副島隆彦のレビュー一覧

  • 税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産

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    日本で官僚による課税強化の動きが著しく
    富裕層は資産を海外に移転することが推奨されている
    銀行経由の送金ではなく直接現金や金地金を手荷物で運ぶ方がいい
    国内においても銀行に預けるより金や現金のタンス預金が望ましい

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    2018年11月23日
  • 傷だらけの人生

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    この人と飲むとこんな話が聞けるんだろうな。臨場感があって面白い。失言じみた物言いもそう思って読むと気にならないかも?!

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    2018年09月28日
  • 迫りくる大暴落と戦争“刺激”経済

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    読書を趣味にしようと、1989年に社会人になった頃から追いかけている著者の一人が、この本の著者の副島氏ですが、彼の最新作(2018.6現在)です。

    米国大統領は戦争好きの民主党のヒラリーが破れましたが、アメリカは今までに共和党の大統領時代に何度も戦争をして好景気を創出してきている実績があるので、実業家上がりのトランプ氏も取り巻きに説得されて、戦争を始めてしまうのでしょうか。

    いま世界を見渡せば、戦争が起きるかもしれない地域は、残念ながら沢山ありそうですね。さて、副島氏は最新作の中でも、他の著者では難しいであろう「断言調」で、今後6年以内を予想しています。6年後と言えば、私は丁度還暦(60歳)、以前なら退職して年金暮らし、ということでしたが、この20年で状況は全く変わってしまいました。

    60歳以降も働く必要がありそう私にとって、今後6年間の動向(為替、株、国債等)は私の将来設計においてとても重要です。この本に書いてあることを参考にして、自分の将来計画を立てていこうと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・トランプは次の大統領選挙(2020)を乗り切るために全力投球する、勝利した翌年2021年に経済の手綱を緩めるので、株は暴落する。それを何とかして、3年後の2024年にすべてを放り投げる。ドルは暴落して1ドル40円程度になる、これがアメリカ資本主義の終わり、そして中国が取って替わる、戦前は1ドル6円程度であった(p35、63)

    ・バーナンキは2008年から翌年にかけて、QE1、QE2を行い、表面上は2.3兆ドルだが、本当は20兆ドルであり、これで銀行や保険会社を救った(p69)

    ・金融市場の巨大な崩壊は、リーマンショックの10倍の規模で起きる、合計1.2京円(120兆ドル)が染み出して崩れていく、これが崩壊するのは2024年(p83)

    ・GEまでが株価が13ドルでつぶれそう、かつて世界巨大企業番付でいつも1位であった、バフェットも去年、GE株を投げ棄てた(p88)

    ・自分の好きな、注目している株を買うべき、体制が変更した北朝鮮には各国から資本が入って開発が始まる、それが朝鮮特需である(p100)

    ・在韓米軍は引き上げつつあるが最小限の兵力は残す、烏山(おさん)群山(たんさん)の米空軍基地とミサイル部隊は残す(p111)
    ・2021年にはドルの暴落が起きて、1ドル60円台、2024年には40円台になる(p119)
    ・ドルががたつく2021年には、金が上がるだろう、6年後の2024年にドルの覇権が崩れる、それまで持っているべきである、1グラム1万円を軽く突破する(p120、125)
    ・金の支配権が、アメリカから中国に移る、金の現物取引の8割は既に上海で行われている、もうアメリカには金はない(p122)

    ・2015年8月に1元20円が、2016年8月に15円(円高)となった、それは中国で長期保有した大企業に成長した株を売って、ドルに替えて本国に持ち帰ったから(p136)

    ・1ドル=4元=100円とする、1ドル=80円となると、1元20円で止まる(p137)

    ・マイナス金利とは、資本主義そのものの否定である、成長たなくなる=金利がなくなっているから(p165)

    ・すでに穀物取引は、大連が世界最大、上海は石油先物を始めた、金も始めた(p174)

    ・次の大きな株の大暴落、金融崩れは、大恐慌につながる。1991年に崩壊したソ連に続いて起きるだろうアメリカ資本主義の崩壊である、これはゼロ金利・マイナス成長・銀行消滅の言葉にその予兆がみられる(p267)

    2018年6月3日作成

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    2018年06月03日
  • 米軍の北朝鮮爆撃は6月!~米、中が金正恩体制破壊を決行する日~

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    社会人になった平成元年頃から追いかけている人の一人が、この本の著者である副島隆彦氏ですが、彼の最新本です。最近は中国に実際に足を運んだうえでの、中国の解説が多いように思います。

    この本の中でも解説されているように、中国の成長は凄く、これはバブルではなく、19世紀中ごろまで世界のGDPの4分の1近くを稼いでいたころに戻りつつあるだけなのかもしれません。私の勤務する会社のアジア地区の本社が、数年前から上海となり、上海には毎年のように出張で出かけていますが、私もその発展ぶりはよくわかります。それに引きかえ、日本の発展は平成の世の中になってから、あまり発展しなかったように思います。

