坂口孝則のレビュー一覧

  • 思わず納得! 値上げの教科書―なぜ、あなたの価格交渉でお客が離れていくのか?

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    生成AIからは引き出せない、代替不能な個別具体的知見の宝庫

    業界はある程度限定的だが、著者のこれまでの経験値と肌感覚が込められている力作。体験した者の視点や感性が生きており、とても有益。もっと話を聞きたくなる。

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    2026年04月18日
  • 買い負ける日本

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    これは刺激的な新書だった。
    「買い負け」の言葉は知っていた。
    日本が海外から調達しようとしても、中国などに買い負ける現象。
    私はこれは単に経済力の差、かと思っていた。
    急成長で金回りのいい中国などが、失われた30年で疲弊した日本よりも豊かになり、
    金にものを言わせて半導体でもマグロでもじゃんじゃん買う、
    そのことだと思ってた。
    外国人留学生の数が増えない、減っているのは、日本の経済力を反映した円安もあり、
    日本の賃金が諸外国と比べ安くなってしまったから、、、。
    そういう面は確かにある。それは間違ってない。

    ただ、それだけではなかった。
    2章が肝。

    商社経由で買うこと、直接交渉しないことで、相手の顔が見えない、
    こちらの要望、熱意が伝わらない。
    なるほど。これは英語アレルギー、交渉下手な日本であれば確かにある。
    でも今に始まったことじゃない。高度成長のときからそうったのでは?

    ここからだ。
    品質追求。
    品質に対するこだわりが強すぎ。
    他国が気にしないことも気に留めて、
    交渉が進まない。歩留まりが悪くなる。
    ・・・・そうなればそんなことを気にせず買ってくれる国のほうが
    売り手としては都合がいい。
    これは買い負けではなく買い渋りみたいなもんだろう。
    そうしないと日本で売れない、、、
    そんなこと言ってるうちに日本にものが来なくなる。
    クレーマーの増加が遠因ってことか。

    さらに、
    意思決定の遅さ。
    その場で即決できなければ、すぐ決めてくれる方になびくのは当たり前。
    無駄な値引き交渉をして結局できず時間だけがかかり、ものがなくなる。
    昔役所のたらいまわしが問題になっていたが、
    今や私企業にもこれが蔓延している、ということだ。

    そういえば、、、私は大企業から中小企業に転職を繰り返したが、
    スピードが全く違った。
    特に前職はワンマンオーナー社長の脅威のスピード決裁で、
    中小企業から1兆円企業にのし上がった。

    品質へのこだわりと意思決定の遅さ、、、

    そういえば、最近実施したOBOG会。
    私も幹事の一角に入れさせてもらったのだが、
    他の幹事はまだ現役。グループ売上3兆円の大企業。
    会の実施へのこだわりがすごかった。
    なかなか決まらなかった。
    おかげでいい会が実施できたが、なお「あれはこうすべきだった」
    と反省していた。
    こだわり、、
    私がいい加減なのかもしれないが、
    この新書を読んで、なるほど、という感があった。

    失われた30年にいてなお高度成長、バブル時代から
    変わろうとしない日本。
    いや、むしろ今の政府自民党は保守、右翼という名のもと、
    変化することに抵抗しているように見える。

    堕ちるところまで堕ちるしかないのか、、、


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    2024年03月07日
  • 買い負ける日本

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    調達1年目であるが、著者の指摘は妥当であると感じた。
    また悲惨さを憂うばかりでなく、提言もあったので参考になった。
    特にフォーミュラ方式は、当たり前であると同時に、調達も営業も両者良しの考えだと思った。
    転換できるなら転換していきたい

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    2023年09月18日
  • 稼ぐ人は思い込みを捨てる。 みんなの常識から抜け出して日本の真実を見るスキル

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    いつも情報番組で快活にビジネスや時事問題にわかりやすくツッコミや解説を入れる坂口さんの本。ビジネスの話題を中心に、我々日本人の固定観念に囚われた思い込みと実際の事実を並べて説明している一冊。

