溝口敦のレビュー一覧

  • 詐欺の帝王

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    詐欺の世界のあれやこれやを綺麗にまとめており、面白かった。怖い話は、一部を除いて書かれていないし、その一部も今から話すよ!って強調されているので、万人におすすめ。
    裏社会の内情が聞ける機会というのはまずないので、こういう本はありがたい。勉強になった、というのが一番の感想です。

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    2014年06月27日
  • 続・暴力団

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    暴力団とはなにか?という素人にわかりやすい本。全国の暴対条例施行を受けての状況が書かれている。公に認めることか、取り締まって闇に潜らせるか・・・どちらも根本的な解決にならず難しいなぁ。

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    2013年12月28日
  • 抗争(小学館101新書)

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    繁華街で銃撃戦。手榴弾で爆破。警察官に銃乱射―。そんな話が全編にわたっててんこ盛りでつづられている一冊です。「暴力団はなぜ殺しあうのか?」この疑問に余すことなくこの本は答えてくれますが、重いです。

    この本は週刊ポストに連載されていた記事をまとめて加筆訂正の上新書として刊行されたものです。僕はこの連載を飛び飛びでしかも斜め読みで読んでいたのであまりじっくりとは読んでいなかったのですが、このたび書籍化されたということで手に入れて読んでみることにしました。

    僕よりも『業界』の動向についてお詳しい方はいらっしゃるかと思うのでさらりとしかないようには触れませんがいわゆるヤクザ、暴力団の文字通り血で血を洗うような抗争を広島代理戦争や、大阪戦争、山一抗争など映画にもなっているような有名な抗争事件を、背景や当事者たちのインタビューを通してさまざまな角度から浮き彫りにし、『暴力団はなぜ殺し合うのか』という命題について、40年間以上も彼らを取材してきた筆者にしか書くことのできないものに仕上がっているなと感じました。

    読み終えてわかったことは具体的な組織名や彼らの『掟』にまつわることはことはあまりにも複雑なのでここには取り上げませんが、ほとんどの抗争事件がいわゆる『仲間殺し』というもので、『昨日の友は今日の敵』といわんばかりにかつては同じ組織で見知った間柄が袂をわかった瞬間から『敵』として凄惨を極める殺し合いを全国各地で繰り広げていく。その凄まじいまでの世界に慄然としてしまいました。さらに、抗争にまつわる諸経費も事細かに書かれてあってやるほうもやられるほうも経済的なものが最低でも数千万、場合によっては億単位の費用が発生すると知り、暴力はもちろんのこと経済力という指標が表社会以上に場合によっては重要な意味を持つことを知ることができました。

    そして俗に「暴力団の抗争は西に行けば行くほど激しさを増す」という言葉を如実なまでに体現する『沖縄抗争』のくだりが書かれている第二部の第三章『凄惨な仲間殺しが繰り返された沖縄抗争』は読んでいてあまりの残忍さにページをめくる手が鈍ってしまったことをここに付け加えておきます。

    彼らの存在がスポットライトを浴びたのは2011年8月の島田紳助の芸能界引退や、同年10月の「暴力団排除条例」の施行がきっかけだと思いますが、今後、彼らに対する風当たりが厳しくなっていく中で、『表向き』大規模な抗争はなくなっていくだろうと思いますが、2012年に入ってさらに指定暴力団のうち特に凶悪とされる組織を「特定抗争指定暴力団」、「特定危険指定暴力団」に指定するなどの暴対法改正案が通常国会に提出されるなどの『追い討ち』が彼らに課せられこういった抗争が『地下』に潜ってしまうのではないか。そんなことを危惧してやみません。この本には筆者の『執念』を感じました。

    『彼ら』の内在的論理を知る上でも非常に参考になる文献かと思います。

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    2012年04月04日
  • パチンコ「30兆円の闇」

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    パチンコ―。『「鉄火場」では日々巨額のカネが動く。その市場規模は米カジノ産業をはるかに凌ぎ、自動車などの基幹産業にさえ匹敵する。しかし、位置付けはあくまで「ギャンブルではなくレジャー」』。という矛盾と「ゴト師」と呼ばれる犯罪集団の暗躍振りはすさまじいです。

    先日紹介した『打ったらハマるパチンコの罠』part1・PART2の二冊とこの本を読むと、少なくとも射幸心からはパチンコ屋に行く気がしなくなります。これらの本を読んだ上での結論は、どう考えてもシロウトの客は店には勝てません。多分、この本が書かれた時期は「ゴト」行為が席巻していたのかどうかはよくわかりませんが、かなりの紙面が「ゴト」の手口とそれらを生業にする人間たちに割かれております。

    この本の中に書かれてある『ゴト』と呼ばれる行為は組織的にじゃないとできないというのは当然であるとして、ましてや遠隔操作や裏ロムなんて代物が出てきた日にはこっちはもう正直お手上げです。途中で読んでいてついていけなくなることが何度もありました。そして、業界の回りを取り巻く連中もこれまた海千山千のつわものばかりで呆然とします。