    この本では、今戦争が起こりかけていますが(丁度、昨日、アメリカがシリアにトマホークを打ち込みました)、米国が北朝鮮を今年(2018)6月に攻撃し短期間で終わらせて、その後処理を中国が行うとしています。それでも、トランプ大統領なので短期間で終わらせて撤退するとのことです、もしクリントンがなっていたら、ずっと戦争状態が続いていたようです。あと数か月で副島氏の預言の是非がわかります、今年前半も目が離せないですね。

    以下は気になったポイントです。

    ・北朝鮮からの先制攻撃があったあとは、1)米軍ミサイル巡洋艦、2)原子力潜水艦、3グアムにいるB52が搭載している、バンカーバスターによる攻撃がある(p28)

    ・日本政府は、秘かにいつでもすぐ(2か月以内)に核物質(高純度プルトニウム)と、宇宙ロケット(弾道ミサイル)を持っていて、いつでも2つを合体させることができる(p43)

    ・北朝鮮がもう1回、核実験をやるか、あと1回ICBMの最新型(1万キロ以上飛ぶ)の発射実験をした段階で、国連が許さなくなる(p68)

    ・7月4日のアメリカ独立記念日の前に片付けたいので、遅くとも6月までにアメリカが攻撃が踏み切る可能性が高い(p72)

    ・原子力潜水艦には1隻あたり154発のトマホークが搭載、10隻が参加、これに加えて、空母、イージス艦、巡洋艦から400発発射するとして、合計2000発以上が、北朝鮮の700か所のターゲットをピンポイント攻撃する(p74)

    ・アメリカ軍需産業に、爆撃代で2兆円ぐらい儲けさせて、兵器の在庫一掃をする、そうすればあと4-5年程度戦争をする必要がなくなる(p89)

    ・今は、通信衛星、偵察衛星、偵察機、エシュロン、ヒューミント情報、これらの情報をクロスチェックして情報分析、状況判断をする(p94)

    ・中国は、金正恩体制を崩壊させて、金漢率の政権を作らせる、彼は2017年2月13日に、マレーシアの空港で暗殺された金正男の長男である、しかし彼は22歳とまだ若いので、金正恩の叔父にあたる、金平一が候補であろう(p95、98)

    ・2017年12月22日、国連安保理の追加制裁決議は、中国もロシアも反対せず、15対0の全会一致で可決した(p113)

    ・戦闘爆撃機の訓練と、空母艦隊と潜水艦から発射するミサイル発射訓練をやっているのに、報道はあまりなされない。これは今までの歴史と同じで、戦争が始まる前はいつもそうである(p119)

    ・金日成は、ソビエトが戦後にモスクワから連れてきた青年、この事実は最近はテレビも報じるようになった、抗日戦争の英雄で日本の陸軍士官学校を出ていた本当の本物の金日成は、すでに死んでいた(p160)

    ・米軍に誘われた日本軍(自衛隊)が38度線で北朝鮮軍と遭遇したら、韓国軍は北朝鮮軍と戦わずに、米軍や日本軍とにらみ合うだろう(p162)

    ・アメリカの若者を外国で死なせてはならない、というのは軍事外交政策の基本であるが、アメリカの存亡の危機が迫るとアメリカは戦争を決断する。これはトランプが大統領だからではない、アメリカの伝統的な思想である(p166)

    ・アメリカファーストとは、アメリカの国益重視という意味ではなく、アメリカ国内問題が第一、外国の事は第二、と訳すべき(p170)

    ・クリントン、オバマ、ブッシュも、エルサレムを首都に認める、という立場であったが、アラブ人の反発が恐ろしくて、この法律に署名できなかったが、トランプはそれをやってのけた。だからアメリカのリベラル勢力の民主党であっても、いつもと違って、この件はトランプを全く批判しない(p178)

    ・北朝鮮戦役に投入される部隊は、瀋陽軍区の師団が多いだろう、ここには薄熙来の息のかかった軍人が多い、彼らを投入して始末する気であろう(p193)

    ・世界は中国を中心に回り始めている、アメリカ合衆国が世界覇権国である時代は少しずつ変わり始めている、AIIBは次の世界銀行の受け皿になろうとしている(p202)

    ・2016年末に習近平は、7大軍区(各々が軍閥)を、5大戦区(北部:洛陽・済南、中部:北京・石家荘、東部:南京・福州、南部:広州、南寧、西部:蘭周・成都)へと大改革した(p208)

    ・現在のアメリカの対中国の貿易赤字は年間44兆円(日本:8兆円、ドイツ:7兆円、メキシコ:9兆円)(p218)

    2018年4月15日作成

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    2018年04月15日
  • 銀行消滅――新たな世界通貨体制へ