    グローバルな視点やデータを基にしているので、目からウロコ的な話が多い。コロナ禍の分析までしっかり入っている最新のビジネス本。

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    2023年01月19日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    営業って、詐欺ではありませんよ。だって、なりわいをいとなむ稼業ですから。ちゃんと必要なもとをお売りするのが、営業です。

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    2021年04月13日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    売りまくる一流の営業マンは、決めゼリフを持ち、絶大な信頼感を勝ち取り、買わせてしまうことができます。
    顧客は満足し、決して騙されたと訴えることもありません。
    「詐欺師と一流の営業マンは紙一重」と説きます。
    交渉術からコールドリーディング、ウェブ販売・コピーライティング・マーケティング、そして悪質商法・押し売り、マインド・コントロールまで、テクニックを紹介していきます。
    「自分は騙されないから大丈夫」という人ほど危ない!

    成功法則を売っている成功者は、成功法則を売ることによって成功している、という事実を忘れないほうがよいでしょう。 ー 106ページ

    催眠術師は、自らが信じ込まなければ、被験者に催眠術をかけられません。カルト宗教家が多数の人からお金を奪い地獄に誘っても平気でいられるのは、心の底から自分の教義が世界を救うと信じて疑わないからです。
    彼らは世の中一般で言われるところの「ウソ」を語っている一方で、主観的な評価での「ウソ」は語っていません。宗教家の自伝の多くが、あまりに荒唐無稽で、オチも破天荒で、まともにストーリーの体をなしていないのは、そこに作為性が存在しないからです。 ー 188ページ

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    2019年12月27日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

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    企業でやられている方法を導入する。
    コスト削減の7つの方法
    1.買う商品をよく知る
    2.安い所から買う、安いものを買う
    3.交渉する
    4.条件を変える
    5.ユーザーを管理する
    6.使わない、量を抑える
    7.見える化を実践する

    効果の分かる支出は抑制せよ
    効果の分からない支出は抑制するな
    この言葉は一見奇妙であるが著者の経験に基づいている。

    レシート節約術の4ステップ
    1.ものを買ったらレシートをもらう
    2.レシートを財布にためておく
    3.レシートを紙に貼って眺める
    4.見える化により、集計、管理を行う

    まずは出来るだけ簡単な方法をとる。
    レシートを集め、集計し眺めると頭が勝手に支出抑制を考え出す。
    欲しいものの代替品を探す。
    食料品等のプライベートブランドは費用対効果が優れている。
    買い方のポイントは2点
    1.後払い出来るならばそれを選択。
    2.ポイントはすぐに使用。
    つまり、クレジットカード払いが出来るならばそれを利用。
    またポイント付与は一見安く見えるが、実際支払った額を考えるとそうでない場合がある。
    我々は常に実際支払うお金を気にしなければならない。

    商品を買う時には見た目の金額に気を取られてはいけない。
    単位当たりの価格を気にする。
    著者の貯蓄推奨額は以下。

    手取り額ー標準生計費の50%
    但し、安定した貯蓄を確保しつつ、
    効果の分からないものへの投資、支出もやめない。
    著者の体験を元に書かれたおもしろい本であった。
    人間の習慣に着目することはとても納得できた。
    そもそも人間はなかなか努力をしない。
    まずは目に見えるようにする。
    全てはそこから始まる。

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    2018年11月23日
  • 仕事の速い人は150字で資料を作り3分でプレゼンする。 「計って」「数えて」「記録する」業務分析術

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    坂口孝則さんはたまにテレビで見かけた人ではあるがあまり気にしたことはなかった。今回たまたま彼の本を読んでみたところ、論理的で実証されたことを根拠とした説明はとても勉強になった。
    会社で日々の業務および、コンサルティングの受注フロー、お客様とのリレーション作り、施策そのものを構築していくうえで、役立てていきたい。

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    2015年11月09日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    ○元バイヤーの坂口氏の作品。
    ○題名のとおり、営業と詐欺の違いや類似性を紹介しながら、なぜ人はモノを買うのかという根本の理由に迫った作品。
    ○具体的な事例を踏まえながら、売買の仕組みや営業の意味、役割など、幅広く紹介されていてとても参考になる。

