坂口孝則のレビュー一覧

  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

    Posted by ブクログ

    あまり期待せずに読んだのが良かった。そこそこ面白かった。

    極力 中立性を保とうとしている著者にも好感が持てる。

    0
    2013年01月30日
  • 営業と詐欺のあいだ

    Posted by ブクログ

    詐欺に騙されないために読む。すぐれた営業者は、買い手に商品を買ってもいいと思わせるテクニックを駆使して買わせてしまう。買い手は、あたかも自分が望んだかのような錯覚をして買い満足する。これを読んで、自分は詐欺に騙されないと思っていた自信が揺らぐ。
    しかも、すべてのセールスマンが詐欺師になる可能性があるというのだから、油断がならない。だからといって、何も買わないというのでは楽しみがなくなる。要は、自分が本当に欲しい物を知ったうえで、少しぐらい騙されても仕方がないという余裕だ。東南アジアの屋台で物を買う要領だろう。常に現地の人より高く買わされているが、交渉の上で値切ったという喜びがあればいいというこ

    0
    2012年11月23日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

    Posted by ブクログ

    コスト削減の方法をまとめた良書。
    特に第3章の節約術100連発は中々参考になると思う。読むだけで終わるのではなく、実践できる事を実践して成果をあげることが大切。

    0
    2012年11月11日
  • 野比家の借金~人生に失敗しないお金の考え方~

    Posted by ブクログ

    勝間和代の『お金は銀行に預けるな』と同じくマネーリテラシーの基礎として必ず一回は読むべき本。

    タイトルの通りドラえもんのエピソードを交えながら人生におけるお金の問題についてどうすべきかという結論をわかりやすく導き出している。

    内容は良いのだが、ただ一つ欠点を挙げるとするならばイラストが一切ないことだ。

    著者は気づいていなかったのだろうが、このタイトルで手に取る人は必ずドラえもんのイラスト付きのわかりやすい本であると考えるだろう。

    多分、手に取ってみて、字ばかりじゃんと戻した人も多いはず。

    小学生向けのドラえもん学習シリーズほどにしろとは言わないけれど、せめて計算式のところは図式化する

    0
    2012年10月27日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

    Posted by ブクログ

    レシートは取っておく必要はありません。という主張をする方もいらっしゃいますが、
    「コスト意識を身につけるために、レシートはお財布に貯めておく」ほうが良いという主張をされています。
    コスト意識をもちましょう。吝嗇とは違います。
    効果のわからないものにもはお金を出し、効果のわかっているものは節約しましょう。

    0
    2012年07月18日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

    Posted by ブクログ

    タイトルからして会計関係の本かと思ったら、実は仕入れに関する書籍であった。
    当初の思惑とは違ったが、内容的には非常に興味の惹かれるものであった。
    仕入れを有効に行い利益を最大化するために、著者は
    1.できるだけ安く仕入れること
    2.仕入れたものをうまく使うこと
    という2つの大原則を挙げている。
    ただこれは様々なケースでそれぞれの方法があり、下手をすると不正をして行なうケースもある。そういった事例を興味深く挙げている。
    最後に著者のメッセージとして、仕入れの一つ一つの積み重ねが利益構造を変え、会社に貢献するということを強調していた。
    私が所属している営業というのはこの仕入れとは直

    0
    2012年06月11日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

    Posted by ブクログ

    生産者が消費者にお金を支払って商品を販売する逆転経済。そのツケは労働者の自分に還ってくる。なるぼど、モノが売れない時代を象徴した現象だと思う。
    唯一の答えがない現代において、自分はどうするべきか考えるきっかけになる良書だと思う。

    0
    2012年05月11日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

    Posted by ブクログ

    えぐい。ここまで仕入れの戦いが生々しいものだとは知らなかった。利益を上げるには、より多く売るか、より消費を少なくするかの2つしかない。仕入れはもちろん後者であるが、前者と負けず劣らずであり、プロフェッショナルなスキルが要求される。しかし、例えそのスキルを会得していたとしても、人間的なしがらみによって上手く事が進まないケースが多い。仕入れとはもはや、戦場であることがこの本を読めばはっきりすると思う。

    0
    2012年04月09日
  • 牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

    Posted by ブクログ

    某牛丼チェーン店でアルバイトしていたということで手にした一冊です。
    話題は牛丼に収まらずブランド品、車、家電等にまで及びます。
    薄利の中、いかに仕入れ値を減らすかが重要という将来役にたちそうな知識を得ることができました。

    0
    2012年01月06日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

    Posted by ブクログ

    私に新しい視点を提供してくれた。第4章だけが刺激的
    ・お金を払って売り、お金をもらって買うのが逆転経済
    ・お金を払ってでも働きたいが商品になる…音楽の素人ライブとか
    ・同じ0円なら気持ちのイイ小売りから買う。店員、店舗の対応を買っている
    ・欧米では勤勉に働くことの意義は宗教的背景にある

    視点としては参考になったが、赤字は素晴らしい、希望を感じるという著者の考え方には全く同意出来ない。マクロ経済的に破綻すると思う。わざと刺激的に言っているとしか思えない。


    ・フリー商品は、入り口だけであり、その先で元をとるビジネスモデルは既知。

    0
    2011年09月14日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

    Posted by ブクログ

    釣りタイトルだが中身は極めて真っ当。

    単純に節約・コストをかけないではなく、何が無駄か、何を活用できていないのかを探り当てることが真髄。

    0
    2011年08月08日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

    Posted by ブクログ

    ポイント還元より現金割引の方がお得とわかったりするのは
    実際に電卓をたたいてみること!