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    この本で、次のことを知った。
    ・イタリアのモンテ・パスキという同国内3番手の銀行が実質破綻し、2017年7月にイタリア政府から7000億円の公的資金注入を受け、国有化された。
    ・事業所得は五棟十室を超える規模との大審院判例がある。つまり、月30万円、年間500万え程度であれは、事業所得として税務署に申告する必要はない。
    ・日本政府は毎年30兆円規模の米国債を米国政府から買わされており、残高が1200兆円と、日本の財政赤字と同額となっている。
    ・統一教会の今の名前は、世界平和統一家庭連合といい、安倍晋三、小池百合子が信奉者てある。

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    2018年02月25日
  • 銀行消滅――新たな世界通貨体制へ

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    銀行消滅、という過激な本のタイトルですが、最近のニュースを見ていると頷けることかもしれません。かつて10以上あった銀行は4つのメガバンクに集約されました、会社の売上・収益は数字で見る限りは好調に見えますが、最近相次いで合理化計画が発表されています。

    自分の生活を振り返ってみると、銀行に行くことが徐々に減ってきています。ATMにも行くことはありますが、現在ではコンビニに行けば事足りますし、郵便局の口座からであれば手数料もかからないので、まさに御財布代わりになっています。

    以前は送金手続きに窓口に行くこともありましたが、最近では専ら、携帯電話から振り込んでいます。また今年(2017)初めて使ったので私にとっては忘れられない年になりそうですが、お金を送金する代わりに、仮想通貨を送りました。通貨とは、受け取る側が承諾すれば、今まで使っていた「日本円」に拘る必要が無い、改めて通貨の定義を理解しました。

    また海外にお金を送金するときには、まず日本円をドルに換えて、さらに高い手数料が毎回かかりますが、仮想通貨なら両替不要、手数料もほぼゼロと考えると、多くの人が使い始めるだろうことも予想されました。そういえば、今年初めて中国でWechat Moneyを使いました、たった3日間でしたが、それ無しで過ごすことはできないと思ったほどです。

    そんな意識になっている私にとって、この30年間ずっと読み続けている副島氏の最新本(2017.11現在)です。現在使用されている通貨が、仮想通貨に変わるかどうかは分かりませんが、日本の元号が変わるころ(本日付の新聞で元号は2019年5月1日開始)には、かなり世界が変わっているかもしれません。その時に、この本で書かれていたことを検証してみたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・基本物質の全てを大きな籠(バスケット)に入れて総量を金額換算した、コモディティ・バスケットによって裏打ち(担保)されたとき、この地上に新しい世界通貨体制ができる、そして世界の中心は、ニューヨーク・ワシントンから、ユーラシア大陸(ユーロッパ・アジア)に移っていく、その中心都市は、カザフスタン国のアルマトゥであろう(p6)

    ・銀行の支店で行われているお金の扱いの窓口が不要になりつつある、銀行ATMがコンビニに置かれている。三井物産・セブンイレブン・セブン銀行、三菱商事・イオン・ミニストップ・イオン銀行、三菱商事・ローソン・ローソンATM、伊藤忠・ファミリーマート・イーネットの4つがある(p36)

    ・ファミリーマートは、元は共同石油がつくった、AMPMと、長崎屋のサンクス、ユニーのサークルKが糾合して「ファミマ」になった、コンビニATMは2006年頃に、メガバンク、13年頃に地銀全体のATMを抜いた(p38、39)

    ・クレジットカードは、5つの会社(ビザ、アメックス、マスター、JCB、ダイナース)であるが、これに銀聯カード(ユニオンペイ)が成長している(p46)

    ・三菱東京UFJはアコム、三井住友はプロミス・モビット、新生銀行はレイクと、サラ金を傘下に収めた、キャッシングが儲かるので(p49)

    ・スイカとPASMOは、2013年3月から相互利用が可能となった、鉄道運賃を降りる駅で決済するので、その間の支払いの分け合いが難しいので、上限が2万円(p53)

    ・アリババの電子決済サービス(アリペイ)の利用者は4億人、ウィーチャットペイは7億人、中国の消費者にとっては生活インフラになった(p56)

    ・2017年4月に予言した内容は、北朝鮮に対する米軍の攻撃(空爆)が2018年4月に起きる、バンカー・バスターミサイルを撃ち込む、核施設120か所の全てを破壊する。中国軍が進撃して、現体制を崩壊させる、1か月で終了する(p66)

    ・クレジットカードのような決済手段にビットコインが取って代わることはあるだろう、しかし政府の統制が効かないビットコインは、通貨そのものの代わりにはならない、流通量が増えれば、政府は規制をかけるだろう(p85)

    ・バブル景気のころの1万円が果たしていた役割は、30年後の今は、1000円が果たしている。だから10000円札がなくなってもいいという議論がでてきた、43兆円分のタンス預金をあぶり出す動きと連動している(p88)

