仲村つばきのレビュー一覧
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今回は前ニ作でけっこう主人公たちに立ち塞がる壁として描かれてきた長兄アルバートの話です。
自他共に認める優秀な王で、自信満々な彼の恋愛話を楽しみにしてました。
こういうプライド高めの男性が恋に落ちる様って好きなんですよねー。
前半はクローディアのいる修道院に静養に来た王太后イザベラとのふれあいが描かれます。眠れない真夜中に物語をしながらゆっくりと心が近づいていく様子はとても良かったです。
中盤から後半ついにクローディアとアルバートが出会うのですが、アルバートの勘を頼りにした猪突猛進さがなかなかおもしろかったです。
どんな相手でも自らが袖にされるとは微塵も思っていないアルバートがクローディアに全 -
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少女漫画が好き、と言えない主人公は、ある日
店子がアパート前で倒れているのを発見した。
好きな作品を描いている人が実は…! という1話から
新人さんが相談にきてみたり、許可なく勝手に
彼らのキャラを描いている漫画家がいたり
主人公の進路を考えてみたり…。
最後以外は、基本漫画家先生の事情が絡んで
なかなか業界って…人生って大変だな、と。
人は誰しも、こそっと楽しんでいるものが
あったりするものです。
合わない、と言われるだけならいいですが
笑い飛ばされたりすると傷つくので。
それは、そう考えてしまうほど、それが大事で
大切にしたいものだ、とも言えます。 -
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酒の神様が視えるせいか、酒豪である主人公。
そんな彼女に飲み比べの勝負を持ちかけたのは
この地を直轄する伯爵?!
確かに理由は揃っているけれど、さすがの主人公も
勝手に飲むことはできないのでは? な謎は
当然後で分かります。
の前に、ちらほらとにじみ出る伯爵の感情に
あれ~? で、そのうち出てくる過去によって
なるほど! になりましたけれど。
昔の話、幼い時の気持ち、再会。
ある意味王道なのに、いやいや待って! と
ストップをかけたくなるのは何故でしょう?w
まぁ本人達が幸せならいいの…かな?
別方向で不幸ではありますが、約一名。
しかし、はるか昔から存在する『食べ物』に関しては
お腹壊 -
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求婚されて断った次の日、お客としてやってきたのは
小さな女の子だった。
仕事をして給金をもらえって、得るものがあれば
失うものも…と書いていましたが、失いすぎです。
自由時間かと思ったのですが、そんな生易しいものでなく
これは確かに精神病むぞ、な失いもの。
今まで3人の乙女が出てきていましたが
断トツで大人です。
ここまで老齢するのが恐ろしいほどの、大人です。
脱いで、子供の時代のうちに、子供らしい
楽しい事をしてほしいものです。
そんな彼女と比較して初々しい…というのかどうか。
ものすごく可愛らしくお互いの気持ちを噛みしめたり
若干いちゃいちゃしてみたり。
この二人、きちんと進めるので -
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気持ちを自覚したのはいいものの、何と相手に婚約者が?
二人きりの研修旅行で靴発見。
なのはいいのですが、その間が突っ込み満載。
妹さんは後でプロポーズがどうなったか聞くくらいなら
兄の作ったしおりもチェックして下さい! という話。
前回からさらに突っ込みどころ満載、になってました。
今回の靴の持ち主は、どういう心境なのでしょう?
ばれないようにやりたいなら、家を捨てて
別の所から始めればいいのでは?
ここが一番有名だから、というならば
それは楽をしよう、という気持ちでは?
まるで、生活は捨てたくないけど夢を叶えたい、と
無茶な事を言っているように感じました。 -
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新規の客を呼び込む季節になってきた。
そんな時に担当する事になったのは、かつての母の同僚。
前回の最後、彼が魔術師と分かったわけですが
一体どうするのかと思ったら。
オーナーの妹は別方向で事態を進めてくれますし
事件に集中した方がいいのか、関係を進展させるのか…。
いや、どう考えても的外れなオーナーの思考回路が
面白くて仕方ないですけど?w
なぜそこでその選択!? という突っ込みが
今回も満載です。
夢を諦めて実家に帰るから、すべてを捨てる。
それは勇気がいる事ですが、すべてを捨ててしまえば
自分ではなくなってしまいます。
叶えるべき夢として持ち続けるか
夢を夢として持ち続けるべきか。
そ -
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ネタバレ刀剣乱舞のアプリを始めて間もないため、刀剣たちの性格とか分かるかな~ぐらいの軽い感覚で買ってみました。
6人のラノベ作家(主にビーズログ文庫を書かれている)が書いた短編を1冊にまとめてるので内容的にはちょっと物足りないです。刀剣男子たちの日常の一場面を切り取って文章にした感じです。作家さんたちの好みがあるので登場する刀剣に偏りが有り。鶴丸がけっこう多いなと思いました。あと作家さん自身の刀剣に対する捉え方なので、好みが分かれる話もあるんじゃないかな、と。私はまだとうらぶ初心者なのでそこまでではなく全部読めました。けれど、小説の中で描かれている刀剣たちがそのすべてだとは思わないように、自分がゲーム -
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カバーイラスト カズアキ
「山姥切のいいとこ探し」小野上明夜(イラスト 明咲トウル)
イラスト ヤマコ
「虎徹の兄弟」水澤なな(イラスト 古屋モコ)
「軽傷セリフを言わせてみよう」漫画 紗与イチ
イラスト 春河35
「色鮮やかなお守り」仲村つばき(イラスト 紗与イチ)
イラスト 左近堂絵里
「海千山千」水澤なな(イラスト 古屋モコ)
イラスト 伊藤明十
「加州清光が敵と一騎打ちする話」瑞山いつき(イラスト 紗与イチ)
「大太刀兄弟」漫画 あき
イラスト 蜷川ヤエコ
「藤四郎の眷族」水澤なな(イラスト 古屋モコ)
「小さな小さな恩返し」水澤なな(イラスト 古屋モコ)
イラスト サマミヤアカザ
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全体的に。ノベルはかなりレベルが低く、特に掌編辺りは読むのが苦痛だった。ネットで無料公開している二次作品ならまだしも、公式商用……。かなり残念な感じ。それでも評価★3を保ったのは美麗イラストあってこそ。特に高山しのぶ先生のたぬきと国広兄弟(マイナス1)はカラーで見たい。
~桜~と銘打たれてるので続刊があるのだろうけど、ノベル陣頑張ってほしい。
石田リンネ『宵によくよく善祓え』が一推し。
(→以下個別感想)
まんば:三日月さん目当てでとーらぶ始めて初期刀まんばくんの自分に罪悪感を抱かせた。ごめんね、まんばくんと思わず謝ってしまう。
虎徹/海千山千/藤四郎/恩返し/贔屓/狐/スイカ:掌編たち。数え