佐島勤のレビュー一覧
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ネタバレ才能は平等に与えられているものと考える人。
自分の努力が他人の努力に劣っているわけがないと考える人。
これらは見方が違う。遺伝子によって、才能は個々人で異なっている。そして同じだけ努力するといっても才能によってその結果は異なってくるし、相手がどれだけ努力しているかというのはわからない。(勉強時間というより、集中している程度、そして集中力が続く時間)
他の人と同じ才能がないというだけで、劣等というラベルを張られる人。
多様性のある人を教育しようにも、それを測る物差しが同じなら、均一的になる。
優劣なんて物差しが何かってことに依存するんだよな。
エリカのいう、入門して半年は技を教えてないという -
Posted by ブクログ
ネタバレ一科生と二科生の違いは、実技授業のランク枠のためであったり、刺繍有無は裁縫が間に合わなかっただけであったり、差別の原因はとても単純なことから始まることが多いかもなーって改めて思う。
それに、入学試験は、あくまで成績で測れるもの、しかも振るいにかけるために効率的であることという条件がある。その入学試験の成績によって優劣を決めるのは、仕方のない部分もある。ただ、遅咲きの生徒もいれば、成績以外では飛び出している生徒を拾うことができない画一的な教育体制は、汎用的な人間を大量に育てる代償として、犠牲になっているのだと思う。
そのうち才能を認めてくれる人が出てくるといった道徳的なことを教わるが、その可能性 -
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Posted by ブクログ
沖縄で破壊活動を画策する工作部隊のテロを未然に防ぐお話。ほのかや雫など、高校生メンバーも登場するが、相変わらず扱いが軽い。特に♀キャラの扱いが軽すぎる。
今まで活躍の機会が少なかった卒業組にスポットを当てるとか言ってたけどたいして当たってないし。
服部や桐原、沢木なんかを無駄に戦わせるよりも、エリカやあずさ、雫やほのかをもっと活かしてほしいなぁ。
てかキャラが多すぎるんだよやっぱ。それぞれが良いキャラだとしても、どうしても扱いが軽いから印象が薄れる。
達也は絶対無敵だし、新ヒロインとか出てきても可愛げのある展開にはならないし。
なんかこう、もうちょっと盛り上がる要素が欲しいね。 -
Posted by ブクログ
十師族がテロの標的にされ、魔法師の世間的な立場が悪くなっていく一連のシリーズの下巻。
グジーの最後に関してはなんか不完全燃焼だな。
あれだけやりたい放題だったUSNAについてもほったらかしだし、すっきりしないわー。
カノープスやっつけろよ。
一条将暉の日記についてはそこそこ面白かった。
達也が主人公だと恋愛要素がつぶされまくるんで、将暉の話はこの物語としては貴重かもしれない。
ただ、いまどき♀キャラをあそこまで偶像視する主人公って少ないんじゃないかな。やっぱりこの作者、センスがどっか女性的だと思う。
実は女性か、もしくはゲイの気があるのか、どっちかじゃなかろうか。 -
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