飛浩隆のレビュー一覧

  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

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    飛浩隆ファンを自称してたけど、この評論随筆集(というより、対談文字起こしもあり、もっとライトだ)を読んで、2冊、大事な本を読んでいないことに気付かされた。さっそく本屋に行かないとだ。
    それはそうとして、今まであえて詳しく知ろうとしなかった飛浩隆氏本人についての情報が取得できてしまうので、あまり知りたくない方は前半だけに留めておいたほうがいいかもです。

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    2022年01月04日
  • 象られた力

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    個人的には、「デュオ」と「象られた力」が好きです。
    「象られた力」には『零號琴』の面影を感じました。

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    2021年12月29日
  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

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    単行本『ポリフォニック・イリュージョン』の評論随筆のパートの文庫本化。文庫本の『ポリフォニック・イリュージョン』と並べると、対になったカバーの良さが際立つ。単行本で読んでいるとはいえ、未収録作を多数加えているのはありがたい。単行本未収録作の「マザーボードへの手紙」と「半年後への手紙」と解説が良かった。

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    2021年12月29日
  • ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集

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    著者の初期の短編作品を集めた短編集.自己の認識世界とその崩壊がテーマに共通していると感じた.著者の解説も載っているので,その作品が描かれた当時の背景も知れる.

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    2021年12月08日
  • ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集

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    単行本で読んでいたが、超短編5編がbonus trackとして収録されていたので読んだ。「食パンの悪魔」がめっちゃ面白い。近いうちに出るであろう『SFにさよならをいう方法』の発売が待ち遠しい。

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    2021年10月17日
  • 自生の夢

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    短編や中編を集めた作品集。
    正直に言うとどの作品もちょっと難しくて、設定や世界観を理解するのに結構時間がかかりました。ただ、物語をある程度理解できると一気に面白く立体的になって夢中になります。
    個人的には「海の指」が特に好きでした。一番頭の中でイメージしやすかったですし、世界観や内容も一番好きでした。最後まで読んで思わず鳥肌が立ちました。
    この本は、何度も繰り返し読んで理解を深めることで、どんどん面白くなるような気がします。

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    2021年09月16日
  • ポリフォニック・イリュージョン 初期作品+批評集成

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    前半は初期の短編が7編、その後は書評(といってもライトな)や自作品の解説、インタビュー集などが掲載されていて、ある程度、飛浩隆氏の作品を読んだ後に読むと楽しめると思う。作品自体は初期作品ということもあり、なんというか初々しい(笑)

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    2021年03月23日
  • 象られた力

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    飛さんの作品の手触りの生々しさは、SFのやや遠目な世界観を手元に引き寄せてくる。
    自分が感想をうまくつかめないとき、批評というのは偉大だなと思う。

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    2020年06月08日
  • 自生の夢

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    鴨が初めて読んだ飛浩隆作品は、この短編集の表題作である「自生の夢」です。ハヤカワ文庫の「日本SF短編50」に収録されていて、何となく流れで読んで、撃沈しました(^_^;全く意味不明、清々しいまでの置いてかれっぷり。鴨ごときのSFリテラシーでは全く歯が立たない作家さんだな、と思ったのが第一印象。
    その後、「象られた力」「グラン・ヴァカンス」「ラギッド・ガール」と読み進め、飛作品を読みこなす力がある程度は身についたかな?とちょっとだけ自信を付けて挑んだ本作。
    ・・・やっぱり撃沈しました(^_^;
    冒頭に収録されている「海の指」で「おおっ、行けるかも!?」と思ったんですが、アリス・ウォン・シリーズに

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    2020年05月24日
  • 自生の夢

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    連作と独立した作品。
    世界観は同じだからすべて関係ありと言えばいえるかも。
    『#銀の匙』『曠野にて』が好み。

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    2020年02月24日
  • 自生の夢

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    ネタバレ

    「海の指」★★★★
    「星窓 remixed version」★★★
    「#銀の匙」★★★
    「曠野にて」★★★
    「自生の夢」★★★
    「野生の詩藻」★★★
    「はるかな響き」★★★★

