村上たかしのレビュー一覧
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45Pまで読んで、さらに49Pまで読んだ、涙が止まらない。
この本が出た頃、最後まで読んだ時も一ページ一ページめくるごとに涙が溢れて読み終わるまでに時間が掛かってました。電子書籍になってるのを見つけて、ずーっとカートに入れては後で買うに回してましたが、やっぱり手元に置いときたくて今回購入を決めまし...続きを読む -
男が車から見た何気ない電光版のニュース記事。
森の中から遺体として発見された男性とその側に寄り添うように亡くなっていた犬。そのニュースをみた男は自分も犬を飼っていた経験があり深く心に残る。
そこから犬目線の回想シーンに切り替わりどのように可愛がられどのように暮らしてきたのか描かれていき、後半再び男の...続きを読むPosted by ブクログ -
ここに繋がるとは。原田マハさんの読んで原作あるのが分かって見つけたよ。ちゃんと漫画でちゃんとドラマでちゃんと泣けた。凄くいい、そして村上さんも原田マハさんも各々出し切って、世界観を見いだす。とてもいいどっちもいい、あーしかも3月に同時に出したんだね。小説もサムイボで、漫画でもサムイボだよ。あの消えた...続きを読むPosted by ブクログ
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原田マハさんが好きで、手に取った一冊。
私も犬を飼っているので、すごく感情移入して最後まで一気読みしてしまった。
ただ一途に愛し続けること、ずっとその気持ちを抱きつつ、生きることは、実に難しく、だからこそ尊い。
愛し愛されるそんな関係になれる存在に出会い、最期まで一緒にいられたら本当に幸せなことだと...続きを読むPosted by ブクログ -
村上たかしさんのコミック"星守る犬"を、原田マハさんが小説化した、犬と人間の絆の物語。犬好きにはたまらない。
野原で死後1年の白骨化した男の死体とそれに寄り添う死後3ヶ月の犬の死体。ハッピーと名付けられた犬の目線で、その経緯が描かれている。
常に穏やかで優しいおとうさんだが、妻と娘には、失業し、持...続きを読むPosted by ブクログ -
こんなにいい本、あるぅ?(惣流アスカの声で脳内再生が勝手に行われた)
めちゃくちゃいい。
ある白骨死体と、一緒に犬の白骨も発見された。それを巡る物語。
犬(などのペット)を飼うはじめの時、少年少女は目を輝かせ、夢中になるけれど、彼らは大きくなる過程で必ず興味を失う。
犬はどこまでも一途に彼らに寄り添...続きを読むPosted by ブクログ -
人間はひどく勝手でいっときの興味、好奇心だけで何かを手に入れようとする
でも時間がたてば興味がうすれ見向きもしなくなる
たとえそれが小さな命であっても
家族から見放されたおとうさんと
そんなおとうさんと最後まで家族だった犬のハッピー
1人と1匹の暮らしは決して裕福ではなく
苦しいものだったけど...続きを読むPosted by ブクログ