小谷野敦のレビュー一覧

  • 頭の悪い日本語

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    えらそうな書き方だけど、内容的にはそれなりに面白い。今(14年)の言葉も入ってるので決して古い言葉ばかりではなかったのは読んでて意外だった。と思って最後に著者の紹介を見たらなんや若いんだって(あくまでも自分基準ですが)納得した。

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    2014年10月25日
  • 日本人のための世界史入門

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    歴史を知るというよりは、言葉を知るモノを知るということが大事だと感じた
    歴史はその一環として学びたい

    本筋とは関係ないがソクラテスをソークラテースと表記するのは阿呆だと言い切ったのは見事だった

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    2014年05月26日
  • 『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内―

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    名作とされている文学作品に対し、自分の感じたまま、良い悪いを断じるのが痛快。
    無理矢理なところもあるけど、面白く読めるのは、小谷野敦の知識と技術によるものかなと思う。

    小谷野敦は基本的に「もてない男」目線で読んでいる。
    「もてない女」である私から見たら共感できる部分もあったし、感覚が決定的に違うと感じた部分もあった。

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    2015年09月21日
  • 日本人のための世界史入門

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    最初の感じから外れかなと思ったが読んでいるうち引き込まれた。世界史入門というタイトルに実は合っていて今までなんとなく聞いた事件や人物について簡潔に説明され、さらに作者なりの見解それに関わる出来事、参考書、映画をいれてありもっと知りたいと自然と意識が向く。専門家じゃないなら大体でいいあるように変に気張らず軽く読んでくのが吉。万人受けではないと思う。

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    2014年02月06日
  • 『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内―

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    片っ端からぶった切ってる感が何とも痛快でした。名作案内、書評のはずなのに何故か痛快で面白い。容赦ないこき下ろしっぷりがまた笑える。
    普遍的ではない書評、と言うのがまたいい。決して万人受けする内容ではないが、だからこそに著者の好みや価値観が顕著に出ていて楽しめる。
    案内本としてはいまいちだが、一般的な普遍的な書評に飽きた人にオススメしたい

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    2014年02月02日
  • 日本人のための世界史入門

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    一般人には、「だいたい」で充分だし、「だいたい」が良いのである。歴史を学ぶのは、面白いから、と主張する著者の一冊。
    わたしゃ、年表を行き来する世界史について行けず日本史を取った人間だが、面白かった。
    掘り下げは浅いし、とにかくあっちこっちに話が飛ぶ。途中にガンダムやキャンディキャンディは出て来るし、歴史を勉強しようと言う人には向かないんだろうね。
    寝転がって、それでも歴史に興味を持つにはいいね。

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    2013年12月31日
  • 『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内―

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    小谷野敦さんのボヤきのような小谷野節、かなり好きです。
    白眉は三島由紀夫の『金閣寺』のこき下ろし方。こじつけもいいところ。金閣寺と聞いたら多くの日本人は「キンカクシ」を連想してしまう…って、そんなこともないでしょう!(笑
    おそらく、全く受け付けない人も多いことと思いますが、私はハマってしまいました。読みながら1人でニヤニヤした箇所多数。

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    2013年12月26日
  • 日本人のための世界史入門

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    すごい勢いで世界史を描く新書。
    作者の書きたい放題の文章と見解が面白い。
    世界史は大学入試以来離れている、個人的には結構な課題分野であり、課題を思い出すには充分な内容であったものの如何せんすごい勢いと書きたい放題の文章のものであるから、これだけでは全く蓄積にはならない。
    もうちょっと体系的な本を読まないといけないな。
    とはいえ面白いことには間違いなし。

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    2013年11月11日
  • 日本人のための世界史入門

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    だいたいの説明でありながら、横道にどんどん逸れて行きつつ、戻ってくる一見気ままに見えながら配慮のある論述がすばらしい。当方と同じにおいを感じる。減点分はまとまりのなさ故。

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    2013年09月26日
  • 日本人のための世界史入門

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    一般人が歴史を学ぶのは、現代を生きることをより意味のあるものにするためだと思うが、いま思うと学校で学んだ歴史は、そういう視点からいうと必ずしも痒い所に手が届くものではなかったと思う。
    系統立てた歴史入門書ということではないが、そういう痒いところに手が届くという意味でまことにためになり、興味深い本であった。今後何度か読み返すことになるだろう。

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    2013年09月13日
  • 日本人のための世界史入門

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    世界史の流れを著者独自の観点から述べている。教科書には書かれていないようなことや、著者の考えやら。でも歴史の大筋は変わらないので、歴史をまずは一冊で読みたい人におすすめ。

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    2013年09月06日
  • 日本人のための世界史入門

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    ローマ帝国よりもギリシャの文明が優れているなど、筆者の私見を交えながら世界史について、語っています。確かに、ただ事実をありのまま述べるよりも、その背景にある歴史などが分かった方が面白いし、学生時代の歴史の授業も楽しいものになっただろうなとおもいました。

    人類の歴史は常に、強者によって都合よく作られてきた歴史なのだなと思いました。ルネッサンス以降の西洋の隆盛や、宋や明などの東アジアの変遷など、楽しく読むことができました。

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    2013年08月08日
  • ウルトラマンがいた時代

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    著者は私と同い年。「帰ってきたウルトラマン」をリアルタイムで観ていたのも全く同じ。従って、共感できるところが山のようにあった。

    一か所だけ気になったところ。「帰ってきたウルトラマン」の主題歌は主役の団次郎が歌っていたが、「ウルトラマンレオ」の最初の主題歌も主役の真夏竜が歌っていたはず。

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    2013年06月23日
  • バカのための読書術

