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「陰謀論」は日本では「一般的によく知られた事件や歴史の背後に別の策略があったとする、信憑性に乏しい説」とされる。だが元のconspiracy theoryを正しく訳せば「権力者共同謀議理論」。1963年のケネディ大統領暗殺をきっかけに、米国の民主政治が特殊な権力者たちに操られているのではないかという疑念と怒りから広まった理論である――。陰謀論者の烙印を押された著者が、陰謀論の誕生と歴史、フリーメイソンに始まる代表的陰謀論の真偽を解き明かす。日本一わかりやすい全貌究明本。
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Posted by 読むコレ
日本における陰謀論の成り立ちから歴史などが幅広くまとめられている一冊です。
陰謀論は荒唐無稽なマニアの妄想だという説が流布していますが,日本に入ってきた段階で,つまり翻訳の段階で言語の誤差により解釈が間違っているということや陰謀論ではなく権力者共同謀議論であるという指摘は正鵠を突いていると思っています。
こういった事象は陰謀論に限らず,何らかの翻訳本を読まれた経験のある方であれば,翻訳者の翻訳のレベルや解釈によって,そこに書かれている本来の意味が伝わりやすかったり伝わりにくかったり,全く別物となってしまったりという印象を味わった事は少なからずあるはずです。
伝言ゲームと同じで,間に多くの中継者が入るほど,元々の言葉や本来の意味(意図)が正確に伝わりにくくなっていくという事が分かります。
根拠と証拠に基づいて論証していくと,権力者共同謀議、即ち談合は存在するという指摘です。
勿論,全ての物事が一部の人間の思惑通り行くわけではないし,時代の流れによって権力者は移り変わっていくものですから,世界中で起こりうるる,ありとあらゆる出来事で謀議が行われているということではありません。
世界の流れを知る上で,あるいは様々な角度から真実を見極める為の判断基準を補う一つの視点として意識することは必要かと思います。
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