溝口敦のレビュー一覧
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芸能界と暴力団、新しい法律。めまぐるしく状況が変わったと観るのが正しいよう。ではどうするのが一番いいのか答を出すのは難しい。個人的にはもう十分ヤクザ屋さんは潜っていると思う。条例にあるようなフロント企業の名前も本丸は出せずに居ると思う。関係のない中小企業が大ダメージを受けるような仕組みはちょっと考えもの。利益供与のところなんか無茶苦茶だと思う。ではヤクザを医者が観たらどうなんだ?それはよくて、食事やゴルフはだめなのか?その線引はなんなんだろう?暴力団が問題なのは確かだが敵役がいないと都合がわるいと考えている警察にも少なからず問題があるように思う。
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Posted by ブクログ
グレービジネスのトップを走るそれこそ怪物達と言われる人々の紹介。直接彼らに取材をされた筆者の凄さも感じてほしい。共通して言えるのはみんながみんなクロにはならない、いやシロに向かって行く姿であろうか。成功者の殆どはグレーゾーンから攻めて結果大当たりし、いつかグレーを抜け出しシロになる。某USENだって最初は無断で電柱利用してケーブル引いてたし…
彼らの頭脳と言うか商才と言うか、なんなんでしょうか、デリヘル王の年商はグループ会社を含めて10億、出会い系サイトの帝王さんの月の利益は2,250万円、元ヤクザのFXの帝王さんは一週間で3億稼ぎ、それでも捕まらない、税務署入ってもお土産無し(やっぱり警察と税務署が1番怖いらしいw)との事。計算尽くされたグレービジネス、私は無理です、コツコツ頑張りますわよ。
因みに『六本木の帝王と関東連合』の章の多田達也さん(仮名)は関東連合を拡大させ朝青龍さんに殴らた方として有名です。本名は調べたら直ぐ出てくるので今更仮名って、多田さん!
多田(仮名)さんの話によるとネットでの多田さん伝説は盛りすぎらしく、現在の多田さん(仮名)は不真面目に生きてた分、この先は毎日真面目に生きて行くのがモットーだとのこと、うむ、素晴らしい。それでも稼ぐ川奈さん、天才です。 -
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ハンナングループを取り仕切っていた「食肉の帝王」・浅田満を軸に、日本社会の暗部に切り込んだノンフィクション。
同和と暴力団という、我が国のタブーである勢力を背景に、巨万の富を築いた浅田の手腕が描かれる。
また、浅田と癒着していた政界や官僚の不公正・不正義も暴いていく。
BSE問題に乗じた食肉偽装事件の実態にも迫る。同事件は、本書出版時点では第1審継続中であったようだが、その後上訴審で争われ続け、昨年(2015年)、ようやく最高裁で決着が着いた(詐欺や補助金適正化法違反で実刑となるも、証拠隠滅教唆では証拠不十分として無罪)。
浅田満という男の実像は、本書を通読してもなお判然としないところがあるが、少なくともある種の強烈なカリスマ性を持っていたことはうかがわれる。
危険と隣り合わせの中での念入りな取材により、徹底して事実を追いかけた力作。
社会の「裏側」を知ることができる貴重な作品である。 -
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そもそも暴力団とはどういう組織で、具体的にどういったことをしているのか、内部の人間関係はどうなっているのか?こうした暴力団のいわば基礎知識について記述したのが本書であり、暴力団についてまったくのど素人、任侠映画も見たことない、でもその実態を知りたいという自分のような人間向け。
印象深かったのが暴力団と警察との関係性、なぜ暴力団自体を違法としないのかということは自分もなんとなく疑問に思っていた。確かに警察とて一つの職業、その食扶持がなくなったら困るということ自体はりかいできるが、改めて警察って信用ならない組織だなと思い直した次第。
著書は最後に、暴力団は確実に衰退してきており、暴力団に旨味がなくなった今、半グレ集団に入ろうとする若者が増えてきていると指摘する。折しも清原が麻薬取締法違反で逮捕されたタイミングであるが、いずれにせよこういった組織に身を染めるのは自分自身の弱さから来るものなのだろう。本当に強かったら改めて筋肉の鋼で身を固めるだろうか?相手に凄んでみせるだろうか?そんなことを思う。 -
