梁石日のレビュー一覧

  • 闇の子供たち

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    ※これから読む人へ※
    1 最低5年分の精神科院受診料を用意してある
    2 自宅の近所に精神科院がある
    3 精神科院に付き添ってくれる人が身近にいる
    この3つの条件を満たせない人には購読をおすすめしません。決して。

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    2020年07月31日
  • 魂の痕(きずあと)

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    久しぶりに梁石日を読みました。血と骨をはじめて読んだときの衝撃を思い出しました。
    血と骨につながる序章でもあり、女の物語でもあり、女性の生き抜く強さ、たくましさを感じ感動しました。
    同時に男の弱さや滑稽さもあぶり出されて、ボクは男として情けなさすら感じてしまいました。
    この流れで血と骨を読み直そうとも思います。梁石日は素晴らしい作家だと改めて感じました。

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    2020年04月01日
  • 闇の子供たち

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    目をふさぎたくなるような描写が多々あり、でもそれが決して過剰表現ではないんだろうと感覚的に思うのだけれども、きっとそのような場面を目の当たりにしても現実的問題として受け入れられないような内容でした。

    貧困で今日食べるものがなくても人生に希望が見出せなくても自殺したいとは考えないらしい。
    そこにたくましさと、悲惨な現実が日常化してしまっている環境の重さを感じました。

    家族の生活を支えるため子供が働かざるを得ないのは理解できる。
    でも、家族のためって勝手なエゴを押しつけて子供を売り飛ばしたらいかんだろ。
    そしてそのお金でテレビとか買ってんじゃねー。

    ものがあふれている、何不自由な

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    2020年02月22日
  • 闇の子供たち

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    ネタバレ

    読み終えて本作に書かれている内容がフィクションである事を願いながら、その可能性は限りなく0に近いのだろうと思うと心が痛む。

    日本でも貧困ビジネスと呼ばれる問題があるが、世界に目を向けるとそこには金の亡者、いや、もはや人ではない魑魅魍魎達のために犠牲となる罪のない子供達がいる。

    幼児売買、幼児売春、臓器売買等、金に取り憑かれた者達の飽くなき欲望を満たす為に同じ世界に生まれた同じ人間の子供が単なる商品として取り扱われ、用がなくなるとゴミと同じく捨てられていく。

    1人でも多くの方に読んで欲しいと思える一冊です。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセ

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    2020年05月31日
  • 睡魔

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    マルチ商法の話。自身の体験からの作品のためリアル。 何時まで経ってもマルチ商法は続く。わかっていたも引っかかる。そのことをよく認識させてくれる本。

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    2025年12月18日
  • 闇の子供たち

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    東南アジアでの人身売買、幼児売春、臓器売買などの貧困社会に蔓延る闇。今まで小説を読んでいて、これほどまで苦しく切なくなるという経験はなかなか無かった。
    小説の中の物語でしかないけれど、世界の片隅で実際に起こっている出来事だと思う。確実に。
    救いのない結末もまたこの問題が現在進行形のまま、終わりなき課題であることを彷彿とさせる。
    梁石日さんの作品を初めて読んだが、衝撃的。

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    2019年09月02日
  • 闇の子供たち

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    半ノンフィクションだと思う。アジアで行われている幼児売春、臓器売買。その問題の責任は、私たちにもある。

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    2019年01月30日
  • 睡魔

    購入済み

    どうして「睡魔」なのか?

    作者の他の作品がえぐそうなので、比較的読みやすそうな「睡魔」を読みました。
    主人公と周りの人達にツッコミどころがたくさんありながらも、それは読者だからであって、私が現実にその立場なら冷静でいられそうにありません。
    数少ない人達だけが良心的で、他の人達は人としてどうか、というような人達です。
    初盤はちょっと冗長ですが、途中から引き込まれました。
    梁ソギル氏の文章は魅力的だと思います。
    マットの描写が気持ち良さそうで、欲しくなってきてしまいました。
    あれ?私はセールスに巻き込まれるタイプ?
    気をつけないと。

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    2018年12月10日
  • 闇の子供たち

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    この本の題材は、タイを舞台にした少年少女達の売買、
    売春、そして臓器提供。