    ここに取り上げられている元店長にいわく
    『パチンコで最も損をしないのは、やらないこと』
    この一言がすべてをあらわしているのでしょうね。ギャンブルとわかってパチンコをやる人間には何も言うことはありませんが、そうでなければ手を出すのはこれを読んでからにしろ。そういいたくなる本です。

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    2011年08月10日
  • 仕事師たちの平成裏起業

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    「振り込め詐欺」のスーパートーク術、「ヤミ金」を進化させた「トイチ金融」のリスク分散法、平成の新風俗「デリバリー・ラブドール」のビジネスモデル、高級盗難車を売りモノにする「ニコイチ屋」の錬金術、「ケータイ出会い系サイト」で年収一億を稼ぐ方法、歌舞伎町の「No.1ホスト」が語る女性学、ギャンブルでなく財テクという「競馬予想ソフト」の賭け方、薬効まで本物そっくりの「偽バイアグラ」の製造と流通…「オモテの世界」より格段に速いスピードでニュー・ビジネスが誕生している「ウラの世界」を丹念に取材、儲けのカラクリを徹底解剖。



    ほほーっと関心してしまいます♪
    本当かウソかは分らないけれど、そういうのもあるのかなぁ・・・
    と学びです☆

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    2010年02月09日
  • 食肉の帝王

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    『細木数子 魔女の履歴書』を読んで、溝口さんのファンになりました。
    ミートホープ社長の消費者を馬鹿にした態度を見て、消費者としてもっと賢くならなきゃな〜と思ったので食肉業界についてのお勉強のつもりで手に取りました。
    「同和」という言葉に馴染みのない場所で生まれ育ち、あまり意識したことがなかったので、この本を読んで学ぶ機会になりました。
    汚職にまみれることのない、おいしい肉が食べたい・・・。

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    2009年10月04日
  • 細木数子 魔女の履歴書 新装版

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    細木数子の本買ったことある。木星人だった。テレビもよく見てた。テレビに出ちゃいけないひとだったんだね。娘とかいう人も最近出ているけどどうなんだろうね。

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    2026年08月05日
  • やくざは本当に「必要悪」だったのか

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    暴力団組織の変遷と仕組み、暴対法による窮状が丁寧に調べられている。警察と暴力団のせめぎ合いは戦後から続くものであることや、任侠物語はあくまでも創作であって現実と物語は区別するべきということがよくわかる。世の治安を守る「必要悪」というのも創作であるケースが多そうだ。

    一方で警察の神経症的な暴力団廃絶に向けた動きも怖さを感じる。結局、行き過ぎた取り締まりや制約が経済的困窮や新たな犯罪を生んでおり、社会的な負担を増やす結果となっている。こだわりが強すぎることの弊害の顕れだろう。

    そしてさらに怖いのはトクリュウだ。次の警察のターゲットになることは明確だが、実態をつかみにくく犯罪者として捕まるのは闇バイトの連中のみで組織の中枢を捕らえることは現時点では難しいようだ。

    暴力団がなくなったところで世の中は狂ってる。

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    2026年06月28日
  • 細木数子 魔女の履歴書 新装版

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    細木数子の生涯について。

    『地獄に堕ちるわよ』とは大分違う細木数子の実像について知ることができた。

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    2026年05月30日
  • 細木数子 魔女の履歴書 新装版

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    Netflixで「地獄に堕ちるわよ」を観て細木数子に興味を持ったので読んでみた。俺自身、思春期以降テレビのオンエアを観るということを全くしていなかったので、そう言えばなんか占いの本を書いてたおばさんか、程度の認識だった。ドラマでは美化されていた、とまでは言わないけど、やはり物語として成立させるために虚構が作り込まれる(これは冒頭のクレジットで「事実に基づいた虚構」とされていることからもわかる)。そこで参考文献とされる本書を手に取ってみた。

    さて、ドラマでは基本的に「えげつないこともするけど戦後の飢えを生き抜いた欲望に忠実な女性」って感じに収まってると思うんだけど、本書を読むとそれどころじゃないのがよく分かる。かなりまろやかにして物語的に盛り上がるエピソードを抽出してるのはもちろんなんだけど、実際は年もサバを読むわ、管理売春をやってた恐れがあるわ、六星占術は他の占いの丸パクリだわで、欲望の強い人物なのはもちろんなんだけど、普通に清濁どころかもっと濁ったものまで併せ呑む人物だった。ドラマの内容を補強する意味では面白かったし、ドラマで描かれた人物像の奥に何があったのかを知るにはかなり興味深かった。

    興味深いのが、筆者の溝口があとがきで「日本人の生き方は何種かにパターン分けできるかもしれない。細木を通して日本人のある種の姿を追求できるかもしれない。」と書いていること。確かにこの時代、細木のような人間、言うならば倫理無視欲望優先型の人間は沢山いたんだと思う。ただ彼女の場合は、極端にメディアに露出した点が突出していたのかなあと思う。この考え方は結構面白いなと思うし、溝口が細木の中に見た生き方のパターンとはどういうものだったのか。