    ・現在の金価格は、ニューヨークとシカゴが決める先物市場の値段であるが、もうすぐこの価格決定権が、ロンドンと上海の現物市場に奪い返される、1988年にアメリカが、イギリスの「ロスチャイルド家の黄金の間」から奪い取って以来(p98)

    ・2018年中には金の小売の最高値を抜くことはほぼ確実になってきた、あと3年くらい余裕をもって、グラム1万円になるまで手放さないほうがよい(p101)

    ・コンピュータで国税庁がマイナンバー管理をできるようになるまで、まだ何年もかかる。税務署のコンピュータシステムが民間企業のものと直結するわけはない(p107)

    ・シンガポールという国を裏側から支えてくれる大きな力はない、それに対して香港は、後ろ盾が北京の共産党政府、HSBC銀行は立派な銀行である(p108)

    ・5棟10室から上の収入の規模が事業所得となる、それまでは生活収入である(p112)

    ・14世紀にベネチアで鋳造した金貨(ダカット金貨)は、欧州内で18世紀まで流通した、欧州の一番の金持ちはベネチア共和国であり、各国の王国ではなかった(p122)

    ・いったんビットコイン(仮想通貨)を買うと、おそらくもう日本のお金(現金)には戻らない、ビットコインは決済手段である(p126)

    ・法律による管理統制という考えを打ち破っていこうとする動きは、これから起きる、あと5年で、通貨とは何か、の考え方も相当大きく変わる(p165)

    ・仮想通貨が、実物資産と結びつくならば、実体のある資産で仮想通貨が保証、担保されるなら、それが新しい世界通貨となるだろう(p166)

    ・あと10年は電気自動車はダメだろう、トヨタのハイブリッドカーと、水素社会=燃料電池のほうがあと10年は保つだろう(p195)

    ・日本政府は外債=米国債を30兆円ずつ毎年買わされている、なので円を売ってドルを買っていて円安になる。累積米国債は1200兆円であるがこの数字は表に出ない、その数字がピタリと日本の財政赤字1200兆円となる、多くの外国政府が日本国債を買いに来ているので、円安にならない(p220)

    ・米国連邦政府だけの累積債務は20兆ドル(2200兆円)これに50の州、40の巨大都市の借金が40兆ドル、合計60兆ドル、利子が1%増えると年間で66兆円の利払いになる(p223)

    ・2018年2月に韓国で冬季五輪、3月に中国で全人代で国家体制としての指導部が正式承認、4月に北朝鮮爆撃、6月から1か月間ロシアでサッカーワールドカップ(p241)

    2017年11月23日作成

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    2017年11月23日
  • 税金恐怖政治が資産家層を追い詰める

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    この本の著者の副島氏の本を読み始めてから、かれこれ20年は経過するでしょうか。本の帯にある著者の写真を見ていると、随分と時間が経過したなと感じます。

    彼の本の中には、世界経済の解説が最新の情報を踏まえてなされていて納得感もありますし、実際にも多くがその「予言通り」になっています。

    この10年間くらいの彼の本には、富裕層・資産家層が自分の資産を守るためにはどうすればよいか、が書かれていたと思います。結論としては、海外で資産・預金を持つ、日本国内の有望な株に投資をし、売買のタイミングに注意する、実物資産としては「ゴールド」を保有する、というものがメインだと思います。

    私の個人的な状況(子育て・家のローン等)を考えると投資を開始できるのは、いつからになるのか心配です。実際にどの程度の額を投資に回せるかは難しい問題だとは思いますが、この本に書かれている内容を参考にして、10年後・15年後に、検証できれば良いなと感じました。

    以下は気になったポイントです。

    ・レーガン大統領は、今のドナルド大統領と同じくらいアメリカの保守派(共和党)の人々に愛され、尊敬された。あのひどい税金取りをなんとかしてくれ、と叫び声をあげた。トランプはレーガンの再来であり、人々に強く待望される大統領である(p19)

    ・パナマ文書問題は、森元首相が間に入って「甘い判断をしてくれ」というような言い方をして、国税庁・金融庁に圧力をかけて、立ち消えになった(p32)

    ・イギリス経済警察は、大英帝国の植民地だった国々(カナダ、オーストラリア、南アフリカ、香港、シンガポール)を、今でも査察・監察・検査する権限を持っている。インドは怒って出て行ったが、どうも入っている感じ(p56)

    ・パナマ文書において、アメリカの大富豪や権力者たちの数千人分はしっかり隠した、パナマ文書流出の裏側の真実は、もう世界中に資産を逃がしても無駄だから、アメリカにお金を持ってきなさい、というもの(p57、59)

    ・トランプは、1991年にホテルニュージャパンの横井氏を誘って、エンパイアステートビルを一緒に購入した、横井氏に4千万ドル(54億円相当)出させて、最後はトランプがこれを奪った(p59)