    この本は会計的感覚を身につけるために良いかも。


    買い物のレシートも眺めると…
    色々発見あり。


    興味ある方は一読を。

    0
    2011年07月12日
  • 営業と詐欺のあいだ

    Posted by ブクログ

    この手の題名の本は、本屋さんに行けば本当に多く置いてありますね。だいたい書いてあることは同じであったりするのですが、ただ『交渉術』とか『営業とはこうだ!』みたいなのではなく、さらに新書であるがゆえにわかりやすく解説されていたのでご紹介しちゃいます。

    では、この本の裏に書いてある出版社のセールストークを引用します。

    モノが売れない時代でも一流の営業マンは売りまくる。彼らは、絶妙なタイミングで商品を薦め、必殺の決め台詞を持ち、いつの間にか絶大な信頼感を勝ち取り、さらには「あなたは特別な人だ」と自尊心をくすぐりながら相手を気持ちよくさせ、必要のないモノまで買わせてしまう。商品説明などしなくとも、

    0
    2011年06月08日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

    Posted by ブクログ

    著者は仕入、購買のプロ。


    仕入額を削減すれば利益が出ると主張される方。


    本書は著者が経験されたコスト激減100の秘策が書かれている。

    全てではなく自社で適用できるものを採用すれば良いかと。


    本書はある程度会計が理解されている方がより理解できると思います。

    0
    2011年06月02日
  • 会社の電気はいちいち消すな~コスト激減100の秘策~

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    効率化したら会社が潰れる!?
    カイゼンでは利益が上がらない。
    アウトソーシングは利益を減少させる。
    決算書を読みこなせても、儲けにはつながらない。
    努力を求める節約は必ず失敗する。

    [ 目次 ]
    1章 「効率化すれば利益はあがる」のウソ(アウトソーシングでは、利益はあがらない 作業のカイゼン・効率化では、利益はあがらない 決算書知識は役に立たない 薄利多売には意味がある)
    2章 なぜ節約・コスト削減が必要なのか?(これからの時代は売上が伸びない 「前年同期比○○%アップ」「前年同期比○○%削減」という幻想 節約・コスト削減とはエコロジーである 節約・コスト削減と企業の社会的責任

    0
    2011年04月09日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

    Posted by ブクログ

    ポイントについては、あまり書かれてませんでしたが、レシートをとっておく~は一部で、『コスト意識改革』と無意識に節約に向かえる『見える化』がメインテーマの本です。コストってわかっているようで、意識してない部分があり、簡単な説明で理解しやすかったです。

    0
    2011年03月30日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    赤字が生まれる基本的な構造が分かっていなかったので、それらの概略を知ることが出来たという点で有益な本だった。

    0
    2011年03月20日
  • 1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体 デフレ社会究極のサバイバル学

    Posted by ブクログ

    売る人は、利益を消費者でなく、どこに見出すのか、世の中変わって、多様性の時代です。

    お客さんでなく、メーカーに回ってきたので、そのしわ寄せが労働者の賃金が下がる。回りまわってデフレになっている。

    自費出版に代表される、自己表現したい人からお金を取るビジネス。などなど。

    ただ、激安オクの紹介があったが、あれは胡散くさい・・・と思っていたら、現在では、すでにサービス終了。やっぱり・・・

    それにしても、何の為に働くのか?
    宗教的背景、資本主義の歴史、働かされている感・・・と話がどんどん発散していくあたり、面白かったんだが、本書のタイトルからは想定外の展開で、もうちょっと別の本で、きっちり読ま

    0
    2011年02月20日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

    Posted by ブクログ

    『レシートを捨てるバカ』というタイトルだったら買ってなかっただろう。『ポイントを貯めるアホ』と付いてたから、何かなと思い手に取ってしまった。タイトルをつけた編集者の作戦勝ちと言ったところか。

    だだ、内容については「レシートを捨てるバカ」が全てで「ポイントを貯めるアホ」はオマケ程度だ。

    内容は、本書の中で著者も言っているが岡田斗司夫のレコーディングダイエットを家庭の支出に当てはめたものだ。

    レコーディングダイエットは減らしたいもの、つまり食べるものを記録することで食べる量を減らすのだが、本書はレシートを取っておくことで、支出を減らすということだ。
    太る原因は「自分が何を食べたか知らない」こ

    0
    2011年01月24日
  • レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ

    Posted by ブクログ

    企業のバイヤー経験を家計に活かし、支出を減らす考え方を述べている。

    支出をしっかり把握(レシートをきちんと残し、定期的に紙に貼ってみえる化)し、大きなウェイトを占めているものに着目する。これだけで人は無意識にムダ削減を考える。レコーディングダイエットのようなものだろうか。
    節約だけが目的ではなく、貯蓄額を確保した上で、効果の分からないものには積極的に支出を勧めている(自己投資?)。

    ただ、説得力を増すためだろうが、緻密な計算で例を挙げているわりには、現実にあてはめる段階で大雑把な仮定を公式に当てはめて話を進めているのが残念である。

    0
    2011年05月02日