小笹芳央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレモチベーションに特化した組織改革、経営コンサルティングファームを創業、経営している小笹芳央氏が著者です。
人的資本経営の1丁目1番地はエンゲージメント。従業員を簡単に解雇できない日本の労働法にも問題がある。働く個人は投資家であり、企業は選ばれる必要がある、など。共感、納得する内容が多かったです。中でも多くの事象を振り子で例える考えは素晴らしいなと。ご自身の経験だけでなく、他の方の意見ならびに参考書籍やイラストが多く、さらには経営層、マネージャー、働く人とそれぞれに向けた内容で章分けされている構成も秀逸だなと。多くの人に読んでほしい一冊だと思いました。 -
Posted by ブクログ
耳が痛いが、とてもためになる話が盛り沢山。
・仕事の報酬は金でなく、仕事。確かにそうだ。
・学ぶところのない人はいない。そんな気持ちで人に接しなければ。
・物事は全て「やるか、やらないか」
・「どうせ」「所詮」でなく「ちょうどよかった」
・1行日記のススメ。
・「最近の仕事が楽」と思ったら危険な兆候。
・「自分は誰に何を依存しているのか」自問自答してみる。そこで見つけた弱点に自己投資をする。
・「お前が育てた後輩はいるか」これは大事な質問だ。いなければ管理職失格。
・過去の振り返りでなく、外の世界を見てどう考えるかが大事。常に「今、何が適切か」を考える。
・思考停止状態から抜け出し、「無意識的 -
Posted by ブクログ
現代の風流に沿ってどのような組織・リーダーがいま求められているのかを客観的視点から納得できる解説をされている印象があり個人的に非常に楽しく読むことができた。
この本の通りにリーダーとして頑張ろうとするとやらなければいけないことが多すぎて鬱になりそうである。ただ総じて言えることはリーダーの行動1つ1つが組織の発展、チーム全体の成果、チームの雰囲気作り、メンバーのモチベーションに大きく関わっているということである。
また、後半のトリガーと臨界点の話も全体に通ずるが、リーダーがトリガーとなり臨界点をこえるまで根気強く続けることが当然ながらチームに大きく変化をもたらす。
リーダーはマネジメントす -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目9箇所。本書にしたためた「耳の痛い話」の数々が、あなたの次なる一歩へとつながること、そしてあなたの未来が大きく開けるきっかけとなることを心から願っています。今の若い人は、目先の小さな自由に逃げ込む傾向があるように見えます、厳しいようですが、ニートやフリーター、あるいは仕事をサボタージュする人は、その典型だと、私は思っています、でも今、小さな自由に逃げていたら、将来どんどん不自由な状態に追い込まれます、そうなりたくなければ一生懸命に仕事に向き合い、周囲と信頼を築き上げていくこと、自分の”信頼残高”さえ増えれば、自由になれるのです。社員はお金は出していないけれど、自分の時間や能力を組織