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    本を読まない生徒対策になるだろうかと思ったら、自分向けの内容でした。
    一部の人文科学が不必要に難化している現実と、教養がないばっかりにその現実についていけない、しかしインテリたちにバカと思われたくない人々。どうやって本を読めばいいのかという話。
    難しいと思えば読まなければいい、と言われてほっとした。これが読めなきゃ…って強迫観念を持ってるのは私だけじゃなかったんだなぁ。
    私自身「不純な動機の読書家」ってのはよくやるから、それでいいのかーって。
    まずは、「事実につく」。自分で学ぶときにも、生徒に教えるときにも、忘れないようにしなきゃ。

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    2013年06月08日
  • 21世紀の落語入門

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    現代の、しかも落語初心者のための落語入門書。
    少し前から落語をよく聞くようになった。けども、田舎住まいで寄席に行く機会はなかなかないので、YouTubeでいろいろ見て楽しんでいる。先日は立川談志のひとり会のDVDをゴッソリ借りたりなんかして・・・という僕にはちょうどよい本だった。

    小難しい落語評論ではなくて、業界のしがらみの無い著者の落語の楽しみ方をわかりやすく紹介されている。
    ところどころの脱線話が結構な知識になるので楽しめた。

    いままで読んだものの中で、あんまり話題に乗らなかった立川志らくが褒められていて、なんだか嬉しかったな。
    この本で出てくる中では、立川談志や志らく、古今亭志ん朝などはいくつか聴いたことがあるので、分かりやすかったかな。

    上方落語についても紹介されている。

    素人の僕としては、名前がこんがらがってしまう箇所もあったのだけども、またいろいろな落語に触れながら読み返してみたいと思った。

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    【内容紹介】
    名人・立川談志亡き今、これから落語を聴こうとする者が、失敗せずに楽しむコツは?ファン歴三十数年の著者が、業界のしがらみゼロの“客目線”で親しみ方を大胆指南。「聴く前に、興津要編の作品集『古典落語』を読むと理解倍増」「寄席へ行くより名人のCD」「初心者は志ん朝から聴け」「志ん生は皆が褒めるが江戸弁がキツくて分かりづらい」…定説に時に突っ込みながら、うまい噺家、聴き方のツボ、演目の背景・歴史を一挙紹介。落語ツウも開眼多数の新感覚の入門書。
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    【目次】
    第1章 落語に「テキスト」はあるか
    第2章 「江戸」ではない近代落語
    第3章 「廓ばなし」の困難
    第4章 私の推す名人たち
    第5章 名人藝の技術
    第6章 ネタに突っ込みをいれる
    第7章 「名人」以後の落語家
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    2013年04月29日
  • バカのための読書術

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    ここで言う「バカ」とは「ポストモダン」が理解できない人のこと。「バカ」な人はひたすら歴史を勉強すべし、というアドバイスは乱暴だけど説得力がある。

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    2013年04月10日
  • 21世紀の落語入門

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    何冊か落語入門書を読んだが、
    本書が一番私の気持ちに沿う。共感できる点がとても多かったからだ。
    初心者には良い1冊だと思う。

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    2013年03月22日
  • 友達がいないということ

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    この本には、友達がいない人が具体的にどうすれば友達が出来るかということは書いていない。けれど、とてもおもしろい。著者も言っているが、友達がいないということを言うのは辛い。彼女がいないことよりもよっぽど辛い。この本のなかで答えにたどり着くことはない。けれど友達がいないことに悩んでいる人は読んでみてもいいかもしれない。少なくとも私は励みになった。それと、小谷野敦のときどきでるナイーブな感じは結構好きだ。

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    2013年03月21日
  • バカのための読書術

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    いつもどおり小谷野節を楽しめる。分野別に基本となる本を解説。文学作品の年代別・性別(といっても25歳上下と男女)ブックガイドは面白い。

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    2013年02月14日
  • 日本恋愛思想史 記紀万葉から現代まで

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    ネタバレ

    著者さんの文章の中心となる主張

    ・「性の解放(公言された学術用語ではないですが「乱れ」「活発化」「自由化」とも)」による
    脱近代化・ポストモダン化は起こっていない、なぜなら、
    今もなお近代から続く恋愛結婚は、国内の大部分を占める人たちによって
    最重要視されており、また巷では実際に恋愛格差なるものが存在しているから。

    ・「恋愛」は近代以降の輸入品ではない、
    なぜなら近世より前の中世、古代には、
    時代によって、さらに身分の階級区分によって
    形のちがう恋が存在していたとかんがえられるから。

    ・性の問題.遊女神聖化の否定.
    売春禁止法以降,性のはけ口としての
    強姦,少女買春(援交など)をはじめ性関連のさまざまな問題が増加
    (ただし書中では,大きく議論されていない)
    この本の話の内容全体が、
    過去から現代までの比較恋愛研究に関してや
    文芸、娯楽などに関して、
    幅広いスケールで展開されているので、整理するのに難しいです。だけれど,とても面白かった。
    これまで断片的にしか知識をもっていなかったために,
    中途半端が一番よくないというのは本当で,
    日本人の恋愛観史を誤解していた点が多かったことに気づかされました。
    圧倒されるのは,参考引用文献の数の多さ.

    しかし,恋愛観というのは,思想的な部分を持つものだとは思っていましたが,
    想像以上に思想的でおどろきました.こんなに,時代と人ともに,
    変遷してきていたなんて.

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    2013年03月05日