飛浩隆のレビュー一覧

  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

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    作品紹介・あらすじ

    名作SF論から作家論、書評、エッセイ、自作を語る、対談、インタビュー、帯推薦文まで、日本SF大賞二冠作家・飛浩隆の貴重な非小説作品を網羅。単行本未収録作品も多数収録。

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    単行本で出版された「ポリフォニック・イリュージョン」の「評論集成」のパートを文庫化したもの。「ポリフォニック・イリュージョン」も買ったのだけれど積読状態で、先にこの文庫を読み終わってしまった。
    「評論随筆集」とあるように、ここには飛さんによる小説以外の文章が収められている。適度にユーモラスで、チラっと飛さんのパーソナルな生活様式とかが垣間見れて、それはそれで面白かったのだけれど、やはり小説と

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    2022年11月23日
  • 零號琴 上

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    短編集「自生の夢」で著者を知ったので、今作のようなエンタメSFに振り切った作品も守備範囲というのは意外だった。酔狂な大富豪と出会った主人公バディが、巨大楽器<美玉鐘>の奏でる秘曲<零號琴>を巡る騒動に巻き込まれていくという物語。劇的な展開を見せる第一部に続き、第二部と第三部では惑星<美縟>の歴史や文化を更に深掘りしていく。目に見えない【音】を可視化、立体化する文章表現、そして次々と飛び出す独自の用語や設定に己の想像力を試されている気分。某少女アニメのパロディがどう着地するのか見当もつかないが、いざ下巻へ。

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    2022年03月14日
  • 零號琴 下

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    これだけ壮大なスケールの物語を紡ぐとなると、著者が寡作な作家である理由はよく分かる。第四部以降は付いて行くのが困難なほど怒涛の展開が続くが、終盤に差し掛かるに連れ、段々と興を削がれてしまった。解説に依ると、今作は日本SF全般と所謂オタク文化に対する二次創作的な作品であるようだが、パロディやオマージュの元ネタにピンと来ない私は第五部のごった煮感を素直に楽しめず、物語の筋道も結局のところ一本道なので、派手な作風の割に退屈な作品だった。勿論、このイマジネーションの洪水が魅力的なことは紛れもない事実なのだけれど。

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    2022年03月19日
  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

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    飛浩隆ファンを自称してたけど、この評論随筆集(というより、対談文字起こしもあり、もっとライトだ)を読んで、2冊、大事な本を読んでいないことに気付かされた。さっそく本屋に行かないとだ。
    それはそうとして、今まであえて詳しく知ろうとしなかった飛浩隆氏本人についての情報が取得できてしまうので、あまり知りたくない方は前半だけに留めておいたほうがいいかもです。

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    2022年01月04日
  • 象られた力

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    個人的には、「デュオ」と「象られた力」が好きです。
    「象られた力」には『零號琴』の面影を感じました。

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    2021年12月29日
  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集

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    単行本『ポリフォニック・イリュージョン』の評論随筆のパートの文庫本化。文庫本の『ポリフォニック・イリュージョン』と並べると、対になったカバーの良さが際立つ。単行本で読んでいるとはいえ、未収録作を多数加えているのはありがたい。単行本未収録作の「マザーボードへの手紙」と「半年後への手紙」と解説が良かった。

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    2021年12月29日
  • ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集

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    著者の初期の短編作品を集めた短編集.自己の認識世界とその崩壊がテーマに共通していると感じた.著者の解説も載っているので,その作品が描かれた当時の背景も知れる.

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    2021年12月08日
  • ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集

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    単行本で読んでいたが、超短編5編がbonus trackとして収録されていたので読んだ。「食パンの悪魔」がめっちゃ面白い。近いうちに出るであろう『SFにさよならをいう方法』の発売が待ち遠しい。

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    2021年10月17日
  • 自生の夢

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    短編や中編を集めた作品集。
    正直に言うとどの作品もちょっと難しくて、設定や世界観を理解するのに結構時間がかかりました。ただ、物語をある程度理解できると一気に面白く立体的になって夢中になります。
    個人的には「海の指」が特に好きでした。一番頭の中でイメージしやすかったですし、世界観や内容も一番好きでした。最後まで読んで思わず鳥肌が立ちました。
    この本は、何度も繰り返し読んで理解を深めることで、どんどん面白くなるような気がします。

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    2021年09月16日
  • ポリフォニック・イリュージョン 初期作品+批評集成