    ・アメリカに不動産を買うと、いざという時に売りにくい。外国に資産を持ち出そうとするという段階で、法律で邪魔をしてくる。こればタックスヘイブンとの違い(p60)

    ・タカタのリコール問題騒ぎは、本当はアメリカがタカタ製品を装着していたホンダを狙ったもの、ホンダ・タカタで30億ドルくらいを賠償金として、米司法省が奪い取り、アメリカの財政赤字を埋めるために使われる。トヨタも、ハイブリッド・ABSブレーキ制御システム問題で、合計5兆円取られた、表面に出たのは1200億円程度(p63)

    ・北朝鮮は現在、50階建の高層ビルが、どんどん建っている。資金を逃がしてきた金持ちたちによる投資がどんどん来ている(p67)

    ・逃がせ隠せの20箇条(抜粋)、1)海外から海外への送金は大丈夫、2)孫には直接現金で渡す、3)金は4200円を切ったら買い増す、4)海外不動産は買わない、売れないので、5)田舎の不要な不動産は今のうちに売っておく、6)銀行に預金を預けっぱなしにしない(p70)

    ・いまの消費税は2021年4月からインボイス方式に変わる、中小企業、商店街から全ての取引から消費税をとることになり、ますます日本の景気は悪くなる(p88)

    ・土地の価格は、時価以外に、路線価(財務省)、土地公示価格(国交省)、固定資産税課税台帳価格(総務省)の4種類あるが、その中では相続税を決める時に用いる、路線価が一番力を持っている。毎年7月頃国税庁が発表する(p104)

    ・財務省は路線価を変えようとしない、だから田舎にある不要な土地や家は早く投げ捨てるしかない、都内の不動産も賃借人がいて家賃がとれるもの(p106)

    ・2018年以降の20階建て以上の新築高層マンションは、固定資産税と相続税を引き上げる方針が決まった、タワーマンション節税に課税強化している、これが空室率の休息悪化につながっている(p108、113)

    ・昭和21年の2月に預金封鎖をしてから、あっという間(同年12月)には10倍、次の年には食料品や床屋・銭湯・新聞代が10倍になった。1円札、10円札が消えて、板垣退助の100円札が当たり前、聖徳太子の1000円札となった、1960年のサラリーマンの初任給は1万円だったが、1970年には10万円となった、(追加)私の初任給(平成元年1989は、18万円)(p135)

    ・およそ3年後には一人が下せる預金額は、月に500万円程度になるだろう、現在でもATMでは1日50万円となっている(p137)

    ・今の10,000円札で1億円持っている人は、新札切り替えで打撃を受ける。実物資産のゴールド、食料品を冷凍倉庫ごと買うことを本気で考えるべき、これが単なるほら吹きかどうかは、5年後にはっきりする。それくらいの自信を持っている、日本は緊急事態・非常事態が迫っている(p138、139)

    ・2016年2月に、欧州中央銀行は、発行している500ユーロ札を発行停止した、金融統制をうまくするために、現金を消す努力をしている(p140)

    ・住民票を外国に移して困るのは健康保険がなくなること、国籍はそのままなので年金はもらえる、税金分が天引きされない(p144)

    ・ウォール街のウルフ(ディカプリオ主演)という映画は、世界の金持ち達の資産移しの身につまされる現実が描かれている(p148)

    ・2017年からのトランプ政権の大方針は、実物経済重視、エネルギー資源重視であり、金融政策1点張りはやめる。株価等の操作で、利益がでているような国家運営は止めると決めた(p154)

    ・これからは、ウィーン金貨、メイプルリーフ金貨といった金コインを買うべき。現在1オンスが16万円程度であるが、やがて30万円になる、つまり、現在の30万円が10分の1になる、他の物価も全部10分の1となる。実物資産に比べてお札の力が弱くなっている(p160)

    ・レーガンが当選したのは、カリフォルニア州知事をしていた時、同州で起きていた「税金の取り立てがひどい」という反税金裁判の原告たちをレーガンが支援したから。今度のトランプ当選も同じ感じで、トランプはレーガンの再来であると言われている。トランプ選挙対策本部の主要メンバーは、80年代のレーガン主義者であり、アイビーリーグ卒業者はいない(p254)

    2017年7月9日作成

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    2017年07月09日
  • 日本が中国の属国にさせられる日

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    副島隆彦が、マックス・ウェーバーを非難してるのがおもしろい。
    一方で、ウェーバーの共産主義批判を高く評価してもいる。

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    2017年06月27日
  • トランプ大統領とアメリカの真実

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    トランプ大統領の当選をずいぶんと前から予言をしていたということなので、何によってその判断が可能になったのか興味がわいたので読んでみた。
    いわく、キングメーカーであるキッシンジャーに頭を下げて会いにいったからだという。また、ヒラリーになると第三次世界大戦が起きると母親たちが本気で心配をしているからだという。トランプは勝ったので、どこまで言うことを信用していいのかわからないけれども書かれていることの多くは裏ではどうのこうのというものが多くて、どこまでシリアスなのかわからなくなった。

