溝口敦のレビュー一覧

  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~

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    裏情報サイトの先駆者、出会い系サイト運営者、デリヘル運営者、危険ドラッグの製造、販売者、イカサマ・カジノディーラー、等々、完全ブラックとまではいかないがホワイトでもない「グレー」ビジネスで成功した人たちへのインタビュー集。中には完全ブラックビジネスと思われる事例もあるが、世の中らの裏事情が覗けて非常に面白かった。
    個人的には「運が良くなる財布」の話が「あ~、やっぱりね~」という感じで妙に納得した。

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    2017年08月16日
  • 暴力団

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    The 暴力団入門。

    暴力団ってどういうもの?という疑問に適切に答えてくれる。


    個人的には、現在の暴力団が陥っている苦境や、「半グレ」との差異がよく分かり、興味深かった。

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    2017年03月02日
  • 続・暴力団

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    第一弾が結構ためになったんで、こっちも読んどかないとってことで。前作からそんなに時間は経っていないけど、暴力団界隈の事情は、結構変化があったんですね。自暴自棄になりかねない暴力団に、対して役に立たなそうな警察組織。怖っ。アカンやん、それ。と思いました。

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    2017年02月10日
  • 薬物とセックス

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    ネタバレ

     読んでいた本を読み終えてしまい、東京駅で新幹線に乗る際に、駅の書店でこんなゲスい本が売られているのかと思うと嬉しくなって購入した。内容は抱いていた関心の真ん中にストライクかつ、思った以上にゲスく興味深かった。特にキメセクについてたっぷり書かれていてよかった。

     覚醒剤なんかやりたい人が勝手にやったらいいと思っていたのだが、そうは言っていられないくらい深刻であることが伺え、なるべくならしない方がいいと思った。

     文章も読みやすく面白かった。

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    2017年02月02日
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~

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    グレーと書いていますがブラックです。
    お金を稼ぐのは大変なことで、成功している人たちにはやはり何かしらの才能や運があります。たとえそのビジネスがクロであってもこの原則は変わらず、本書に登場する人たちにはある種の才能があることが分かります。
    その才能を他で活かせばいいのにと思う方もいれば、クロだからこそ成功できた方も区々です。
    知らない世界を知るという好奇心は満せますが、逆にこういうビジネスはなくならないんだろうなと寂しくなりました。

    #読書 #読書倶楽部 #読書記録
    #闇経済の怪物たち
    #溝口敦
    #2016年51冊目

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    2016年06月01日
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~

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    題名に興味をひかれ購入しました。

    様々なグレービジネスの裏側を経済的に知ることが出来ましたので

    なかなか興味深く読むことが出来ました。

    いろいろなグレービジネスがありますが、

    やはりそこで成功されている人というのは、

    実際の表のビジネスを手がけても

    同様に成功は出来るのだろうなと感じます。

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    2016年05月29日
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~

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    グレービジネスのトップを走るそれこそ怪物達と言われる人々の紹介。直接彼らに取材をされた筆者の凄さも感じてほしい。共通して言えるのはみんながみんなクロにはならない、いやシロに向かって行く姿であろうか。成功者の殆どはグレーゾーンから攻めて結果大当たりし、いつかグレーを抜け出しシロになる。某USENだって最初は無断で電柱利用してケーブル引いてたし…
    彼らの頭脳と言うか商才と言うか、なんなんでしょうか、デリヘル王の年商はグループ会社を含めて10億、出会い系サイトの帝王さんの月の利益は2,250万円、元ヤクザのFXの帝王さんは一週間で3億稼ぎ、それでも捕まらない、税務署入ってもお土産無し(やっぱり警察と

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    2016年05月23日
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~

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    グレーと黒の境界は往々にして曖昧である。出てくる人物はほとんどが黒に近いが、異常なまでに慎重だったり準備が入念だったりする。ビジネスというか金稼ぎのために必要なマインドセットはこの人達が持っているようなものがひとつの形なのかもしれない。それにしてもよくこれ取材して本にできたなぁ。

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    2016年04月30日
  • 食肉の帝王

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    ハンナングループを取り仕切っていた「食肉の帝王」・浅田満を軸に、日本社会の暗部に切り込んだノンフィクション。

    同和と暴力団という、我が国のタブーである勢力を背景に、巨万の富を築いた浅田の手腕が描かれる。
    また、浅田と癒着していた政界や官僚の不公正・不正義も暴いていく。

    BSE問題に乗じた食肉偽装事件の実態にも迫る。同事件は、本書出版時点では第1審継続中であったようだが、その後上訴審で争われ続け、昨年(2015年)、ようやく最高裁で決着が着いた(詐欺や補助金適正化法違反で実刑となるも、証拠隠滅教唆では証拠不十分として無罪)。

    浅田満という男の実像は、本書を通読してもなお判然としないところが

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    2016年04月13日
  • 暴力団

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    そもそも暴力団とはどういう組織で、具体的にどういったことをしているのか、内部の人間関係はどうなっているのか?こうした暴力団のいわば基礎知識について記述したのが本書であり、暴力団についてまったくのど素人、任侠映画も見たことない、でもその実態を知りたいという自分のような人間向け。

    印象深かったのが暴力団と警察との関係性、なぜ暴力団自体を違法としないのかということは自分もなんとなく疑問に思っていた。確かに警察とて一つの職業、その食扶持がなくなったら困るということ自体はりかいできるが、改めて警察って信用ならない組織だなと思い直した次第。