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    2020年02月04日
  • 零號琴

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    長い。何度もやめようと思ったがなんとか最後までたどり着いた。
    作者の想像力から置いてけぼりになり、途中から頭の中で映像を描けなくなってしまった。独特の名前のキャラクター(漢字は忘れたが「おんりょう」とか「ぼうらん」とか「泥王」とか)が何だったのか分からなくなってしまって適当に読んだ。
    隠された過去の現実、現在の現実、演劇、アニメ作品といった複層的な世界構造や、プリキュア、ナウシカあたりへのオマージュにも特にワクワクしなかった。
    向いていなかったのだろう。

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    2019年05月15日
  • 象られた力

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    シャム双生児として生まれた天才的ピアニストを題材にした「デュオ」や、絵や文字ではなく形・デザインが持つ力の可能性を説いた表題作など惹きつけられる設定の短編が収められた作品。だけど、オチがどれもピンと来ないものが多かったかな…。個人的にはそこまではまれなかった。

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    2019年02月17日
  • 零號琴

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    想像力が追いつかない描写の連続だった気がする。こう、屋上のヒーローショーを宇宙規模で見せられたような、そんな感じ。
    後書きで、作者が廃園の天使シリーズを書く気でいることが確認できてよかった。そっちも、待ってます。。

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    2019年02月15日
  • グラン・ヴァカンス 廃園の天使I

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    文体もそうだけど出てくる単語が小難しくてちょっと読みづらかった。でもそういうのも加味して面白かった〜〜。なんか久しぶりにSF読んだな〜といった気分。

    驚くほど緻密に計算された小説で最初の方に出てきたあのセリフあのシーン全部に意味があって繋がってるんだと気づいた時にちょっとした恐怖を味わってしまった。読み直したらまた面白そう。

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    2019年02月06日
  • 零號琴

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    闇鍋の詳細な食レポを読んだ。美味しいものは脂肪と糖でできている。
    いつものことながら高すぎる解像度で2部3部あたりはほんとむせ返るような文章なのだけれど、今回に関してはムチがあまりなくアメばかり与えられ続けて激甘のフィナーレを期待していたところ突然の無味!ああ!
    なので読後はちょっとしょんぼりしており星はこんなだけど、もしも次のアメがぶら下げられたら全力で喰いつきしゃぶり続けるに違いない。

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    2018年11月11日
  • ラギッド・ガール 廃園の天使II

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    前作、グランヴァカンスを補完する短編集。現実世界と仮想世界が交差する。廃園の天使シリーズが完結されることを望む。

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    2018年06月16日
  • 象られた力

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    SF。中短編集。

    「デュオ」
    ミステリ、ファンタジー、ホラー、どれにも分類できそうな音楽SF。個人的には怖さを感じたので、ホラーの印象が強い。
    「呪界のほとり」
    異世界ファンタジー風。いまいち。
    「夜と泥の」
    テラフォーミング。情景描写が圧巻。
    「象られた力」
    わからない。読みにくい。

    表題作が一番苦手…。「デュオ」と「夜と泥の」が好きでした。

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    2017年11月26日
  • BLAME! THE ANTHOLOGY

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    ネタバレ

    ・はぐれ者のブルー:九岡 望
    色を塗ることに執着する電基漁師と知識に執着するケイ素生物が共に旅をする羽目になった話。ラストが弱い。色を残す習慣という話は全然魅力的でない。村の人に思いが伝わったからハッピーエンドでしょ、という安直な考えが透けて見える。
    ・破綻円盤-Disc Crash-:小川一水
    巨大階層都市内にあるはずの恒星について仮説を何重にも展開しつつ、ラストは更なる長い旅路を示唆するストーリー。
    検温者と非力なケイ素生物の奇妙な男女関係含めて非常に緊張感のある展開。この話の続きを読みたくなるくらい魅力的。
    ・乱暴な安全装置ー涙の接続者支援箱ー:野崎まど
    セーフガードがバカすぎ。作者が大

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    2017年10月09日
  • BLAME! THE ANTHOLOGY

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    マンガを読んでいないとイメージしづらいかな?斜線は、マンガを読んでいるとニヤリとすること間違いないね。

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    2017年05月21日