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    前半は初期の短編が7編、その後は書評(といってもライトな)や自作品の解説、インタビュー集などが掲載されていて、ある程度、飛浩隆氏の作品を読んだ後に読むと楽しめると思う。作品自体は初期作品ということもあり、なんというか初々しい(笑)

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    2021年03月23日
  • 象られた力

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    飛さんの作品の手触りの生々しさは、SFのやや遠目な世界観を手元に引き寄せてくる。
    自分が感想をうまくつかめないとき、批評というのは偉大だなと思う。

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    2020年06月08日
  • 自生の夢

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    鴨が初めて読んだ飛浩隆作品は、この短編集の表題作である「自生の夢」です。ハヤカワ文庫の「日本SF短編50」に収録されていて、何となく流れで読んで、撃沈しました(^_^;全く意味不明、清々しいまでの置いてかれっぷり。鴨ごときのSFリテラシーでは全く歯が立たない作家さんだな、と思ったのが第一印象。
    その後、「象られた力」「グラン・ヴァカンス」「ラギッド・ガール」と読み進め、飛作品を読みこなす力がある程度は身についたかな?とちょっとだけ自信を付けて挑んだ本作。
    ・・・やっぱり撃沈しました(^_^;
    冒頭に収録されている「海の指」で「おおっ、行けるかも!?」と思ったんですが、アリス・ウォン・シリーズに

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    2020年05月24日
  • 自生の夢

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    連作と独立した作品。
    世界観は同じだからすべて関係ありと言えばいえるかも。
    『#銀の匙』『曠野にて』が好み。

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    2020年02月24日
  • 自生の夢

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    ネタバレ

    「海の指」★★★★
    「星窓 remixed version」★★★
    「#銀の匙」★★★
    「曠野にて」★★★
    「自生の夢」★★★
    「野生の詩藻」★★★
    「はるかな響き」★★★★

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    2020年02月04日
  • 零號琴

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    長い。何度もやめようと思ったがなんとか最後までたどり着いた。
    作者の想像力から置いてけぼりになり、途中から頭の中で映像を描けなくなってしまった。独特の名前のキャラクター(漢字は忘れたが「おんりょう」とか「ぼうらん」とか「泥王」とか)が何だったのか分からなくなってしまって適当に読んだ。
    隠された過去の現実、現在の現実、演劇、アニメ作品といった複層的な世界構造や、プリキュア、ナウシカあたりへのオマージュにも特にワクワクしなかった。
    向いていなかったのだろう。

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    2019年05月15日
  • 象られた力

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    シャム双生児として生まれた天才的ピアニストを題材にした「デュオ」や、絵や文字ではなく形・デザインが持つ力の可能性を説いた表題作など惹きつけられる設定の短編が収められた作品。だけど、オチがどれもピンと来ないものが多かったかな…。個人的にはそこまではまれなかった。

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    2019年02月17日
  • 零號琴

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    想像力が追いつかない描写の連続だった気がする。こう、屋上のヒーローショーを宇宙規模で見せられたような、そんな感じ。
    後書きで、作者が廃園の天使シリーズを書く気でいることが確認できてよかった。そっちも、待ってます。。

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    2019年02月15日
  • グラン・ヴァカンス 廃園の天使I

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    文体もそうだけど出てくる単語が小難しくてちょっと読みづらかった。でもそういうのも加味して面白かった〜〜。なんか久しぶりにSF読んだな〜といった気分。

    驚くほど緻密に計算された小説で最初の方に出てきたあのセリフあのシーン全部に意味があって繋がってるんだと気づいた時にちょっとした恐怖を味わってしまった。読み直したらまた面白そう。

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    2019年02月06日
  • 零號琴

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    闇鍋の詳細な食レポを読んだ。美味しいものは脂肪と糖でできている。
    いつものことながら高すぎる解像度で2部3部あたりはほんとむせ返るような文章なのだけれど、今回に関してはムチがあまりなくアメばかり与えられ続けて激甘のフィナーレを期待していたところ突然の無味!ああ!
    なので読後はちょっとしょんぼりしており星はこんなだけど、もしも次のアメがぶら下げられたら全力で喰いつきしゃぶり続けるに違いない。

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    2018年11月11日
  • ラギッド・ガール 廃園の天使II

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    前作、グランヴァカンスを補完する短編集。現実世界と仮想世界が交差する。廃園の天使シリーズが完結されることを望む。

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    2018年06月16日