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    2015年01月06日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    どんな社会人でも、結局は会社に自分を売り込む営業マンだ、と聞いた事があります。
    それなら、より評価が高くなるよう売り込みたいもの。
    詐欺師はどうやって人の心を掴んでいるのか、まで知ってしまえば、営業にも役に立つだろうと思って読みました。
    実際には営業だけではなく、お金を使う際にもとても参考になります。
    「幸せにお金を奪われたほうがいい。」(引用)
    生活に密着したお金の話題の、ちょっと新鮮な切り口で面白かったです。

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    2014年04月13日
  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

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    漫画「ドラえもん」のストーリーを引用しつつ、家を買った方が良いか、借りた方が良いかといった“お金の使い方”について、解説したもの。ドラえもんの引用がとても分かりやすく、読み物として面白い。

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    2014年02月21日
  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

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    マネーリテラシーで、入りやすくするためにドラえもんの状況に照らし合わして書かれている本です。
    借家に住む・保険には入らない・結婚は早めに、目の前の人とする・子供を持つなら家を買わない、というのが著者の採るスタンス。借家に住む、というのは、転勤族なら誰でもそうするんじゃないか、と自分は思うけど、自分の周りに家を買った人が少なからずいるので、そういう人の意見をじっくり聞きたいと思わされた。あと、家を買った人に、この手の本を読んでもらって議論するのも面白いな、と。(平行線だろうけど)
    途中にあった何気ない一文「社会的信頼こそがもっとも価値のある個人の財産です」がすばらしい。


    なお、野比家が賃貸だなんて、知らなかった。

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    2013年01月02日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

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    一流バイヤーが体験した仁義なき売り手と買い手の綱引き。

    互いにグレーゾーンでの攻防はみどころ満載。「値切る」とは、これだけシビアなものなのだ。

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    2011年09月17日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

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    何気ない消費行動。ものを売る考え方、どうやら時代の流れとともに変わってしまってるようだ。

    著者の『ほしいものがないのに、何かを消費させられている時代。
    企業は消費者に何とか財布を開かせようとし、いったん財布を開いたらどこまでも開かせようとしています。
    もはや、お店に行って何かを「買わされること」は消費者にとってひとつの労働となりました。』という買うことが消費者の労働がという指摘はとても新鮮で衝撃的な的をいた指摘と思う。

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    2011年07月30日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

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    オーバーアチーブの発生や上昇志向への疑問といった事象への解説に納得。坂口氏の本は、通常ビジネス書が自明とするもしくはうやむやにする前提に切り込んでいくから大好きだ。4章以降の記述には引き込まれた。おすすめ。

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    2010年12月02日
  • 利益は「率」より「額」をとれ!

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    著者自ら「集大成」と言うだけあって読み応えがあった。利益やコストを扱いながら人生や社会を語る著者の文体の魅力。ページを閉じてしばし思考に引き込まれてしまう。

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    2010年10月03日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    営業の奥深さをより理解できた。
    お客さんのふところへどう、入っていくのか。
    その気づきを与えるに十分な書籍である

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    2010年04月12日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

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    貸借対照表から判断して,牛丼一杯の利益をはじき出すのは安易すぎるという意見もあるかもしれないが,経済学等の知識が全くない人間にとってみては案外なるほど!そうなのか...。と思う部分がある。
    初心者向け,あるいは興味をもってもらうにはちょうど良い言葉遣いであり,とっかかりを作る為には良い本だとお勧めします。

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    2012年10月26日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

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    辛口だけど、真実です。

    奇をてらった題名だなぁ、、、とマイナスイメージで手にとりましたが、内容は本格的。
    一見、常識ハズレなその方法も、簡単なモデル(例)を使って説明されると腑に落ちます。
    節約は快楽だ、と言う著者。
    難しい内容を、これだけ簡単に説明できるというのは、相当頭が良い方なのでしょう。
    大好きです。
    学者先生の机上の空論ではなく、メーカーで実際に修羅場をくぐった体験が文章がらにじみ出ています。
    読んでおくべし。技術者も、経営者も。

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    2009年12月13日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    その差ってホントわかんない。
    割り切ることもできない。
    思い込みが切れたときが、潮時。
    思い込みで自分が壊れてしまう前に辞めるのが、正解。

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    2009年10月04日