永井均のレビュー一覧

  • これがニーチェだ

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    昔読んだような気がするが、なんとなく気になって読むことに。結果、大正解。誤解を恐れずに言えば、たいしたことは言ってないんだが、当たり前のことを回りくどく言う、いや示すのは気持ちいいなと。

    もちろん完全に永井さんのことを理解はしてないが、この本から肉をそぎ落として骨だけにするとそうたいしたら、相対主義のパラドクスを道徳的な展開をしたということになるんではないかと。
    あと、ニーチェを読んでいて存在と時間の実存主義に近いよな、と感じたがそれは中途半端なニーチェ主義なんだろう。むしろ突き詰めていくと、ハイデッガーの嫌ったダスマンの方が超人に見えてくるのは気のせいか?

    導入の仕方が秀逸。なぜ人を殺し

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    2015年10月03日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    哲学とは、大人になるまえに抱き、大人になるにつれて忘れてしまいがちな疑問の数々を、つまり子どものときに抱く素朴な疑問の数々を、自分自身がほんとうに納得がいくまで、けっして手放さないこと、これだけである。

    p46から読む

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    2015年02月15日
  • これがニーチェだ

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    ネタバレ

    筆者の解釈ではあるが、ニーチェ哲学の危険な面も含め、純粋に学問的に、容赦なく解説している書。(筆者の言葉を借りると)反社会的な内容が多分に含まれる。
    社会人が読めば怒りを覚えるかもしれないが、学生が読めば一般にタブーとされる内容にまで踏み込んだ議論がされているのでスカッとするかもしれない。

    また、筆者はニーチェ哲学に世の中的な価値はないとの立場だが、一概にそうとは言えず、ニーチェの結論である「人生の無意味さを楽しむ」という思想は、社会人にとって極めて実用的な考え方だと思う。
    これを実践すると、些細な失敗や意見の相違が気にならなくなるので自然仏のような性格になってゆくだろう。ストレス耐性が高ま

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    2014年08月26日
  • 私・今・そして神 開闢の哲学

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    発売からそれほど時間がたっていない
    2004年10月29日に、読み終えています。

    いま、また読み返しています。
    (2014年5月24日)

    読み終えました。
    (2014年7月26日)

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    2014年07月26日
  • 私・今・そして神 開闢の哲学

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    「私」と「今」とは同じものの別の名前なのではないかとさえ感じているーという文に、自分がこれまで筆者の助けを借りながら考えてきたことが端的に表されていると感じた。世界に向けて素朴で根本的な問いが真っ直ぐに問われているという印象。個人的には、哲学の王道を行く内容をキッチリ論じた本だと思う。文章も平易で、予備知識をほとんど必要としないところも素晴らしい。

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    2014年02月25日
  • これがニーチェだ

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    ネタバレ

    とても興味深く読めた。
    おそらく難解であろうニーチェをわかりやすく解説してくれている。とはいえそれでもじっくり読まないと途中で分からなくなってしまうけど。
    ニーチェの思想の変遷を、筋道に沿って追って行っている感があり、納得しやすい。
    いろいろと参考になることが書いてあるので、また読みたい。
    以下、印象に残った考え方。
    動物の最大の幸福は過去を忘れること。
    物には固有の価値基準があるが、人間にはそれがない。

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    2013年12月20日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    結局は自分の内側にあるという永井先生の理論。なっとく。私が求めていたのは、哲学をしてきた人の著作を読んで知見を得ることではなく、自ら哲学できる術、もしくはそれを肯定し、促進してくれるこういった部類の本だったのかもしれない。永井先生の本はなるべく読みたい。

    それに加え、道徳観を含んでいる問題にたいして、道徳観を批判することは不可能。と言い切ってもらえたことにも感謝したい。

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    2013年11月17日
  • 私・今・そして神 開闢の哲学

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    非常に分かりやすく、今まで消化不良だった存在論が自分に近いものだと思える。自分の存在がある不思議。。

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    2011年07月04日
  • なぜ人を殺してはいけないのか?

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    構成は
    ・永井ー小泉の対談
    ・永井論考
    ・小泉論考
    <文庫版書き下ろし>
    ・永井論考
    ・小泉論考


    対談は恐ろしく噛み合ってない。
    それは永井先生も論考内で「この対談に際して小泉氏は私の以前の著作をずいぶん勉強してこられたようで、氏の発言には私の用語がちりばめられている。しかし、その用法が私の理解と食い違っているため、逆に理解しにくかった。」(p82)と言っていたり、「小泉氏の発言の意味がわからなかった」といった趣旨の発言をかなりの回数使っているところからも伺える。(逆に小泉先生はそのような類の発言はしていなかったように思う)

    ただ、この噛み合わなさ、対談後の論考の議題設定のあまりの違いが

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    2011年06月12日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    ネタバレ

    >人間は結局、自分のやりたいことしかやらない。いや、自分のやりたいことしかやれない、と言ってもいい。いやいやながらそうする、という場合だって、与えられたその状況で出来ることの中では、一番やりたいことをやっているはずだ。

     永井均さんは『子供のための哲学対話』で、人間はなんのために生きているのか?という問いに「遊ぶためさ」と言いきっている。また「根が明るい人は、なにか目標のために努力しているときも、なぜかいつもそのこと自体が楽しい人で、根が暗い人は、何か意味のあることをしたり、ほかの誰かに認めてもらわなくては、満たされない人」とも書いている。

