青木祐子のレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    恋のドレスシリーズの第一弾。
    友人に薦められて読み始めました。
    舞台は19世紀のイギリス。ドレスの仕立て屋の女の子・クリスが貴族のシャーロックと出会うことから始まる、身分差の恋の物語です。
    真面目で控えめなヒロインが頑張る様子は非常に可愛く、好感が持てます。
    長いシリースですが、1巻ごとに話の内容は独立しているので、好きなタイミングで読むことができるのもありがたい点ですね。

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    2017年02月18日
  • ミスティーレッド はざまの街と恋する予言者

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    シリーズ1

    予言の能力を持つ王子と
    めっぽう明るくて頼りになる家庭教師の少女

    不思議な雰囲気のまま
    お話は進んでいって・・・

    家庭教師のリリーベルの
    予測できない行動が楽しい(笑)

    続けてお話を読んでみたくなる、始まりの本

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    2017年02月15日
  • 幸せ戦争

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    前庭を共有する土地に住む家族の”お隣さん”物語。
    元の地主でもある資産家・仁木家。
    仁木家夫婦と友人である美和のいる・能生家。
    共働きだということを理由に深いつきあいを避ける高井戸家。
    そこに新たに加わった氷見家。
    以前住んでいた堤家が、家を売って出て行ったのはなぜか…?

    登場する家族それぞれが、とても身近に感じられる。
    あぁ、こんなかんじの奥さんいるわ。とか、
    微妙な力関係やつきあいに、わかる、わかる、とうなずいたり。
    そして環境や立場は違っても、自分の心にも彼女たちがいることに気づかされる。


    ずっと転勤族で、どこに行っても”よそから来た人”だったせいか、
    元の地主さんが同じ区画に住む分譲地、なんだか肩身の狭い気分になりそうで住みたくないかも…。

    引っ越す先の”お隣さん”って、気がかりなもんですよね。

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    2016年08月12日
  • 幸せ戦争

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    ナツイチにつられて買いました。
    初めて読む作家さんです。

    一癖も二癖もある人々。
    その中では朝子と陽平が一番嫌いかな。
    朝子みたいな女っているなあ、なんて思いながら読んでました。一番嫌いなタイプ。

    うちのご近所さんはみんな同時期に越してきた人々で、これがすばらしいくらいにみんないい人ばかりなので、この本を読みながら「よかったなあ」とありがたみを再確認しました。

    陽平と多佳美のこととか、まだ解決してないことがある気がしてるうちに終わっちゃいました。

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    2016年07月20日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー29 王子とワルツと懐中時計

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    久しぶりのヴィクロテ、ほんわり楽しめた。
    シャーリーはいつまでたっても、焼きもちやきのところは変わらないんだろうな。でも、一人の恋を夢見るお子ちゃま女の子が少しオトナになる助けをしたんだから、キミも多少役に立った!
    あのシーンは、クリスとシャーリー二人きりより、のぞき見してた人がいてこそ、生きるなぁ☆

    アンソニーはどんどんかっこよくなっちゃって、彼にも特別な幸せが来てほしい。
    そしてぜひクリスの宮廷舞踏会デビューのお話を読みたい。

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    2015年12月03日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー9 恋のドレスと大いなる賭け

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    シリーズ9


    シャーロックの婚約者のアデル嬢登場!

    やっぱりクリスを応援しちゃうよねー

    ママもチラリと登場して、
    次間が気になる!

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    2015年10月25日
  • ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート

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    ヴィクロテと比べるとちょっと、もう一つ上が欲しくなる。
    これは作家さんにはお気の毒。

    『ベリー・カルテット』という美しい屋敷で起こった殺人事件を
    美貌の作家である貴族の次男坊ロイと、名執事の娘で新人
    メイドのシャノンが解き明かす。

    メイドといえば萌えという図式にうんざりしていた私には
    シャノンの聡明さはとても気持ちがいい。
    淡々としているけど、それは思慮深さの表れ。

    仕事や推理の場面では崩れないシャノンがロイの小説に
    夢中になる場面はギャップがあって愛らしかった。

    令嬢の生活が資産次第で、そこに愛や嫉妬が絡むのは
    ヴィクトリア朝も日本の平安時代ともよく似てて、はっとした。
    これを読むと『エマ』や『シャーリー』も読みたくなる。

    これからロイとのロマンスも進むとコバルトらしくなるかな。
    意外とアガットが好きだった。いそうだな、こういうメイド。
    そういう架空ならではのリアルさがある作品は良くなるから。