    しかし、ついさっきまでヒロインとしてドラマで観ていた人間がめちゃめちゃにこき下ろされているのはどうにも心苦しいものがあった。また、批判をされて当然の行いは枚挙に暇がないわけだけど、解説で鈴木エイトが言っていたように、溝口が細木の身体的特徴などを揶揄するところは大変見苦しかった。また、週刊誌同士の記事合戦のような描写やスラップ訴訟のあたりに至っては、もう面倒くさくて読みたくなくなるくらいだった。

    溝口敦のドキュメンタリーは他にも読んでみてもいいかなとは思った。

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    2026年05月18日
  • 薬物とセックス

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    覚醒剤を使用した芸能人が逮捕されるニュースをよく耳にしますが、何故そこに「セックス」を付け加えないのか。
    おそらくキメセクを知ってしまうと、抜け出せなくなる人が続出するからだと思います。
    色々なドラッグの情報や、男女や年齢別の感受性の違い、副作用、裏金の流れなど、様々なことが総合的にわかりやすく書かれています。
    とにかくドラッグは人生を棒に振る可能性がありますので、自分は絶対に手を出しません。
    ちなみに「筋トレ後のセックス」はかなりアリだと思います。
    逆に「筋トレ前のセックス」は絶対にナシです。
    筋トレやる気が失せます。
    気を付けましょう。

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    2026年03月30日
  • 詐欺の帝王

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    オレオレ詐欺で平成の裏社会を牛耳りまくった人物に密着したルポ。いわゆる極悪非道、酒・女・金みたいなヤクザ像からはちょっと乖離した人物だけど、この人みたいな一般よりの感覚、慎重さがないとのし上がれないのかもなあと納得感があった。

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    2026年01月01日
  • 暴力団

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    暴力団が世界的に見ても極めて稀有な反社会的組織であることが分かった。他国の組織と比較し、我が国の暴力団は公然と存在し、組織の内情が世間の知るところとなっている。私自身は、暴力団と接点を持ったことがない(持ったことに気づいていない!?)安寧な生活を送って来た者だが、万一にでも出会うことがあれば、毅然とした態度を取りたい。著者によると、妥協したら最後、弱みにつけ込むのがヤツらの常套手段であるからだ。

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    2024年09月21日
  • 食肉の帝王

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    国産牛肉偽装、皆でやれば怖くない。『焼け太り』で銭儲け・・・情けなく涙も出ません。「政・官・業・暴・同和」問題は深い闇の如し!

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    2024年02月23日
  • 喰うか喰われるか 私の山口組体験

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    読み応えがあった。ノンフィクション作家というよりジジャーナリストに近い感じがして、真摯な文体と説明に信頼がおけた。

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    2023年06月18日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    令和のヤクザについて専門家による対談本。面白かった。ヤクザがタピオカ屋をやってるとかLINEスタンプ作って販売してるとか新鮮すぎる。ヤクザって映画でみるような極道!任侠!みたいなイメージを一般人の我々はいつまでも持っているけど、現代のヤクザはなかなか大変なんだなと思った。

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    2023年06月11日
  • 喰うか喰われるか 私の山口組体験

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    ドキュメンタリー作家 溝口敦のヤクザ山口組を書き続けてきた歴史。自分が刺されたり息子まで刺される。でも書くことはやめない。
    この人は怖いという事を知らないのだろうか。
    おもしろい

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    2023年04月23日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    ●対談なのでサクッと読める。
    ●2人ともその道の取材のプロなのでエピソードが面白すぎる…
    ●地下に犯罪が潜っていく怖さはあるんじゃないかなあと思いますね。知らないってのが一番怖い。
    ●結局、近づかないのが一番だし、こんな書籍で好奇心を満たすぐらいが丁度いいんだ…
    ●警察とマスコミと暴力団、政治家、どれも魑魅魍魎な世界な気がするなあ。まあ、あれとこれとが裏で繋がっている!なんてわからないし、証拠だってないんだから陰謀論の域を出ないけれど、やっぱり人間は興味が湧くんだよなあ。
    ●任侠映画はわりと好きなんですが、あれは幻想ってことなんだなあ…

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    2022年06月05日
  • 続・暴力団

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    「暴力団対策法、暴力団排除条例の矛盾」
    ・暴排条例施工で警察天下り増加
    ・民間人が表に立たされる暴排条例
    ・「そもそも」暴力団を認定している日本
    欧米はマフィアが存在するが、存在自体認められていない 
    暴力団と独自の付き合いを持ちつつ犯罪を特定してきた警察
    ヤクザはこれから更に半グレ化、外国のマフィアの様にならざるをえないのでは…

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    2022年07月12日
  • 暴力団

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    最近のとあるニュースで気になり手に取った。
    みかじめ料など、暴力団ならではのワードが分かりやすく書かれている。
    とりあえず、暴力団の世界では「一般市民を攻撃することはタブー」であることを確認できてよかった。

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    2021年08月30日