    副島さんという人がどういう人か知らなかったのだが、Wikipediaなどで見るとアポロ月面着陸やホロコーストを否定していると書かれてある。うーん。

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    2017年01月09日
  • トランプ大統領とアメリカの真実

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    なぜトランプが次の大統領か。トランプがキッシンジャーに頭を下げて会いに行ったからだ。
    ヒラリーが大統領になったら、大きな戦争を起こしそうになる危険があるとか。
    大統領選の結果はいかに・・

    2016.10.9

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    2016年10月09日
  • 世界連鎖暴落はなぜ再発したか

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    自慢4割、愚痴3割という感じだが、先を見通す力はありそうということはわかった。
    経済だけでなく、その背景となる政治や企業の動きや歴史の知識が豊富で、その辺を読みたくなる。

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    2016年05月22日
  • 信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた 驚くべき戦国時代の闇

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    タイトルを見れば分かるとおり、かなりトンデモな内容の本。ただ、戦国末期から織豊時代にかけて一気に広がったキリスト教の影響力について、考えさせられるキッカケになった点は良かった。

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    2016年05月10日
  • 信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた 驚くべき戦国時代の闇

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    信長がイエズス会に爆殺されたとする説は、当時の状況と、天守閣と天主教(キリスト教)との類似などから筋が通っていると思える。他方で、歴史書は著者の主観が強く反映され、他に証拠がない仮説も多い。

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    2016年04月03日
  • 税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産

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    日本は成熟国家となり成長はない。貧乏国で収益手段を持たない官僚たち、金持ちたちから以下に税金をとるかの動きになっている。口座からの出金額規制、海外送金統制、マイナンバー、NISA、相続時精算など。金現物を手許に持て。

    被害者として書かれている具体例が大金持ちなので、同情というよりむしろ、集めたお金を社会のために有効に使ってもらいたいと思いますが。。問題は公平に使われていないという不信感かな。

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    2016年05月07日
  • 余剰の時代

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    少々言葉使いや文章が荒い。わかり難いところもあったが著者の言ってることは全くその通りだと思う。多分誰もが意識の下では考えていることなのだろう。とても言い難いが長生きは世の中のためではない、は同意せざるを得ない。
    また、今福祉や平等が叫ばれる中そもそもそれを信じることに疑いを向けるという視点は自分の中に新たな指標が出来たと言える。

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    2015年10月11日
  • 余剰の時代

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    いつもは単行本で出されているこの本の著者の副島氏の本を新書コーナーで見つけました。偶には副島氏も新書で書くのだなと、本屋さんで手に取りました。

    余剰の時代というタイトルなので、日本が経験した「デフレ」についての解説かなという気持ちで本を開いてみたのですが、はじがき、を読んでみると、どうも雰囲気がいつもと違いました。

    彼はこの本を書くにあたって、かなりの覚悟があったようで、本を書き上げるにあたっても、多くの文献を読みこんだ様です。「余剰」という問題は、彼によれば、欧州で100年ほど前に始まった、解決不能な問題で、いまも日本も含めて多くの国が苦しんでいるということです。

    デフレを脱却する、と日本でもアベノミクスが、インフレ(成長?)を目指して頑張っていますが、「余剰」が問題であることを、この本を通して私なりに理解したいと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・ルソーはフランス革命の人権思想と、平等思想の過激な革命の生みの親である、あまりに過激な平等を唱えると、人間社会は地獄になる。これが、ソ連や中国で暴走した(p37)

    ・ケインズもヴォルテールも同じく、悲観的なペシミズムから考えている、「目の前の問題を解決することは容易ではない」という考えで、それは「余剰=surplus」の問題で、人類にとっての余剰こそは解決することができない最大の巨大な問題である(p40)

    ・夢、期待、願望、望み、で生きると失敗することが多い。注意しなければならない、注意する、用心する、警戒する、疑ってみる、「あっ待てよ」と思って考え直すことが大事である。「すべてのことはそんなにはうまくゆかない」(p58)

    ・自分がいま考えていることを、自分に向かって「この考えで良いのか」と、真剣に時間投入しないとダメである、その思考過程を持つことが大事(p61)

    ・日本の大企業は1400社、その周りに子会社、関連会社が20万社、そこに属しているのが大企業系サラリーマンで、この他に280万くらいの中小企業がある。この他に120万人の個人事業主がいる。給与所得者(サラリーマン)=法人や個人事業主に雇われている、が3000万人いる、そして公務員が440万人(国家公務員;100万人)(p67)

    ・戦争とは、新しい形での権力者たちによる人々への支配の継続である、戦争になったら社会の下に人ほどたくさん死ぬことになる(p69)