    次が楽しみだなぁ。
    もう少しページを増やしてミステリ専門の文庫に
    入ればいいのに。

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    2014年12月21日
  • 朧月夜の怪 薬師・守屋人情帖

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    薬師の守屋が人のつながりを元に謎を解いていく時代小説。
    守屋という人物の過去もなにもわからず、謎めいた感じでさらりと読めました。ただ、謎解きの部分はなんだかありきたりのものが多かった気がします。時代小説へ初挑戦だからなのか、謎解きに関することばかりが出てきて、余白というか町の情景などがあまり出てこなくて、その部分がちょっともったいない気がしました。ちょっと唐突な印象が。色んな意味を込めて、今後に期待してます。

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    2013年12月29日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー19 恋のドレスと聖夜の求婚

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    まさに「コテンパンシャーリー」でしたね。ドロシアは…救われるんですかね。そうなってくれないと困るけどうーん。かわいそうだけど自業自得だしなあ。

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    2013年03月27日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー17 恋のドレスと追憶の糸

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    ユベールの前に立ち塞がるクリスと、クリスの前から立ち去るシャーロック。あーあーあー。
    駅に向かうクリスの描写がぐっとくる。

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    2013年03月27日
  • ミスティーレッド ふたつの恋、ふたつの未来

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    2010年に書かれていて、まだ続きがないというのは、これで打ち止めか?
    う~ん、ちょっと魅力にかけるかもしれない。
    でも、登場人物や設定はいいので、もうひと頑張りして欲しいと思う。

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    2013年03月21日
  • ミスティーレッド はざまの街と恋する予言者

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    う~ん、ちょっと惜しい仕上がり。
    キャラクターを生かしきれていないというか、物足りない感じ。
    さらりと読める。
    ローズテーラーに代わる作品を模索中なんだろうなという感じ。

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    2013年03月21日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー6 恋のドレスと硝子のドールハウス

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    今回は恋だけじゃなくて親子の物語。クリスとリンダも親子なので、その前哨戦か。

    デイヴィットがいいキャラで心休まる。逆にユベールがこんなに出張ると思わなかったし、顔はいいのかもしれないけど偉そうだよね(笑)

    あとまさかのパメラの恋のさやあてが…イアン派です(笑)

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    2013年03月12日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー5 恋のドレスは明日への切符

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    ユベールと対決するクリス頑張った。今巻も8章が密度高くてなかなかスリリング。ついにアイリス退場ー。アイリスは中ボスポジションだったんだなぁ。

    さてラスボスは本当にリンダ・パレスなのか更なる黒幕が出てくるのか。あとこの巻も身分差恋愛でしたね。まあここんとこは女性が上なんだけど。

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    2013年03月12日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー4 カントリー・ハウスは恋のドレスで

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    気球とは!アイリスすげえな。

    199ページのシャーロックの独白が、なかなか率直で、まぁ生まれた頃からの責任というものに対する学習はそう簡単にぬぐえないし、彼の貴族としての立場をしっかりと見据える姿勢は悪くない。恋が正義とかぬっるい発想がないのが彼の良いところ。

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    2013年03月12日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー3 恋のドレスと薔薇のデビュタント

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    8章はどんでん返しに衝撃展開にクリスの自覚と、密度の高い章でした。楽しかった。
    そもそもお仕事小説というより、身分差恋愛小説なので、ケネスくんとファニーのこの先も前途多難感たっぷりですね。まぁケネスは一応貴族扱いだけど。

    しかし貴族階級の意識をちゃんと書いてるなぁと思うのが、決闘中止時の「紳士だと思っていたから」という発言。ただの商人じゃ駄目なんだっていうのが、なかなかえぐい。

    あ、ところでイアンがワンカット出てきましたけど、予想とだいぶ違ってました。衝撃。こんな可愛い顔だとは…ケネスはイメージ通り。

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    2013年03月12日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    パメラとクリスが仲良しでいいですね。闇のドレスは最初っからこういうポジションだったのか。

    あきさんの絵は女の子達がとてもかわいくていいのですが、アンディはもっと無骨で不器用そうなかんじのがあうなあ。

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    2013年02月28日
  • 【シリーズ】上海恋茶館 アール・グレイは琥珀のくちづけ

