坂口孝則のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
牛丼屋は安さの限界を追求する。
よって並盛り一杯350円の儲けは、およそ9円。
だが、利益を伸ばす余地はまだある。
材料費が10円下がれば、同じ値段でも儲けは倍になるのだ。
かように、どんな業種も仕入れの工夫でさらに利幅を増やすことができる。
いってみれば、仕入れほど、売り手と買い手が激しい価格交渉を繰り返し、互いの知恵を戦わせる分野もない。
仕入れがわかれば、モノの値段と利益の本質が見える。
[ 目次 ]
第1章 一つの商品から生まれる意外な利益(牛丼一杯は9円 ブランドバッグ一個は600円 ほか)
第2章 利益を生む「工夫」と「不正」の微妙な境界(誤差を利用して利益を生む 仕入れ先を知りつくす ほか)
第3章 値段をめぐる仁義なき戦い(仕入れの失敗につながる要因 性悪説的な考え方の有効性 ほか)
第4章 利益と仕入れの無限の可能性(仕入れではまる盲点 常識はずれの仕入れ先 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
以前、営業職だったとき、上司に言われた言葉があります。
「営業マンは、売れない製品のために存在する」
つまり、必要なものはお客様自ら買いに来ます。
こちらから売りつけるというのは、不要なものを買わせる行為だということでした。
売れる製品(必要な製品)には必要なくて、売れない製品(不要な製品)に必要な仕事。
「それって、体のいい詐欺ですよね?」って言葉を飲み込みました。
その話の通りなら、100歩譲って押し売りですよ。
だけど、営業ってそうではないと思うんですよね。
商品を説明して、相手の気付かなかったメリットを提供する仕事じゃないかなと。
それで、結果として互いに喜ぶことができるのが本当の営業マンじゃないかなと。
まあ、それって確かにきれいごとですよね。
実際、そんなことを考えていた私は、最後までその上司が残した営業成績の記録だけは抜くことができませんでした。
でも、今でも営業は詐欺ではないし、不要なものを売りつけるだけの仕事ではないと思っています。
「買い手は相手の商品がどれだけ素晴らしいかには、まったく興味が無い」
「何か社内でお困りのことがあるのですか?」
「相手のことを信頼する決め手は『相手の人生を知っているかどうか』です」