村上たかしのレビュー一覧
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読むきっかけは職場の先輩のオススメでした。全9巻。
『お父さんがコロリと、お母さんがポロリと死んで、ももちゃんはおじいちゃんと二人暮らし。パパがわりのおじいちゃんなので、ももちゃんは「ぱじ」と呼んでいます』
扉絵がいつも凝っていて、ほのぼのしていて楽しめます♪
ぱじが、ももちゃんを想う心の声や、感情を抑えられずももちゃんをぎゅーっと抱きしめるシーン、ぱじの表情が最高です♪
泣いて泣いて、笑って笑ってほんといそがしい4コママンガ、他にありません!
1巻の最高傑作
★「この指ぱじー! この指もぱじー! この指だってぱじー!!」の歌が大好きです。
★ノリくんのかーちゃんがわりのお -
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読むきっかけは職場の先輩のオススメでした。全9巻。
『お父さんがコロリと、お母さんがポロリと死んで、ももちゃんはおじいちゃんと二人暮らし。パパがわりのおじいちゃんなので、ももちゃんは「ぱじ」と呼んでいます』
扉絵がいつも凝っていて、ほのぼのしていて楽しめます♪
1巻から登場のミシシッピーアオガメの「ガメ」の存在意義がこの最終巻で際立ちます♪
ぱじが、ももちゃんを想う心の声や、感情を抑えられずももちゃんをぎゅーっと抱きしめるシーン、ぱじの表情が最高です♪
ぱじとももちゃん二人をとりまく登場人物(個人的に好きなのは病院の主である杉村さんと、ぱじといい仲のハルさん)が皆温かいで -
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僕の通っていた高校には寮がありました。寮生はなかなか外出できないため、よく彼らから登校時に買い物を頼まれました。
それである同じ野球部の友達からいつも「ヤンジャン買ってきてくれや」と頼まれて、朝コンビニでヤングジャンプを買っていきました。
いつしか僕もヤングジャンプを読むようになり、卒業してから好きになったのがこの漫画です。
両親と死別した園児のももちゃんを祖父が一人で育てるという設定の四コマ漫画です。
祖父はももちゃんから「ぱじ」と呼ばれています。
ぱじはももちゃんがお嫁にゆくまでは生きようと頑張っています。
僕は毎週読んでいくうちに「ぱじは最後死んじゃうのかなあ。」と心配になっていきました -
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ネタバレ続・星守る犬
「星守る犬」の続編がマンガ誌に掲載されたと聞いて、早く読みたいと思っていました。
季節を待っていたように桜の花が満開に咲いている真ん中にいるのはハッピー。
と思ったら、ハッピーの弟犬。偏屈な世をすねたおばあさんに拾われてチビと呼ばれるようになります。その二人のお話が「双子星」。生まれながらの心臓病を患っているチビは、お兄さんのハッピーの分も幸せになれそうです。
もう一つの物語「一等星」は、前作でお金を持ち逃げして北海道を目指した少年と売れ残ったパグの物語。そして、パグにはハッピーという名がつけられて、幸せに暮らせそうです。
そう、この物語はハッピーエンド。
天の邪鬼な竹蔵は普 -
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泣けました( ; ; )
私は今は猫を飼ってるので断然猫派!
なんだけど、以前は犬も飼っていたことがあるから、犬の忠実さや愛情の深さもよくわかる
だから、ここに登場する犬
(名前はハッピー、拾われた時は本当にハッピーだったのにね)
の飼い主に対する愛情があまりにも純粋で、
その健気さに泣けてしまった
人は心変わりするけれど、動物は裏切らない
そして、もう1人の登場人物であるケースワーカー、彼もまた元飼い犬に対する後悔の思いを抱いている
私にはそれもよくわかる
かつて同じような行い(いえ、もっと酷かった) をしてしまったことに、いまだに悔いが残っているから。
村上たかしの原作マンガを原田 -
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あれあれ、いきなり涙腺が緩むような展開ッ!
決して人前では読まないで下さい
こちらは村上たかしさんのコミックを、原田マハさんが小説化した作品なのだそうです
お父さん(飼い主)と、いつまでもお父さんを愛し続ける愛犬ハッピーのお話です
それに加えて、お父さんとハッピーの事を調べるうちに福祉事務所の奥津さんも、愛犬だったバンとの生活の日々を回想します
いつも真っ直ぐなハッピーがとっても可愛くて、穏やかで優しいお父さんが大好きな気持ちが沢山伝わってきました
遊んでもらえると、嬉しくて尻尾をちぎれんばかりに振るしぐさ♪
大好き過ぎて、お父さんの顔中を舐めまくる姿♫
犬って、こちらが照れてしまうほ -
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本作は、原田マハさんが村上たかしさんの同名コミックに惚れ込み、小説化した珍しいタイプの本のようです。逆パターンは結構多いのだそうで‥。(小説のコミック化・映画化ともあまり関心がなく‥)
今回、著者がお気に入り作家の一人である原田マハさんであること、更に昨年、17年連れ添った愛犬を亡くしたこともあり、何となく手にしました。
子どもでも読める平易な文章で、特に中心となる犬の視点で描かれた内容は切なく涙を誘います。が、そんな単純な話だけでなく、人間の思いやりや身勝手さ、犬の一途な寄り添う気持ちと共に、愛することや幸せなど、根源的な問題について自問させられることが多々ありました。
井上ひさ -
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絵本を原作とした小説で、動物もの。犬の視点で描かれている。
犬を飼ったことがある人なら間違いなく共感できるだろう。ペットは飼い主の都合に振り回されながらも、飼い主の人生にそっと寄り添い癒してくれる存在だ。特に犬は常に飼い主の気分や体調を意識してくれ、優しい。
本書の元になったのは、死後1年経った身元不明の死体の横に犬の死骸があった話で、実話かは不明。飼い主の男性は消極的に犬を飼い始めたが、いつの間にか相棒になっていた。一緒に長い旅に出る。
犬は飼ったことがないが、飼い主が全て過ぎてプレッシャーを感じそうである。常にかまってあげなくても適当に暮らしてくれそうな猫の方が私の性に合っていると、改めて