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    ネタバレ

    「紳士は、弱いものに力をふるわないのよ。だから、わたしは弱い限りは強くいられるんだわ」

    内容紹介です。

    楠木龍之介が上海に来て、ふた月弱。リリアン・ミルドレッドのもとに行方不明中の父ロバートから木箱が届く。中身は全葉の紅茶と白い花。この積荷を狙って、航海中、何度も盗難騒ぎが起きたらしい。案の定、メイファという姑娘が探りを入れに現れた。彼女を差し向けた者の正体と目的を探るべく、龍之介は紅麗路にある怪しげな妓館・花彩酒店に内偵を試みるが…。


    これからどうなっていくのか。予想がつきません。
    ただ一つ言える事は前作ヒーロー(?)シャーリーと同じくらい龍之介が苦労するだろうってことです。
    両想いになるのは早そうですが…。

    リリアが何を考えているのか、とか、龍之介の過去は、とか。
    気になることはいっぱい。
    これからどんな風にお話が進むのか、楽しみなような、なんとなく怖いような…。
    青木さんの作品なので、たぶんゆっくりゆっくり進むんだろうなぁと思いつつ。

    青木さんの丁寧な描写は好きなので、速度がゆっくりであることは気にはなりませんが、そういうのが苦手な人にはもしかしたらまだるっこしいかもしれません。

    まだまだ、物語は始まったばかりなので、これからに期待。
    龍之介は紳士ではないけれど、きっと「武士」なんでしょうね。
    正義感が強い!がそれがもしかしたら足引っ張っちゃうんじゃないの?なんて心配な今日この頃です。

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    2013年01月30日
  • 【シリーズ】上海恋茶館 ジンジャー・ティーは熱くまろやかに

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    ついに完結とありますが、やや速足だった気がします。
    でも後半は一気に読めました。最終巻、一番かっこよかったのはフェイでした。リリアは少女小説では珍しく、特別な能力とかないのに、堂々としたヒロインでした。「だって、わたし、ひとりでは何もできないんですもの」と斎城に言うシーンはなんだかおかしかったです。

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    2013年01月22日
  • 【シリーズ】上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン

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    ネタバレ

    「わたし、恋人が、ほしいわ」

    内容紹介です。

    二十世紀初頭、上海租界の英国人屋敷。両親が行方不明になって半年。十六歳ののリリアは保護者のフェイに支えられながら、愛する紅茶を淹れる日々を過ごす。あるひ、従兄弟のライオネルが、母国への帰国と結婚を迫ってきた。その目的は、ミルドレッド家の莫大な財産。その頃、家出同然に上海港に辿りついた日本人青年・楠木龍之介がいた。彼はリリアの恋人役を引き受けることになるが…。


    青木祐子の新シリーズです。
    前の『ヴィクロテ』が好きだったので、今回も手を出しちゃいました。
    そろそろコバルトから卒業しようと思ってたのに…。

    まあ、まだ始まったばかりですからね。
    とりあえず、登場人物の紹介の巻みたいな感じだと。
    それにしても、なんかいろんなベクトルの謎(伏線?)が散りばめられていて、これ、話の中できちんと解消されるよ、ね?と不安になりました。

    が、きっと青木さんなら大丈夫なはず!と期待しています。

    今回の当て馬(違う!)リリアの従兄弟であるライネルが半端なく哀れです。
    前作の貴族中の貴族、シャーリーとは似ても似つかない(当たり前!)
    確実に、龍之介とか、リリアとか、上海租界の方々の関係を紹介するためだけに登場した人、ですよね。
    あまりの小物っぷりに中盤で、きちんと最後までこの人事件に関係してくれるよね?
    あっさり殺されちゃったりしないよね?と違う意味でハラハラドキドキ。

    今回のお気に入りの言葉は、冒頭でのリリアの言葉。
    ここ読んでうっかり「ほしいって言って恋人が出来たら苦労しないわ!」と突っ込みました。
    かなりぽやぽやしていると思っていたリリアもちょっとイメージとは違ったし、龍之介の過去も気になるし、フェイが何故ミルドレッド家に忠誠を誓っているのかも興味をそそられるし。

    次の巻を読むのが楽しみです。
    ただ、今のところ、龍之介はタイプじゃないんだよなー。
    『ヴィクロテ』のシャーリーは結構好き、だったんだよね。
    ああいう氷の男が溶けていくのって、きゅんきゅんする(ちょっと気持ち悪いよ、私)
    龍之介の過去に期待!

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    2012年12月19日