佐島勤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
■良いところ
虐げられてはいても主人公が最強というのがありありとわかって、ちょっと気分がいい。(1巻だけだとキャラが掴みにくい気もする? アニメで補完してしまってる気が……)
高校生だけれど色欲に流されない理由が理屈で説明されていて納得してしまった。
あまりに話が進まないので、逆に二巻が気になる。
魔法を科学的に説明している(しきれている気がする)のがすごい。
■悪いところ
設定が非常に細かく、理解するのが大変。
説明の仕方も難しく書かれている感じがする。
しかも1巻はほぼ設定の説明だけで終わっていてびっくりした。
いつ話が動くのかと期待していたのだけれど……。
そして致命的なことに現段階で -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ原作6・7巻エピソード。原作未読。
論文コンペに達也が選出。兄妹の義理の母が登場、彼女が持ってきた聖遺物のため襲撃される。
全編シリアス。
ハードボイルド編と原作者さんが仰っているので、この絵柄でもイイのかなと思いますが、入学編のコミックを見慣れているので違和感が。
目に光を描かない画風のようですが、アップの時は気にならないけど、ロングの時に目が死んでいるように見えて気になってしまいました。
強弱のある描線もあって、女の人はエロさが出てるのが良いです(笑)
あ、あとおっさんがたくさん出てくるのも良いですね!話の規模がとても大きくなったように感じます。 -
Posted by ブクログ
中学一年生の司波深雪は、自分の兄が苦手だった。一体何を考えているのか分からないから。家族でありながら使用人同然の扱いを受けているにもかかわらず…全く意に介さない。兄と目が合えば、深雪の口からは、不機嫌な声が出てしまう。そんな妹に、『ガーディアン』として完璧に付き従う兄。そこには一切の油断もミスも無い。そして、一切の『感情』も。理不尽だとは分かっていても、深雪は兄に苛立ちをぶつけることしか出来なかった。自分の、ただの我が儘だと分かっていても。今とは全く異なる、達也と深雪の関係と、その心の中―。三年前、沖縄で起きた『出来事』によって、二人の心と、その運命が、大きく変わっていく。
-
Posted by ブクログ
横浜で催される『全国高校生魔法学論文コンペティション』。この魔法科高校生徒達の晴れ舞台に、突如謎の武装集団が侵入した。彼らの正体は、『大陸』からやってきた大亜連合軍の魔法師とその機動兵器群。目的のためには市民殺害も厭わない武装軍によって大混乱に陥る中、司馬達也は生徒会メンバーと共に窮地からの脱出を模索する。同時刻。コンペ会場に、最新鋭魔法技術武装集団、国防陸軍第一〇一旅団独立魔装大隊が現れる。驚く七草真由美や十文字克人を尻目に、劣等生・達也は戦場の最前線へと向かうよう『命令』を受ける。訝しむ魔法科生徒達の中、「お兄様。ご存分に」「征ってくる」深雪との『儀式』を終えた達也は、ついに、恐るべき“禁
-
Posted by ブクログ
秋。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。日頃の研究成果を魔法装置を使った『実演』でプレゼンテーションするこの催し物は、九校戦で成績が振るわなかった学校の雪辱戦とも言える。魔法学、魔法技能、先端魔法技術を披露する最高の舞台だった。『劣等生』司波達也は、第一高校の代表・鈴音のサポートメンバーとして参加、その魔法技能を如何なく発揮していた。時を同じくして、暗躍する組織の影があった。諜報員、同じ魔法科高校の生徒、『大陸』から来た暗殺者…。達也の類い希なる頭脳と能力と、その『成果』を狙い、コンペティションは陰謀に巻き込まれる―。
-
Posted by ブクログ
『九校戦』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負を繰り広げていた。七月中旬。第一高校でも、将来の魔法師候補たちによる優れた選手団が組織されていた。遠征メンバーには、『新人戦』に参加する司波深雪と、その兄・達也の姿もあった。競技に向け決意を新たにする深雪だが、一方で達也の表情は晴れず…。『九校戦』で勝利を掴むためには、選手の運動能力の他に、もう一つ重要なファクターがある。それは、選手たちが持つCAD(術式補助演算機)の調整。―魔法の苦手な司波達也が、魔法の代わりに得意とする分野。達也によって調整されたCADを手に、第一高校生徒による華麗なる圧勝劇、その幕が開く。
-
Posted by ブクログ
九校戦中盤の目玉、『新人戦』。一年生のみで繰り広げられるこの競技は、第一高校の主席生徒・司波深雪の可憐かつ優雅な勝利を披露するステージでもあった。兄である達也も、参加選手たちが使用するCAD(術式補助演算機)の技師としてチームに参加、妹の活躍する姿に頬を緩ませていた。劣等生であるはずの達也が調整したCADによって、第一高校生徒の華麗なる圧勝劇が演じられる中、とあるアクシデントによって彼自身も九校戦の選手として参加する羽目になる。魔法による直接戦闘競技『モノリス・コード』に出場することになった達也。対戦相手は、『クリムゾン・プリンス』と呼ばれる第三高校一年生のエース・一条将輝だった。
-
Posted by ブクログ
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、
-
-
Posted by ブクログ
外国の陰謀と九校戦をまとめてプロットを組んだらボリュームが膨らみすぎたので九校戦は大胆にオミットしてパラサイドールを廻る様々な陰謀だけに焦点をあてたらなんだか味気ない一冊になりましたとさ、な巻だった。
九校戦まで描いていたらまた上中下の3冊構成とかになってただろうし、一度やった九校戦をもう一度やっても盛り上がらない、という判断はわからないでもない。
が、九校戦をやらないと、各キャラクターの活躍が見えてこないのも事実なんだよね。
七草の双子にしても、黒羽姉弟にしても、一条や吉祥寺にしたって、これらのキャラを光らせるには九校戦が必要だったわけで。
「まて外伝!(九校戦はそっちで書くよ)」とか言っ