永井均のレビュー一覧

  • 子どものための哲学対話

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    子どものための本なので、難解な言葉は出てきません。絵や4コマ漫画も分かりやすくて楽しいです。 でも、内容は哲学なので、よくわからない項目もあります。禅問答みたいです。

    中には、くるっと180°見え方が変わってくる項目もあります。

    「こまっている人を助けてはいけない?」の4コマ漫画みたいにできるといいなあ、と思いました。


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    2025年10月11日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    ウィトゲンシュタインの生涯と彼が遺した著作、草稿から彼の思想と意図を紐解く。彼の著作『論理哲学論考』は、のちにウィーン学団を結成した論理実証主義者に影響を与えたが、真に重要なことに沈黙するのではなく、排除すべきものと見なした。

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    2025年06月28日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    難しいのは難しい。人物伝が少ないので考え方の部分が簡潔に書かれているとは思う。少しわかるような気になったが、もっと読み込まないと理解は深まらないのかも。「言語ゲーム」や「語りえぬもの」、キャッチーでありつつちゃんとわかるのは難しい。

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    2024年05月25日
  • 子どものための哲学対話

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    子どものための〜とあるが、内容が分かりにくい?と感じたのは自分だけかもしれないが、スッと頭に入ってくる感じではなかった。
    子ども向けの話し方ではあるけど内容は大人向けな気も。難しくてもまた読みたい、と思う本もけっこうあるけど、この本はそうは思えなかった。何故だかは分からないけど感覚的に。

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    2024年01月29日
  • 子どものための哲学対話

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    小学生の時に読んだものだが、大人になっても読んでいい本。
    内容は哲学的で考えさせられることだし、何度も間を開けて再読したい。

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    2024年01月04日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    この本も、あるところで勧められていたので読んでみました。
    タイトル中の〈子ども〉は、いわゆる「子ども」を指しているのではなく、「哲学的な問いを持つ子ども、あるいは、かつてはそういう問いを持っていた子どもだった人」という意味なので、子どもだけでなく、幅広い年齢層の人を対象にした本です。

    個人的には、子どもの問いを買いかぶり過ぎな印象を受けました。
    子どもの問いの中には、確かに哲学につながるようなものもありますが、場当たり的で思いつきな問いが多いのが普通だと思います。
    著者のように、子どもの頃から哲学的な問いを立てられる人は、やはり哲学に向いている人なのだと思います。

    内容としては、「なぜ僕は

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    2023年11月26日
  • これがニーチェだ

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    あるところで薦められていたので読んでみました。
    この本を読むに足るだけの知識が自分にはなく、読み進めるのになかなか苦労しましたが、ニーチェの「神は死んだ」について、何となくは理解できた気がします。
    が、著者も書いているように、本書は著者が思うところのニーチェであって、ニーチェには、もっと多面的な見方があると思うので、時間を見つけて、他のニーチェ本も読んでみたいと思います。

    哲学もそうですが、人文科学や社会科学は、数学でいうところの公理ほどは、確実な土台がないので、根本的なところを考えだすと、なかなか厄介ですね。
    まあ、それはそれで面白いところはあるのですが。

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    2023年11月18日
  • 子どものための哲学対話

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    ネタバレ

    子どものための、と冠しているけど、大人でもなるほどなと思える部分が多くて、面白かった。
    ぼくと、猫のペネトレの、対話形式の哲学書。

    個人的に面白かったのは、ネクラとネアカの話。
    「根が明るいっていうのはね、なぜだか、根本的に、自分自身で満ち足りているってことなんだ。なんにも意味のあることをしていなくても、ほかのだれに認めてもらわなくても、ただ存在してちるだけで満ち足りているってことなんだよ。根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。それが下品ってことさ。」
    自分と夫の違いは、こういうことなんだと腑に落ちた。ち

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    2023年10月31日
  • 子どものための哲学対話

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    猫との対話形式で話し言葉で書いてあるから、子供でも大人でも読みやすい。
    内容自体は哲学なだけあって小難しいですが。
    かんがえかたを教えてくれるっていう感じ。全ての問いに"こうだ"という答えが出るわけではないのが哲学っぽい笑
    今見てる立ち位置から考えない、多角的に考える、こうするのはどうかな?などなど、思考のヒントがもらえるので大人子ども問わず頭硬くて困ってる人は読んでみてもいいかも笑
    親子で読んで、内容について話し合ってみるのも楽しそう。

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    2023年08月23日
  • 哲おじさんと学くん

    購入済み

    対話形式の哲学本

    登場人物による対話形式の哲学本でした。
    これまで何冊か哲学に関する本を読んできましたが、こちらは今までで一番難しく感じました。
    自分自身の哲学的思考を鍛えてから、また改めて読み直したいと思います。

    #深い

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    2023年07月19日
  • 子どものための哲学対話

