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Posted by ブクログ
著者自ら「集大成」と言うだけあって読み応えがあった。利益やコストを扱いながら人生や社会を語る著者の文体の魅力。ページを閉じてしばし思考に引き込まれてしまう。
Posted by ブクログ
6つのパラドクスについて章分けで書かれている。
その答えを簡単に一言で書く。
第1章
成長拡大しない企業は株主からすると魅力のない企業。それはROA→総資本利益率にが低下するから。
第2章
赤字事業をやめただけでは赤字は消えない。
必要なことは、変動費の調達、購買費を下げることの中にヒントは詰まってる。
第3章
過剰生産と利益追求は両立出来ない。
第4章
利益率も利益額も低いのに何故総利益を最大化できるのか。そのキーとなるのはタイムスパン。
第5章
例え利益を圧迫している商品があってもセット販売することによって利益を上げられる。
Posted by ブクログ
なるほど~、そりゃそうだと納得できました。
サラリーマンの世界は、全世界どころか日本で2万位程度でも役員になれる。しかし、世界一を目指そうとする柔道家は、銅メダルでも「日本に帰ることができない」と落涙する。
↓
その人が全体に寄与しようという意思がある限り、自分の存在が無価値でないと信じ、相対的に得意だと考える場所で生産活動に関わる限り、富を・利益を増やしていくだろう。
(オンリーワン・ナンバーワンでなく、ナンバー100でも価値がある)
Posted by ブクログ
○140同時に大量生産と大量消費を前提に創り上げられた利益公三を覆す事も難しい。
★生きるってキレイごとじゃないのよね。
○実態は変わらないのに、数字の扱い方だけで結論が左右されるというのは、自分の体重を変えないのに体重計を操作するようなものだ。
★でも、数字という拠り所が欲しい。根拠というやつがね。
○すべてが「やはり」に変換されていく。
★後付くん。