村上たかしのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【内容】
幼くして両親をなくした幼稚園生の“ももちゃん”と祖父“ぱじ”との生活をほのぼのとしたタッチで描く4コマ漫画です。
タイトルの《ぱじ》とは、パパとおじいちゃんをかけた“ももちゃん”がつけた祖父の愛称。
全9巻。最終巻の9巻では、“ぱじ”と“ももちゃん”の未来が描かれて完結になります。
2000年文化庁メディア芸術祭の受賞作品。
【感想】
不思議なタイトルに惹かれ、たまたま手にとった《ぱじ》。
たまたまなのに、とてもいい作品に出会えたなぁと思います。
読み始めて『このマンガはいろんなことを教えてくれるいい作品だな』と思っていたら、文化庁のお墨付きということを知り、改めて感心しました。 -
Posted by ブクログ
個人的には自分で拾ってきたのに
責任放棄しちゃったみくちゃんに
悶々とするところはあれど
作中のソーシャルワーカーの人にも、
幼き私にも、ペットの世話を
親任せにしていた過去があるので
まあそれ自体も
事実よくあることなんだよなあとは思う
とはいえお父さんはソーシャルワーカーさんに
早く繋がってほしかったなあ
私が犬を飼うとき、ブリーダーさんから
「どうしても育てられない事情ができた際は
必ずご連絡ください」と念を押された。
どうしたって飼い犬は
飼い主の暮らしに左右されるものだから
だからこそ責任を持ってほしかったなあと
悔しい気持ち
それはそれとして犬の愛情深さや忠誠心には
日々感心 -
Posted by ブクログ
一人の男と一匹の犬が、旅の果てに辿り着く物語。
あまりにも純粋で切ない愛の形に、静かに胸を締め付けられます。
作中で印象的なのが、「もっと、恐れずに、愛すればよかった」という後悔の言葉。失われていく時間の中で、この一文がどれほど重く響くことか。
私たちは傷つくことを恐れたり、何かを言い訳にして、目の前にある愛から目を逸らしてしまうことがあります。何も求めず、ただ寄り添い続ける犬の姿を前にすると、その後悔はいっそう切実なものとして迫ってきます。
手に入るはずのない星を、それでも見上げ続ける「星守る犬」
報われなくとも、ひたむきに愛し続けること。その健気さこそが、孤独の中にいた主人公にとって -
購入済み
動物好きとしてこういうマンガを読んだら高確率で泣いてしまうのは分かっているのですが、買ってしまいました笑
読後はやるせない切なさでいっぱいになりました。