永井均のレビュー一覧

  • ウィトゲンシュタイン入門

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    文芸誌上の企画「哲学とわたくし」で川上未映子さんが対談した永井均さんの入門本。そもそもわたしって?そんな方にオススメです。

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    2009年10月04日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    ウィトゲンシュタイン哲学について入門書。一読してみての感想。「ウィトゲンシュタインの問題意識」に照準を合わせて、それを読者に伝えるということについては成功していると思う。ただ、新書かつ入門書という制限があるため、ウィトゲンシュタインの議論を詳細に説明し尽くしているわけではない。この点には筆者も自覚的であり、より詳しくウィトゲンシュタインについて学びたい場合には、巻末の読書案内が役立つだろう。入門書としての役割は果たされていると思う。ここまでで★4つ。

    ★追加要素は、「ウィトゲンシュタイン入門」でありがながら、きちんと「永井均の本」であるという点。永井均が好きなら読むべき。それが本書が「他の入

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    2009年10月04日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    実践的哲学者、永井均による明快なウィトゲンシュタインの解説(にかこつけて、私的言語や独我論を展開する)本。

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    2009年10月04日
  • 完成版〈子ども〉のための哲学

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    俺にとっては後半の問いの方が面白かった。
    前半部分については、「俺が〈俺〉である理由は、そういうもんだから」と考えるのをやめてしまっているため。正確には、現に俺は〈俺〉である訳だから、「俺が〈俺〉である理由」が判明したとて、強く生きていく理由にはなり得なさそうだから。ファッション鬱は辛いね。


    「なぜ悪いことをしてはいけないか」
    という問いに対して、道徳とは何か、善悪とは何か、などを詰めながら進めていく。

    道徳は価値判断の材料のようだが、価値判断という枠組み自体の中にも入れ込まれてしまっているのではないか?というようなことも書かれている。

    特に面白かったのは
    「実際になされる行為に心が伴

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    2026年04月12日
  • 子どものための哲学対話

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    子供向け哲学の本。
    物の見方を新しい見方にしてくれたり、自分なりに考えることの大事さを教えてくれる。

    たまに何言ってるのか理解できないところもあるけど、とても興味深い本でした
    読みながら映画マトリックスを思い出しました。

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    2026年03月14日
  • 被爆者が眠る島 知られざる原爆体験

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    「げんしばくだんがおちると
         ひるがよるになって
            人はおばけになる」

    岩波ブックレットNo.1115

    たまたまですが、新年早々原爆の話

    〜広島への原爆投下直後、1万人もの被災者が運び込まれた小さな島、似島(にのしま)。野戦病院にして埋葬場所ともなった島の過酷な体験を描くドキュメント。〜

    筆者である永井均さんは、(かなり抑えめの)写真や記録の絵なども載せながら、似島の当時の状況や、その後の遺骨の発掘の経緯などを淡々と綴ります

    感情や結論めいた言葉はほとんどありませんでした

    そこには誰かの強い言葉に引き摺られるのではなく、自らが考え、判断して、行動してほしいとの

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    2026年01月03日
  • 被爆者が眠る島 知られざる原爆体験

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    原爆降下後、野戦病院として被災者を受け入れた似島で起きていたこと。

    体験を言葉にするまでに長い時間を要したということが意味することに思いを馳せ、改めて当時の過酷さを思いました。

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    2025年12月23日
  • これがニーチェだ

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     一応全部読み終えては見たものの、あまりわからなかった。哲学的な素養が僕にないだけかもしれないが、ちょっと断片的にわかったような気がするところがあると思ったら、またすぐにわからなくなった。何回も繰り返し繰り返し読んで咀嚼したい

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    2025年11月27日
  • これがニーチェだ

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    自身がニーチェについてよく知らないということがわかった。しばらくしてもう一度読んだらもう少し自分なりに咀嚼できるかもしれない。今分かるのはニーチェの考えは視点によって解釈が変わること

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    2025年09月03日
  • ウィトゲンシュタイン入門

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    「哲学者はいかなる観念共同体の市民でもない。そのことが、彼を哲学者たらしめるのである。(断片)」


    ウィトゲンシュタインは、哲学の題材を「語りうる」「語りえない」で区分けした人物と思われがちだが、永井さんの理解では、彼は「語りえぬもの」に(言語化不可能な仕方で)あらかじめ触れていた。それを人間の思考様式(言語・写像)で、どうにか掴もうと、もがき続けたのが、彼の哲学人生だったのだろう。
    そして、その様が、永井さんの胸を強く打つのだろう。



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    2025年06月23日
  • これがニーチェだ

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    ルサンチマン(弱者)を内包した社会やキリスト教を批判し、ニヒリズムを克服し、生を肯定するためのニーチェの問いを整理した本


    #講談社現代新書 #永井均 「 これが #ニーチェ だ 」


    内容としては かなり難しいが、#ツァラトゥストラ 「精神が 駱駝となり、獅子となり、子供になる」の意味がよくわかる構成になっている


    ニーチェ=無神論という解釈は間違いであるとのこと。人生の無意味さを肯定することにより、自分の中に別の意味の〈神〉が生き返る、という主張。なるほどと思う


    「人生の価値は、人の役に立ったとか、そういうところにあるのではない〜そこには、何の意味も必然性もない。その事実そのも

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    2025年04月20日
  • 子どものための哲学対話