     人間は何のために生きているのか?と言う問いは、

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    2020年05月05日
  • 被爆者が眠る島 知られざる原爆体験

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    「げんしばくだんがおちると
         ひるがよるになって
            人はおばけになる」

    岩波ブックレットNo.1115

    たまたまですが、新年早々原爆の話

    〜広島への原爆投下直後、1万人もの被災者が運び込まれた小さな島、似島(にのしま)。野戦病院にして埋葬場所ともなった島の過酷な体験を描くドキュメント。〜

    筆者である永井均さんは、(かなり抑えめの)写真や記録の絵なども載せながら、似島の当時の状況や、その後の遺骨の発掘の経緯などを淡々と綴ります

    感情や結論めいた言葉はほとんどありませんでした

    そこには誰かの強い言葉に引き摺られるのではなく、自らが考え、判断して、行動してほしいとの

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    2026年01月03日
  • 被爆者が眠る島 知られざる原爆体験

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    原爆降下後、野戦病院として被災者を受け入れた似島で起きていたこと。

    体験を言葉にするまでに長い時間を要したということが意味することに思いを馳せ、改めて当時の過酷さを思いました。

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    2025年12月23日
  • これがニーチェだ

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     一応全部読み終えては見たものの、あまりわからなかった。哲学的な素養が僕にないだけかもしれないが、ちょっと断片的にわかったような気がするところがあると思ったら、またすぐにわからなくなった。何回も繰り返し繰り返し読んで咀嚼したい

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    2025年11月27日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    この本は子どもで理解できる哲学の入門書ではなく、子どものように物事の根本に疑問を持ち、それを考えることがどのようなことかを書かれた本。
    正直何を言ってるか分からなかったが、世の中には色んな視点かな物事を捉える人がいるんだなと思った。

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    2025年11月10日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    本書で取り上げられる問題は、「なぜぼくは存在するのか」と「なぜ悪いことはしてはいけないか」の2つです。

    「なぜぼくは存在するのか」は、同じ著者の『転校生とブラック・ジャック 独在性をめぐるセミナー』でも取り上げられていた問題です。
    ある人Bさんがいるとして、そのBさんが使う「ぼく」には、2通りの使い方があり得る。
    1つは、普通にBという人間を指す場合の「ぼく」。
    もう1つは「ぼくは今度生まれてくるときは、ライオンに生まれたい」などという場合の「ぼく」。
    でも、この2つに尽きないプラス・アルファとしての「ぼく」があるのではないか。(pp.73-76)

    『転校生とブラック・ジャック』は私には難

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    2025年09月08日
  • これがニーチェだ

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    自身がニーチェについてよく知らないということがわかった。しばらくしてもう一度読んだらもう少し自分なりに咀嚼できるかもしれない。今分かるのはニーチェの考えは視点によって解釈が変わること

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    2025年09月03日
  • 〈子ども〉のための哲学

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    まずはじめに、これは子ども向けの簡単な哲学書ではありません。子どもの感じる純粋な疑問を深く考えることを通して、自分で哲学するということを伝える本です。

    私は哲学についての本をはじめて読みました。本書の中では、2つの問いについての考えが述べられます。でも、わかったようなわからないような…と思いながら最終章の「問の後に」に辿り着き、そこでこれまでのモヤモヤが晴れた感じがしました。

    最終章での「水面から水中を覗くこと=他人の哲学を鑑賞すること」と「水中から水面を目指すこと=自分に必要な哲学をすること」の違いや、それによる「他人には理解できない」という事象のことなど、すごくしっくり来ました。

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    2025年08月03日
  • これがニーチェだ

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    ルサンチマン(弱者)を内包した社会やキリスト教を批判し、ニヒリズムを克服し、生を肯定するためのニーチェの問いを整理した本


    #講談社現代新書 #永井均 「 これが #ニーチェ だ 」


    内容としては かなり難しいが、#ツァラトゥストラ 「精神が 駱駝となり、獅子となり、子供になる」の意味がよくわかる構成になっている


    ニーチェ=無神論という解釈は間違いであるとのこと。人生の無意味さを肯定することにより、自分の中に別の意味の〈神〉が生き返る、という主張。なるほどと思う


    「人生の価値は、人の役に立ったとか、そういうところにあるのではない〜そこには、何の意味も必然性もない。その事実そのも

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    2025年04月20日
  • 子どものための哲学対話

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    ネタバレ

    子供向けではあるが、理解できないところも多々あった。

    学びのあったところ:

    うそはついてもいいけど、約束は破ってはいけない
    約束はしなくてもよいのに、自分でしたこと。
    どんなにくだらない用件だったとしても、すでにしてしまった約束というのは、そのことで重みをもってくる。
    相手は、自分のもっと大事な用件よりもその約束のほうを優先してくれているかもしれないから。

    専門家は、好みの違いが何を意味するのかってことに関する考えを持っていて、それを言葉で言うことができる。

    自分に起こるいろんないやなこととか、不愉快な気分なんかを、自分の中でうまく処理する方法を身につけている人が、ほんとうの意味でのお

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    2024年10月03日
  • 子どものための哲学対話

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    哲学を話す猫と会話している、という設定で進むので読みやすい。ただ、内容は小学生とかだと少し理解が追いつかないかなと思います。大人の自分は楽しめました。

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    2024年06月21日