坂口孝則のレビュー一覧

  • 買い負ける日本

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    これは刺激的な新書だった。
    「買い負け」の言葉は知っていた。
    日本が海外から調達しようとしても、中国などに買い負ける現象。
    私はこれは単に経済力の差、かと思っていた。
    急成長で金回りのいい中国などが、失われた30年で疲弊した日本よりも豊かになり、
    金にものを言わせて半導体でもマグロでもじゃんじゃん買う、
    そのことだと思ってた。
    外国人留学生の数が増えない、減っているのは、日本の経済力を反映した円安もあり、
    日本の賃金が諸外国と比べ安くなってしまったから、、、。
    そういう面は確かにある。それは間違ってない。

    ただ、それだけではなかった。
    2章が肝。

    商社経由で買うこと、直接交渉しないことで、

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    2024年03月07日
  • 買い負ける日本

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    調達1年目であるが、著者の指摘は妥当であると感じた。
    また悲惨さを憂うばかりでなく、提言もあったので参考になった。
    特にフォーミュラ方式は、当たり前であると同時に、調達も営業も両者良しの考えだと思った。
    転換できるなら転換していきたい

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    2023年09月18日
  • 稼ぐ人は思い込みを捨てる。 みんなの常識から抜け出して日本の真実を見るスキル

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    いつも情報番組で快活にビジネスや時事問題にわかりやすくツッコミや解説を入れる坂口さんの本。ビジネスの話題を中心に、我々日本人の固定観念に囚われた思い込みと実際の事実を並べて説明している一冊。

    グローバルな視点やデータを基にしているので、目からウロコ的な話が多い。コロナ禍の分析までしっかり入っている最新のビジネス本。

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    2023年01月19日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    営業って、詐欺ではありませんよ。だって、なりわいをいとなむ稼業ですから。ちゃんと必要なもとをお売りするのが、営業です。

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    2021年04月13日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    売りまくる一流の営業マンは、決めゼリフを持ち、絶大な信頼感を勝ち取り、買わせてしまうことができます。
    顧客は満足し、決して騙されたと訴えることもありません。
    「詐欺師と一流の営業マンは紙一重」と説きます。
    交渉術からコールドリーディング、ウェブ販売・コピーライティング・マーケティング、そして悪質商法・押し売り、マインド・コントロールまで、テクニックを紹介していきます。
    「自分は騙されないから大丈夫」という人ほど危ない!

    成功法則を売っている成功者は、成功法則を売ることによって成功している、という事実を忘れないほうがよいでしょう。 ー 106ページ

    催眠術師は、自らが信じ込まなければ、被験者

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    2019年12月27日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

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    企業でやられている方法を導入する。
    コスト削減の7つの方法
    1.買う商品をよく知る
    2.安い所から買う、安いものを買う
    3.交渉する
    4.条件を変える
    5.ユーザーを管理する
    6.使わない、量を抑える
    7.見える化を実践する

    効果の分かる支出は抑制せよ
    効果の分からない支出は抑制するな
    この言葉は一見奇妙であるが著者の経験に基づいている。

    レシート節約術の4ステップ
    1.ものを買ったらレシートをもらう
    2.レシートを財布にためておく
    3.レシートを紙に貼って眺める
    4.見える化により、集計、管理を行う

    まずは出来るだけ簡単な方法をとる。
    レシートを集め、集計し眺めると頭が勝手に支出抑制を

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    2018年11月23日
  • 仕事の速い人は150字で資料を作り3分でプレゼンする。 「計って」「数えて」「記録する」業務分析術

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    坂口孝則さんはたまにテレビで見かけた人ではあるがあまり気にしたことはなかった。今回たまたま彼の本を読んでみたところ、論理的で実証されたことを根拠とした説明はとても勉強になった。
    会社で日々の業務および、コンサルティングの受注フロー、お客様とのリレーション作り、施策そのものを構築していくうえで、役立てていきたい。

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    2015年11月09日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    ○元バイヤーの坂口氏の作品。
    ○題名のとおり、営業と詐欺の違いや類似性を紹介しながら、なぜ人はモノを買うのかという根本の理由に迫った作品。
    ○具体的な事例を踏まえながら、売買の仕組みや営業の意味、役割など、幅広く紹介されていてとても参考になる。

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    2015年01月06日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    どんな社会人でも、結局は会社に自分を売り込む営業マンだ、と聞いた事があります。
    それなら、より評価が高くなるよう売り込みたいもの。
    詐欺師はどうやって人の心を掴んでいるのか、まで知ってしまえば、営業にも役に立つだろうと思って読みました。
    実際には営業だけではなく、お金を使う際にもとても参考になります。
    「幸せにお金を奪われたほうがいい。」(引用)
    生活に密着したお金の話題の、ちょっと新鮮な切り口で面白かったです。