    ・過剰生産になり大量に余ると、ほかの若い人たち向けの洋服など要らない、ということになる。これが日本でも2000年に入って現実に起きた現象。しかしその始まりは、100年前のヨーロッパで起きていた。過剰生産、そして過剰労働力の問題に突入していた(p72)

    ・余剰がなかった時代には、商品(工業生産物)は本当に価値があった、労働者がつくったものは有難かった(p72)

    ・先進国で作りすぎて余ったものが、ものすごく安い値段で出回るので、貧困国・新興国のほうがどんどん豊かになっている(p74)

    ・メガフロート(巨大な浮体構造物)をつくり、その上に空港や都市をつくるといい。地震にも津波にも強い、作るために鉄鋼をつかうので、製造業と造船業が儲かる(p79)

    ・メガフロートは、空母と同じ機能を持つ。今の10万トンクラスのアメリカの空母でも、長さ333メートル、横幅70メートル。メガフロートは長さが10キロもある(p82)

    ・帝国というのは、ただ単に隣の国の領土が撮りたくて戦争をするのではない。民衆を食べさせるために溜まった巨額な赤字のために帳簿が回らなくなり、これを燃やし尽くすために戦争をする(p83)

    ・帝国は、都市でブラブラしている若者50万人くらいを兵隊にして、砂漠地帯まで連れて行って戦争をさせて死なせる。殆ど帰ってくることは無かった(p84)

    ・人間は要らないといったら全部殺せということが本当に行われた、単に相互の苦しみが激しかったから、というだけでは説明がつかない。戦争の恐ろしさは、余剰なものを処分するという発想が根底にある(p87)

    ・税金と法律の強制で、平等社会をつくってはならない、人は(なるべく)平等である(べきだ)(しかし実際はそうではない)ので、憲法でも法の下の平等としか書けない(p116)

    ・現在のアメリカは、オフショア・バランシング理論、といってオフショアでそれぞれの地域を対立させて均衡させればよいと考えていて、アメリカの兵隊を出すことはしない。しかし2年後にヒラリーが大統領に当選したら変わるだろう(p159)

    ・投資の世界でよく言われるが、そんないい投資
    の話があったら人になんか勧めずに、自分だけで買うだろう(p181)

    ・人生の6つの重大事、1)大学受験、2)会社に入ること、3)結婚相手を見つける、4)家を買う、5)ローンに耐える、6)子供を産んで育てる(p185)

    ・大組織にいる人間たちほど、本当は落ちこぼれなのだと言った方がいい、でもこれは言わないことになっている(p186)

    ・日本国憲法を含めて憲法というものは、公務員たちに対する命令である、公務員は国民の権利を絶対に侵害するなという命令である(p190)

    2015年5月9日完成

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    2015年05月09日
  • 新版 決然たる政治学への道

    Posted by ブクログ

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    アメリカ人は、日本、これまでに二度、丸裸にしている。

    だから、日本に対して、何の幻想も持っていない。27
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    十九五〇年に始まり、十九九一年に終わった、四十年つづいた核兵器均衡の上に成り立っていた、この「非政治の世界」が終わり、今や、この地上に、本当の政治の時代がやって来たのである。45

    もはや、消滅した。日本は、ソビエト・カードを失ったのだ。149
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    全ての人が偽りではなく、正しく「名」を使う政治社会の秩序を作ること、これが「政治」だ、と言っているのである。57

    「名」と「実」とが、ずれるということは、世界がずれる、ということだ。58
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    日本人が、西欧近代に立ち向かうために初めて作った「政治のコトバ」こそは、まさしく「国体」であったのだ。67

    討幕運動の行動規範の素になった思想は、吉田松陰によって「宣言」(マニフェスト)されたのである。

    彼らの頭の中には、彼らを共通に支える新国家イメージが完成していたのであり、彼らの「エートス」は、出来上がっていたからである。
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    文化的・技術的・思想的に遅れている国は、進んだ国から見れば、みっともないぐらいに行動が丸見えになるということがある。308
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    なぜ、ロシア知識人は根絶やしにされたか333

    「財産権」と「自由権」は、そもそも誕生の時から合体して不可分のものなのである。334
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    2014年09月21日
  • 闇に葬られた歴史

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    歴史の謎もの、特に本能寺の変の真相が気になる人は多いはず。自分もその手の本は片っ端から手に取ってしまう。砲撃の説は自分にとっては新しく疑問もあるが面白い。いろいろな説があり、自分がならった頃と通説が変わってきているものもあると思うが、今の子供達はどう習っているのだろうか。

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    2014年09月08日
  • 金融市場を操られる絶望国家・日本

    Posted by ブクログ

    社会人になって物心ついたころから世界経済の動向を理解するために、この本の著者である副島氏の本を読んできました。

    彼は自分で調べて自分の言葉で本を書いているという姿勢が好きで、自分の書いた事に常に責任を持っています。どちらにも取れるような安全サイドのコメントは無く、断言していることが多く読んでいて気持ち良いです。

