクリスの母の関わりに気づき、クリスと向き合う決心をする。姉妹の住む庭を訪れたシャーリーと再会したクリスは、怖かった男性と違い彼のそばにいるとほっとしてくつろげることを告げる。
そっくり姉弟の取り替えっこはよくある話ですが、ドレスが似合う男の子なんて・・・これで性格よければツボだったんですが惜しい! -
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仕立屋『薔薇色』は恋をかなえるドレスをつくると大評判。仕立て人のクリスと売り子のパメラは、とある公爵のカントリー・ハウスに住み込みでドレスを仕立てることに。公爵の愛娘アップルは気球で飛ぶことを夢見る少女。着飾ることを嫌い、採寸を拒むが、その理由は亡くなった彼女の母親と関係があるらしい。悩むクリスの前に、クリスが密かに思いを寄せる青年貴族・シャーロックが現れて・・・。
今回のお客はちょっと不思議でおてんばな少女アップル。人の痛みを分かれる貴族には珍しいタイプなのではないかと思います。リルと気があって良かったね!肝心の(?)クリスとシャーリーの関係ですが、進むようであまり進んでない。そのうちにシ -
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幼い頃に一度会っただけの人に恋するファニー。両親の決めた相手との結婚が目前にせまる中、彼女は婚約者に対し愛を感じられずにいた。ドレスを仕立てに来たファニーの初恋の人がシャーロックだと知ったクリスは、それをシャーロックに話すが彼は不機嫌になってしまう。弁護士のケネスはひょんなことからファニーに興味を持ち、婚約者バルトとその愛人だというイレーネについて調査することになる。ついにファニーがケネスへの思いを告げ、バルトとケネスの間で決闘が行われることになってしまい・・・?!
ケネス、いい男ですね!裏表がないほのぼのした感じの人好きです。にしてもシャーリー・・・何でこんな余裕ないんですかって感じ。一人 -
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仕立屋『薔薇色』の店主クリスは内気な少女。着る人の心をドレスに映し出すことができるが、自分の恋には臆病。再起を賭ける女優マーガレット・ベルの舞台衣装を仕立てることになったクリスだが、心の闇を引き出す「闇のドレス」の存在に怯えてしまう。クリスに思いを寄せる公爵の令息・シャーロックは彼女をそっと見守るが、華やかな舞台の裏では事件の兆しが・・・。公演の当日、マーガレットに闇のドレスを着せて自殺させようとするアイリスに遭遇したクリスは倒れてしまう。
とりあえずクリス倒れすぎ。そして頑張りすぎ。パメラより目立たなくても、こうして必死で頑張っている姿をそっと見ている人もいるのよーってほのぼのしました。そ