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    2014年04月13日
  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

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    漫画「ドラえもん」のストーリーを引用しつつ、家を買った方が良いか、借りた方が良いかといった“お金の使い方”について、解説したもの。ドラえもんの引用がとても分かりやすく、読み物として面白い。

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    2014年02月21日
  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

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    マネーリテラシーで、入りやすくするためにドラえもんの状況に照らし合わして書かれている本です。
    借家に住む・保険には入らない・結婚は早めに、目の前の人とする・子供を持つなら家を買わない、というのが著者の採るスタンス。借家に住む、というのは、転勤族なら誰でもそうするんじゃないか、と自分は思うけど、自分の周りに家を買った人が少なからずいるので、そういう人の意見をじっくり聞きたいと思わされた。あと、家を買った人に、この手の本を読んでもらって議論するのも面白いな、と。(平行線だろうけど)
    途中にあった何気ない一文「社会的信頼こそがもっとも価値のある個人の財産です」がすばらしい。


    なお、野比家が賃貸だ

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    2013年01月02日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

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    一流バイヤーが体験した仁義なき売り手と買い手の綱引き。

    互いにグレーゾーンでの攻防はみどころ満載。「値切る」とは、これだけシビアなものなのだ。

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    2011年09月17日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

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    何気ない消費行動。ものを売る考え方、どうやら時代の流れとともに変わってしまってるようだ。

    著者の『ほしいものがないのに、何かを消費させられている時代。
    企業は消費者に何とか財布を開かせようとし、いったん財布を開いたらどこまでも開かせようとしています。
    もはや、お店に行って何かを「買わされること」は消費者にとってひとつの労働となりました。』という買うことが消費者の労働がという指摘はとても新鮮で衝撃的な的をいた指摘と思う。

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    2011年07月30日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

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    オーバーアチーブの発生や上昇志向への疑問といった事象への解説に納得。坂口氏の本は、通常ビジネス書が自明とするもしくはうやむやにする前提に切り込んでいくから大好きだ。4章以降の記述には引き込まれた。おすすめ。

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    2010年12月02日
  • 利益は「率」より「額」をとれ!

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    著者自ら「集大成」と言うだけあって読み応えがあった。利益やコストを扱いながら人生や社会を語る著者の文体の魅力。ページを閉じてしばし思考に引き込まれてしまう。

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    2010年10月03日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    営業の奥深さをより理解できた。
    お客さんのふところへどう、入っていくのか。
    その気づきを与えるに十分な書籍である

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    2010年04月12日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

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    貸借対照表から判断して,牛丼一杯の利益をはじき出すのは安易すぎるという意見もあるかもしれないが,経済学等の知識が全くない人間にとってみては案外なるほど!そうなのか...。と思う部分がある。
    初心者向け,あるいは興味をもってもらうにはちょうど良い言葉遣いであり,とっかかりを作る為には良い本だとお勧めします。

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    2012年10月26日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

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    辛口だけど、真実です。

    奇をてらった題名だなぁ、、、とマイナスイメージで手にとりましたが、内容は本格的。
    一見、常識ハズレなその方法も、簡単なモデル(例)を使って説明されると腑に落ちます。
    節約は快楽だ、と言う著者。
    難しい内容を、これだけ簡単に説明できるというのは、相当頭が良い方なのでしょう。
    大好きです。
    学者先生の机上の空論ではなく、メーカーで実際に修羅場をくぐった体験が文章がらにじみ出ています。
    読んでおくべし。技術者も、経営者も。

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    2009年12月13日
  • 営業と詐欺のあいだ

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    その差ってホントわかんない。
    割り切ることもできない。
    思い込みが切れたときが、潮時。
    思い込みで自分が壊れてしまう前に辞めるのが、正解。

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    2009年10月04日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

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    『利益』と『仕入れ』の話で、すごくおもしろいです

    自分Point

    ?『仕入れ』を抑えることで、『売り上げ』が変わらなくても、『利益』がアップする

    当たり前の話ですけど、『売り上げ』ばかりに目が行き、『仕入れ』が重要視されないことがあります。『仕入れ』のことを考えてみましょう

    ?優良企業が考える仕入れ

    相手のことを知り、商品のことを知り、さらに安く、公平に買う

    アウトプット宣言

    『仕入れ先と商品についての知識を得る』

    医薬品ならば、東和薬品の薬を卸を通して買う。

    (卸によっては薬価が納入価になってしまい、薬価差益での儲けはゼロ)

    これは、東和薬品の薬が直取引が基本という知識が

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    2009年10月04日