あらすじ
江戸の中心から離れ、ひとり暮らす薬師・守屋真。江戸府内で一通りの医学を学んだのち渋谷町に居をかまえ、江戸の中心とを往復しながら暮らしを立てている。そんな守屋は着流し姿で背に刀傷のある男を助けるが……。
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Posted by ブクログ
ヴィクロテの作者による時代小説。
時代小説でミステリー仕立てだが、捕物帳でもなく勧善懲悪でもない。
薬師でもあり、医術の心得もある守屋を中心に事件は起こり、淡々と謎が解かれる人情物の風情。
どちらかというと今まで華やかな世界を描いていた作者の新境地か?