坂口孝則のレビュー一覧
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『利益』と『仕入れ』の話で、すごくおもしろいです
自分Point
?『仕入れ』を抑えることで、『売り上げ』が変わらなくても、『利益』がアップする
当たり前の話ですけど、『売り上げ』ばかりに目が行き、『仕入れ』が重要視されないことがあります。『仕入れ』のことを考えてみましょう
?優良企業が考える仕入れ
相手のことを知り、商品のことを知り、さらに安く、公平に買う
アウトプット宣言
『仕入れ先と商品についての知識を得る』
医薬品ならば、東和薬品の薬を卸を通して買う。
(卸によっては薬価が納入価になってしまい、薬価差益での儲けはゼロ)
これは、東和薬品の薬が直取引が基本という知識が -
Posted by ブクログ
値上げを提案することを、多方面から見て、とらえ直す本。
データをもとに価格の適正化をすすめ価格交渉を試みるサプライヤ側を応援している。
著者は調達側だけれどだからこそ調達側の置かれた立場に成通しているためこう説得すれば交渉が通る可能性が高いと、書かれている説明には説得力があるのではないか。
わたしとしては、なんで現代はこんなに円安でインフレなんだろう?という質問や、企業(食料品などの)が原材料費や人件費、光熱費が高上がりしているからという理由で値上げしていると新聞やニュースでよく言われているけれどもそれってどういう理屈なんだろう?といったわたしの個人的な質問の解答が書かれていた事が読んでいて -
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【学びたいこと】
サラリーマンとして、値上げの依頼を受けたり、取引先へ値上げを依頼する立場にある。
本書を通じて、値上げの基本的な考え方や進め方を学び直し、納得感のある「正しい値上げ」とは何かを自分なりに整理したい。
【質問】
Q1納得感のある値上げとは?
Q2値上げのためにすべき準備は?
Q3どのように値上げを説明すべきか?
【本書の答え】
A1
「客観的な事実に基づけば、値上げは合理的であり、受け入れざるを得ない」と判断してもらうこと
A2
・客観的データを徹底的に収集する。
「原価データ」「市況データ」「競合データ」「為替データ」
・社内で想定問答やロールプレイを行う
A3
・複数の -
Posted by ブクログ
調達・購買コンサルタントの肩書きを持つ筆者が、自らの体験も含めて日本の買い負けの数々の事例とその対策を語る。
非常にわかりやすく、また自分の現在の業務に照らし合わせても、身につまされることばかりだ。全てにおいて共通している買い負けの原因は「意志決定の遅さ」「責任と権限の不明確さ」「過剰品質要求」だ。
これまで日本のモノ作りの強みだったものが、世界中の品質が底上げされて差別化が難しくなり、市場の変化(調達における緊急事態への対応含む)に追い付かなくなっている。
みんな頭で分かっていても、所属している場所のルールに縛られて自由に動けない。個々の企業内での権限委譲が必要だが、筆者は国による制度 -
Posted by ブクログ
大変面白かった。
「買い負ける日本」ってすごいタイトルだね。余談だけど、幻冬舎はこういうタイトルづけが巧い気がする。
さて、内容はというとタイトルの通り。半導体・LNG・牛肉・外国人材など、さまざまなリソースの獲得に関して、日本がかつてほど上手く行っていない、という話。
さらに、なぜ上手く行っていないのか。構造的・性質的な原因についても解説される。日本は注文が多いが買値が高いというわけではない、とか。
終盤は、日本の問題点に関するよくある話。現状維持バイアスが強いとか、根回しの文化とか。
物資の調達の研究に関して、筆者はその道のプロ。大変わかりやすく、それでいてしっかりと解説していく1冊。1読 -
Posted by ブクログ
「買い負け」を通じて日本企業の体質を明らかにしつつ、問題を指摘し、未来への提言がされている。
まず、昨今品薄となり話題となった半導体や、木材等の買い負けの現状の実態が書かれていた。
買い負けの要因として、もちろん日本経済の低迷があるが、日本企業の判断の遅さや、要求の高さが、日本企業を相手にする際の手間と時間がかかり、海外企業から嫌がられていると指摘があった。
かつて高度経済成長に繋がった日本型システムが限界を迎えており、具体的には多層構造、品質追求、全員参加主義・全員納得主義の3つがある。
以前読んだ「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」(山口周)にもあったが、日本 -
Posted by ブクログ
サプライヤ・チェーン関連のコンサルタントである著者による「なぜ今の日本があらゆる物資で買い負けているのか?」を解説する本。
著者は日本メーカのバイヤー間ではよく知られた存在で、個人的にも何度か講演会や研修に参加したことがある。その際、著者の知見の広さと現場をよく知るコンサルタントとしての経験の深さに感心した。
本著もその感想に漏れず、様々な業界で同様に起こっている「日本企業の買い負け」という事象が幅広く紹介され、さらにそれらの業界の実務者へのヒアリングを通した実際的な理解がよくされていると思う。
著者は近年の日本の「買い負け」に関する短期的な要因として、Covid-19でタイトになった供給