    著書は最後に、暴力団は確実に衰退してきており、暴力団に旨味が

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    2016年02月04日
  • 新装版 ヤクザ崩壊 半グレ勃興 地殻変動する日本組織犯罪地図

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    暴対法の影響で没落しつつある暴力団と、その間隙を縫って台頭してきた新興勢力の半グレについて綴った一冊。

    2011年著ということで、昨今の山口組分裂などには当然ながら触れていないが、裏社会の力関係を知ることができた。

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    2015年09月27日
  • 暴力団

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    中立の立ち場から淡々と暴力団についての説明をしている。
    入門書的ながらもその内容は幅広く網羅的で、日本の暴力団についての全体像がつかめる構成となっている。
    淡々とドライに書いているところが長所ではあるのだが、そのドライさがやや物足りなさを感じさせるのも事実であった。

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    2015年05月08日
  • 詐欺の帝王

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    著者の溝口敦氏は極道取材の第一人者。
    そんな著者が闇を暴いた。
    オレオレ詐欺の帝王(本藤彰(仮名))から取材した詐欺の手口とは?、どんな人を嵌めるのか?、なぜ被害者は後を絶たないのか?を赤裸々に暴く力作。
    本藤は名門私大に在学中からイベントサークルのからみでビジネスを学び、卒業後、広告代理店に勤めるが辞めて、闇金融の会社を起こし詐欺の世界に身を投じる。
    彼のアイデアが組織を強くした。
    警察に携帯電話からのメールによって通信傍受されることで足がつかない方法として、
    グーグルメールを使い、利用者共通で、アドレスとパスワードを決めるば、いつでもどこでも詐欺組織員がログインして、メール本文を下書き保存

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    2015年01月10日
  • 詐欺の帝王

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    ネタバレ

    エグイです。

    ここまで書いてしまうとモデルになった人がわかる人にはわかってしまうのではないかと思ってしまいます。

    徴税についてはやはり被害者救済の視点は全くなく、自分の手柄のみなのかというのがよく分かった。
    また、加害者からお金を没収しても先に税金に持っていかれてしまい、被害者へは微々たる額しか返済されない。

    テレカが詐欺の温床というかあれでだいぶNTTは損をしているはずだが、おそらくはそれらはすべて国民に転嫁してしまっているのだろう。やつらがリストラされたり給料が下がったという話は聞きませんからね。

    詐欺の帝王が「被害額の100%ではなく、利息や迷惑料など込みで120%を返還する法的

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    2015年01月03日
  • 暴力団

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    ネタバレ

    暴力団の入門書。
    暴力団から,ヤクザ,マフィア,半グレまで。

    暴力団は衰退傾向(特に若年層が入らない)で,「オモテ」に出ないマフィアへ移行するのではないか,ということ。

    続編もあるようで,継続して読みたい。

    ・暴力団(暴対法2条2号)
    ほぼすべての暴力団が指定暴力団'(暴対法3条)指定を受けている。
    かつては博徒系,テキ屋系,愚連隊系の3つに分けていた。

    ・準構成員(34頁)
    構成員ではないが,暴力団と関係を持ちながら,その組織の威力を背景として暴力的不法行為を行う者,または暴力団に資金や武器を供給するなどして,その組織の維持,運営に協力し,もしくは関与する者。

    ・共生者(

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    2014年12月01日
  • 暴力団

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    暴力団とは何か、どのような仕組みでどのように稼いでいるのかなどが、とてもわかりやすくしっかりと書かれている。また暴対法、半グレについても触れられている。特に暴対法以降の暴力団の姿について。

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    2014年11月16日
  • 詐欺の帝王

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    未公開株詐欺、社債詐欺、必勝法詐欺、還付金詐欺、融資保証金詐欺、架空請求詐欺、オレオレ詐欺、かぶせ詐欺、詐欺被害返金詐欺

    何故儲け話を勧めるのか、不思議に思う

    プロスペクト理論 ダニエル カーネマン

    詐欺の原則は かぶせ

    システム詐欺は大金持ちは寄せ付けない
    日本の資産構造は微動だにしない
    鼠小僧
    義賊 鼠小僧

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    2014年10月28日
  • 詐欺の帝王

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     読んでいて不愉快というか気分が悪くなる本である。オレオレ詐欺を主導していた男に取材した内容だが、彼らの言動というか考えというか唾棄すべきものがあり、おそらくリアルだからこそこのように感じるのだろう。
     暴力団とは友好関係を保ちつつも、それには加わらず、弱者から平然と更に毟り取る様は正視できないものがある。暴力団ものよりも気分が悪いのは、普通の人がやっているからだろうか。筆者が主張するように、浪費現場から彼らを特定できるだろうから早々に撲滅してほしいと切に願う。

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    2014年10月12日
  • 詐欺の帝王

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    あの事件とあの事件が線で結びついて勉強になりました。が、動くお金が大きくて、文を読むのに途中から疲れました。。

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    2014年07月20日
  • 詐欺の帝王

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    事実は小説より奇なり。
    漫画『闇金ウシジマくん』も徹底した取材に基づいて書かれているとのことだが、リアリティのある出来事には多くの発見がある。アメリカのGMでは、ビジネスにおいて、自分の手を下さずとも回る状態を作ることを奨励されるようだが、詐欺という事の是非はともかくとして、勉強になる点が多い。

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    2014年07月13日