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著者の溝口敦氏は極道取材の第一人者。
そんな著者が闇を暴いた。
オレオレ詐欺の帝王(本藤彰(仮名))から取材した詐欺の手口とは?、どんな人を嵌めるのか?、なぜ被害者は後を絶たないのか?を赤裸々に暴く力作。
本藤は名門私大に在学中からイベントサークルのからみでビジネスを学び、卒業後、広告代理店に勤めるが辞めて、闇金融の会社を起こし詐欺の世界に身を投じる。
彼のアイデアが組織を強くした。
警察に携帯電話からのメールによって通信傍受されることで足がつかない方法として、
グーグルメールを使い、利用者共通で、アドレスとパスワードを決めるば、いつでもどこでも詐欺組織員がログインして、メール本文を下書き保存して、お互いの情報を交換に活用という上手い手を思いついた。
他にも、いろんなアイデアで詐欺行為を行うが、
良い子は真似をしないようにお願いしたい。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「伝説の詐欺帝王」前史/第2章 五菱会のヤミ金が原点/第3章 システム詐欺とは何か/第4章 ヤミ金からシステム詐欺に/第5章 鉄壁の経営とトラブル/第6章 システム詐欺と暴力団/第7章 思いついたイラク・ディナール詐欺/終章 システム詐欺がなくなる日 -
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ネタバレエグイです。
ここまで書いてしまうとモデルになった人がわかる人にはわかってしまうのではないかと思ってしまいます。
徴税についてはやはり被害者救済の視点は全くなく、自分の手柄のみなのかというのがよく分かった。
また、加害者からお金を没収しても先に税金に持っていかれてしまい、被害者へは微々たる額しか返済されない。
テレカが詐欺の温床というかあれでだいぶNTTは損をしているはずだが、おそらくはそれらはすべて国民に転嫁してしまっているのだろう。やつらがリストラされたり給料が下がったという話は聞きませんからね。
詐欺の帝王が「被害額の100%ではなく、利息や迷惑料など込みで120%を返還する法的ルールができればいい」と言っている。
120%でも少ないくらいだが、そのようなルールはない。
そして全編を通してあるのが、富を国や政治屋や既得権益を持っている奴らが吸い上げるのか、詐欺師が吸い上げるのか、というだけの違い、というような考え方。
それに気づかず、既存の政治屋を大勝させてしまう国、日本。
それが現実。
払ってもいい金額:1000円
※内容がエグイ部分があります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ暴力団の入門書。
暴力団から,ヤクザ,マフィア,半グレまで。
暴力団は衰退傾向(特に若年層が入らない)で,「オモテ」に出ないマフィアへ移行するのではないか,ということ。
続編もあるようで,継続して読みたい。
・暴力団(暴対法2条2号)
ほぼすべての暴力団が指定暴力団'(暴対法3条)指定を受けている。
かつては博徒系,テキ屋系,愚連隊系の3つに分けていた。
・準構成員(34頁)
構成員ではないが,暴力団と関係を持ちながら,その組織の威力を背景として暴力的不法行為を行う者,または暴力団に資金や武器を供給するなどして,その組織の維持,運営に協力し,もしくは関与する者。
・共生者(36頁)
暴力団の資金獲得活動に協力し,又は関与する個人やグループ。総会屋,暴力団関係企業,事件屋,仕手筋,社会運動等標榜ゴロ。準構成員よりも距離を置いている。
・反社会勢力(37頁)
暴力団,暴力団関係企業,総会屋,社会運動標榜ゴロ,政治活動標榜ゴロ,特殊知能暴力集団等,暴力,威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人。
・企業舎弟(38頁)
暴力団と一見関係ない風を装って企業活動を営んでいる暴力団の構成員か,準構成員。フロント企業。