【感想・ネタバレ】朧月夜の怪 薬師・守屋人情帖のレビュー

あらすじ

江戸の中心から離れ、ひとり暮らす薬師・守屋真。江戸府内で一通りの医学を学んだのち渋谷町に居をかまえ、江戸の中心とを往復しながら暮らしを立てている。そんな守屋は着流し姿で背に刀傷のある男を助けるが……。

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Posted by ブクログ

ヴィクロテの作者による時代小説。

時代小説でミステリー仕立てだが、捕物帳でもなく勧善懲悪でもない。

薬師でもあり、医術の心得もある守屋を中心に事件は起こり、淡々と謎が解かれる人情物の風情。

どちらかというと今まで華やかな世界を描いていた作者の新境地か?

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2014年10月19日

Posted by ブクログ

薬師の守屋が人のつながりを元に謎を解いていく時代小説。
守屋という人物の過去もなにもわからず、謎めいた感じでさらりと読めました。ただ、謎解きの部分はなんだかありきたりのものが多かった気がします。時代小説へ初挑戦だからなのか、謎解きに関することばかりが出てきて、余白というか町の情景などがあまり出てこなくて、その部分がちょっともったいない気がしました。ちょっと唐突な印象が。色んな意味を込めて、今後に期待してます。

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2013年12月29日

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