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    ネタバレ

    子供向けではあるが、理解できないところも多々あった。

    学びのあったところ:

    うそはついてもいいけど、約束は破ってはいけない
    約束はしなくてもよいのに、自分でしたこと。
    どんなにくだらない用件だったとしても、すでにしてしまった約束というのは、そのことで重みをもってくる。
    相手は、自分のもっと大事な用件よりもその約束のほうを優先してくれているかもしれないから。

    専門家は、好みの違いが何を意味するのかってことに関する考えを持っていて、それを言葉で言うことができる。

    自分に起こるいろんないやなこととか、不愉快な気分なんかを、自分の中でうまく処理する方法を身につけている人が、ほんとうの意味でのお

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    2024年10月03日
  • 子どものための哲学対話

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    哲学を話す猫と会話している、という設定で進むので読みやすい。ただ、内容は小学生とかだと少し理解が追いつかないかなと思います。大人の自分は楽しめました。

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    2024年06月21日
  • 子どものための哲学対話

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    難しい。こども向けとあって、文は平易だが内容は難しかった。作中にもあったが、この本を読むのは遅かったのかもしれない。高校生くらいのとき読んでいれば、理解できる箇所はもっと多かったと思う。時をおいて再読してみたい。

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    2023年11月26日
  • 西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ

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    筆者によれば、西田哲学はあまりにも卑近なことを大真面目に考えて、言葉として表現することによって、むしろ難解になっているそうだ。無の場所、絶対無、、、、読んでいると、わかったつもりになれるのは、肌感覚として、なんとなく、その事実に触れているからかもしれない。まあ、結局、わからないままなのだが。

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    2023年11月07日
  • 翔太と猫のインサイトの夏休み 哲学的諸問題へのいざない

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    哲学について考えるきっかけの本

    中学生の伊豆蔵翔太と猫のインサイトによる対話型の哲学入門

    今が夢ではない事を証明できるか?
    培養器の中の脳が体験している可能性
    「自分」という特別性
    他者との認識違い
    他の人と見ている色は違う可能性
    他人が感じる痛みとは?
    そもそも他人に心はあるのか?
    自由意志とは?
    時間と空間は存在するのか?
    死を恐れる理由


    哲学書を読んで学べるのは「思想」であって、哲学そのものではない
    哲学とは、ただひたすら己の中で自問自答することで得られるものなのかもしれないですね

    私は今まで哲学書のようなものは読んだことないけど
    本書で語られているような事はある程度は考えた事

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    2023年04月17日
  • 子どものための哲学対話

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    QK読書会から。

    「子どものため」と言いつつ容赦がない。ネクラとネアカの話とか。子どもは大ダメージ食らわない?いや、大人だからこそ食らうのかもしれないな……。
    永井均定義の"ネアカ"の人物は、私がまさに「こういう人でありたい」と思う、理想の生き方考え方だったな。

    愛は2種類あるという話、個人的にとてもイメージが湧きやすかった。「愛」の種類は沢山あるけど、それを上手く言語化してくれたなあと思った。

    新しい世界の見方を提供してくれる一冊だと思う。

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    2023年02月14日
  • 子どものための哲学対話

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    青い鳥はもともとそこに居たのに気づかなかったのか、それとももともとは青くなかったのか?
    そこに在る、居る、ということは、見える、さわれる、ということと同義なのか?見えないもの、さわれないものは、無いということなのか?
    社会契約論とか、実存主義(?)とか、難しい言葉でよく語られていそうな話が子どもと猫の対話という形で述べられていて、薄いんだけど内容はとっても濃い。普段目を向けることのない、当たり前だと思っていることに疑問を投げかけて、考えたり人と話したくなったりするきっかけをくれる本。

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    2023年01月28日
  • これがニーチェだ

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    ネタバレ

    哲学初心者の私ですらこの分野のアイドル的存在との認識がある、ニーチェ関連本に初挑戦。しかし、永井均先生の主張が多分に織り込まれており読み解くのに四苦八苦してしまったのです。

    なぜ読むのに苦労するのかと考えると、ニーチェの王道的な思想を学ぶ前に、本作の世間一般的なニーチェ論に対する批判と対峙することになったからだろうと憶測されます。でも逆に、私のニーチェ像は本作から出発することとなり、ある意味で恵まれているではあるのかなと感覚的に察する。

    相手の気持ちを慮ってできることを手助けしようといった慈愛なんてものは、何となく刷り込まれているけどもそれが同情になっているとそれは暴力であると指摘する。そ

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    2023年01月17日
  • 子どものための哲学対話

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    どこかの書評から。これ、確かに子どもが最初に触れる哲学としては打ってつけ。そっち方面にまるで疎い自分も、本書で言わんとすることは何となく見えたし、これを取っ掛かりに、哲学に興味を抱く向きもあり得ると思われる。あとがきから見えるように、有名哲学者の思想が、かなり広範囲に網羅されているみたいだし。

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    2022年04月18日