    特に印象に残ったのは、昨年末(2013.12)に行った安倍氏の靖国神社参拝がなぜいけなかったのか、初めて分かりやすい解説を読みました。

    また金価格の今後の動向について、また各国がアメリカのFRBの金庫に委託して保管してある金塊がどのようになっているのかも興味ある内容でした。金の価値は不変なので現在のように金価格が乱高下しているのは、通貨の価値が不安定になっていること、また株式市場は人間の手には負えないロボットが操作している特殊なものになっていることも驚きでした。

    このような経済状況において私達はどのようにすべきか、考えさせられた本でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・日本の株式も先物取引化して、かつ指数取引になってしまっていて「日経300」「JPX日経400」のような平均株価の売り買いが全体の7割を占めている(p16)

    ・アメリカの政治家たちは、アベノミクスの円安を許容しないと言い出しているので、円は本来の90-80円に戻っていく(p19)

    ・アメリカの債務上限問題は2/12に、今年(2014)の分は解決した。これで18.2兆ドルとなったが2年後には20兆ドルになり、それが限度となるだろうA(p24)

    ・中国は公表分のみでも日本よりもずっと多い、4兆ドルの米国債があるが本当は20兆ドルである。これを1割でも売れば債券市場は暴落する(p26)

    ・金はこれから急上昇する勢いがある、米財務省とFRBが金価格を不正に操作してきたことが、ドイツ政府の調査でばれたから。目安は1オンスで1200ドル、1g=4000円を切ったら買うべき、ジョージソロスも2014.1から買い始めた(p29、33)

    ・従来の法人税は、粗利益から販売管理費を引いた営業利益に対してかかるので赤字企業には課税されなかったが、消費税は粗利益に対して課税されるので辛い税金となる(p42)

    ・欧州はECB総裁が無制限で救済資金を供給すると宣言(マドリッド条約=マーストリヒト条約違反、p125)したので、どの国も危機にならなかった。スペイン、イタリア等の国債暴落にかけていたアメリカのヘッジファンドは予想が外れ、その次の儲け口として日本市場を狙った(p66)

    ・65歳で年金受給者になる「年金一年生」の人々がもらえる年金(大卒36年勤続)が、5年前は月23万円が、今では18万円にまで減少している(p94)

    ・東京以外の日本の土地の価値は無価値(資産価値ゼロ)になっている、これは太平洋側の全ての港町に現われている現象で誰も言わない(p112)

    ・日経平均の先物は大証で取引されるが、既に外国資本(シカゴ・マーカンタイル取引所=CMEというシカゴ先物取引を独占している)に乗っ取られている。だから彼らには東証の動きが事前にわかる(p131)
    ・15年前にAI人工知能の世界的権威であったMIT教授(ミンスキー氏)が、人工知能の完成は500年かかると言ってしまった、それからCA(コンピュータアシステッド)という名称になった(p138)
    ・アメリカの住宅価格の値上がり(2013年は16%)は、500万ドルもする高級住宅地のみ(p149)
    ・2014.3から、銀行が預金に対して預かり手数料として、マイナス金利を取ると言い出した(p175)

    ・アメリカ政府が保有しているはずの合計8100トンの金塊のほとんどは消失している、理由は年間50兆円の貿易赤字の決済のために金準備を取り崩していたので(p199)

    ・地球上で1年間に2700トンの金が採掘されていて、その1割以上の370トンが中国で生産、本当はこの倍かもしれない。さらに中国は毎月200トンくらいを香港経由で輸入している。現在でも1万トンはあるだろう(p207)

    ・三菱マテリアルは個人向けの金の売買を中止しつつある(p214)

    ・安倍首相や現職大臣が靖国神社に参拝すると、サンフランシスコ講和条約違反(東京裁判の判決を受諾したものの減刑はできないという11条)となる(p233)

    ・昭和天皇が1978年以降に靖国神社に参拝しなくなったのは、A級戦犯が合祀されたから、アメリカは無兵戦死の墓は、日本では千鳥が淵であると認定した(p234,237)

    2014年5月18日作成

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    2014年05月18日
  • 陰謀論とは何か 権力者共同謀議のすべて

    Posted by ブクログ

    サラリーマンは奴隷。
    教育は洗脳。

    のほほんと暮らしていると、つい見過ごしがちな恣意的な世の中のバイアスに我々は無頓着過ぎますね。

    ここに書かれている陰謀論全てが正しいかどうかではなくて、その視座を持つことが大切なんじゃないかと思います。陰謀論がトンデモだという乱暴な理論を持つ人は「歴史」を勉強したことがあるのかと。

    本書は個々の陰謀論についてはあまり深く掘り下げておらず、著者の各陰謀論(ではなく権力者共同謀議)に対するスタンスや陰謀論業界(!?笑)の自身の立ち位置の再確認といった意味合いが強いようです。

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    2013年11月09日