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    わかったような気になったりわからなかったりするけど考えるきっかけにはなる
    が、実際に考えれてはいない

    あと読んでいると私はどうしようもない人間なんだな…と理解した

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    2023年04月24日
  • 子どものための哲学対話

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    哲学の本だけど、子ども向けの本だからか、言い切り型の文章が続き、いい歳の大人としては、「世の中はそんなに単純に生きれないよ」とモヤっとしたのは正直な話。一つのテーマを深く追求することもない。でも、家事の合間にふと本のテーマが頭をよぎり考え込む。だからきっと子どもたちの心にも、考えるきっかけ、思考の種を植えてくれる、そんな本だと思う。

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    2022年09月27日
  • 子どものための哲学対話

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    三年前、ぼくが小学五年生の時から家に住み着くようになったペネトレという猫はとても不思議な猫なんだ。
    名前もへんだけど、なによりおかしいのは人間の言葉を話すってこと。
    でも普通の人が言うようなことは絶対言わない。ペネトレは人間はなんのために生きているのか」とか「学校には行かなくちゃいけないのか」そういう問題について話すんだ。
    ペネトレのいうことは普通の人とは全然違う。でもよく考えてみると、ひょっとしたらペネトレの考えが正しいんじゃないかって思えてくる。

    そんなぼくとペネトレの対話の記録


    前半はとても読みやすく、うーんなるほどな〜と思わず考えてしまいような内容で、子どもが物事の考え方を学ぶ本

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    2022年06月30日
  • 子どものための哲学対話

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    子供向けのようで大人向け。
    哲学とはなんぞやといった、とっかかりを与えてくれる良い作品だと思います。

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    2021年11月13日
  • 哲おじさんと学くん

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    なぜ自分は存在しているのか
    この時代、この場所、この意識で。

    そんなことを論じる一冊
    分からないこと、答えがないことを、とことん考えるのが哲学なのだな

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    2021年11月09日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    純で素朴な疑問を抱くこども。そんなこどもに向けた哲学であり、入門編とも言える。
    素直な疑問から広がる思想はとても雄大で、私には想定外の思考ばかり。
    初めて哲学の本を読んだが、深掘りするのが楽しくなった。

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    2021年03月04日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    難解なものを低いレベルに引き落としてまで分かりやすく解説することに意義を感じないとする筆者の態度が、もう、めちゃくちゃに伝わってくる。
    ので、難しい。

    論理学のような因果関係で結ばれる関係性が、言語とその対象や描写しようとしているものには存在しない。だから言語は生活に深く織り込まれており、暗黙のうちに言語に縛られている。ってこと?
    あらゆる事を表現しようとしてもどうやっても言語から逃れることは出来ず、暗黙のルールによって取り組まれているゲーム(勝ち負け系ではなく遊び系)のようだ。ゲーム規範/ルールがあってゲームがあるのではなく、ただゲームがあるのであり、ゲームの外からルールを把握することはで

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    2020年12月24日
  • 子どものための哲学対話

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    平淡な文で書かれているようで難しい。後半の対話は子供には難しすぎる気がしますわ。上品と下品について気になりました。存在してるだけで満ちたりしている→上品、青い鳥を捕まえるとそれは青い鳥でなくなり、家で飼っている鳥が実は青い鳥。

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    2020年12月18日
  • 子どものための哲学対話

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    考えなくてもいい、どうでもいい、考えたってどうしようもない。
    哲学はそういった感想が多い、というかそう思ってしまうのは仕方がない。

    でも、いつからそう思うようになったのか?
    なんで無駄と思うようになったのか?
    「いつ」「誰に」そう「思うように」「させられたのか?」

    そういったことを、尊敬する哲学の教授が言ってたのを思い出した。



    この本は「問い」に対して答えている猫に、問いの「答え」を求めてはいけないと思った。
    読む「姿勢」で、かなり受け取る側が変わってしまう恐れがあると思った。
    一緒に考えながら、読んでいくのは「哲学」だし、あくまでも、ひとつの思考であって、そこから自分はどう思うかが

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    2020年05月29日
  • フィリピンBC級戦犯裁判

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    最近、電車の中かどこかで他人の会話が聞こえてきて、フィリピンは親日的だからどうのこうのという話であった。フィリピンで日本が戦時中に何をしたかはあまり意識されなくなってきているのかもしれない。

    終戦直後はフィリピンは対日感情がもっとも厳しい国だった。それは日本軍が、特に敗戦間際にメチャクチャをやったから。おもにA級戦犯をさばいた米軍管轄の裁判に引き続いて、多くのBC級戦犯は新独立国フィリピンの裁判にかけられた。ちなみにA級は戦争指導者の戦犯で、BC級は戦争中の非人道的行為などの戦争犯罪を指した。他の国々での裁判と比べても有罪率、死刑判決の率ももっとも高い裁判だったが、結局は一部の死刑が執行され

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    2019年08月26日