    ノンフィクションでもドキュメンタリーでもなく、分類すると
    すれば、「事実に基づいた小説」ということになるんだろう。
    この題材でノンフィクションにするには危険すぎて、この
    悲惨な現実を世に伝えるには、「事実に基づいた小説」
    という形をとる以外にはなかったのかなという気がする。

    こんな凄惨なことが根絶できない理由の一つには、需要と
    共有のバランスが保たれているという現実と、そのバランスを
    利用し、肥大化させるシステムの存在がある。
    国から見離され、事実上隔離され、生きてゆくには自分の
    子供を売るし

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    2018年11月18日
  • 闇の子供たち

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    内容(「BOOK」データベースより)
    貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、もはや生きているだけの屍と化していた。実父にわずか八歳で売春宿へ売り渡され、世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら涸れ果てていた…。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。

    この本を読んだ時に受けた衝撃は未だに忘れられません。が、あくまで創作にも関わらず、事実であると言ってしまったのが良くなかった。ソースも無しで想像のみで書いたとしてもこの作品の価値は変わらなかったのにそこはとても残念です。

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    2018年03月12日
  • 修羅を生きる

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    「血と骨」の作者であり在日2世の小説家・梁石日の自伝。現代においてもなお、在日朝鮮人への差別がある中、戦前・戦後はいかほどか。事実は小説より奇なり。筆者、父、母、友人と、誰一人平凡な幸せを手に入れられない。大阪・コリアンタウンも今は観光スポットとなっているけど、暗い歴史があったんだよなあ・・・

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    2017年07月25日
  • めぐりくる春

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    あまりにも壮絶過ぎて言葉が出ない
    サディズムと性欲の繰り返しで、読んでいて辛すぎた
    教育によって身の毛もよだつ鬼となる日本兵
    いやあれが人の本性かもしれない
    愛はない。ただ欲望と反省の無さと意志の弱さ
    正義などないのが人間かもしれない。従軍慰安婦、男の性欲のはけ口にされた悲しき存在
    天皇陛下を異常に崇拝しているのも狂気じみてる

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    2017年03月06日
  • 雷鳴

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    韓国に戻るのも地獄
    日本に行っても果たして幸せが待つてるとも思えない
    日本統治下における苦難に満ちた韓国女性の生きざま

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    2017年02月06日
  • 海に沈む太陽(下)

    購入済み

    刺激的

    サスペンスであり、多分に刺激的な気分を味わいました。

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    2016年03月01日
  • めぐりくる春

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    元従軍慰安婦への取材を経て書き上げられた、日本軍の朝鮮慰安婦の悲劇。ページをめくる毎に、息苦しいほどの悲惨な体験。人間として扱われないような状況を作り出しているのは、全て戦争なのだと痛感させられる。特に女性に目を逸らさず読んでほしい一冊。

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    2016年02月24日
  • 睡魔

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    梁石日さんの著書は初めてです。
    この本も随分昔に買って、、、、なが~~~~い間、本棚で眠ってました。なんで買ったのかなぁ?

    著者、、並びに主人公が在日朝鮮人。
    ご自身がモデルと言われてます。
    はじめはダラダラと物語が進行してたんだけど途中からのめりこんで読みました。

    最初、マルチ商法を覚めた目で見ていた主人公がどんどんとぬかるみに陥るようにマルチ商法にのめりこんでいく様がうまく描けてます。

    この主人公の周りの世界、そしてマルチ商法の世界、今の時代にもきっとあるんだろうなぁと思わせますね。
    そしてそこには色恋沙汰と暴力がお金と複雑に絡み合い、糸を紡ぐように存在してるんでしょうね。
    なので読

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    2016年01月26日
  • Y氏の妄想録

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    読後は暗澹たる気持ちになるのだが、もしかしたら、これが現実なのかも知れない。サスペンスの要素もあり、全体に漂う雰囲気から、日常ホラー小説とも言える。

    勤続37年で定年退職を迎えたY氏。彼を待ち受けていたのは、社会の歯車から外れ、社会からも、家族からも疎まれるという現実だった。妻からは、ご苦労様の一言も無く、娘と息子は怪しげな仕事に手を染め、Y氏の酒量は増していき、現実と妄想の境界を行ったり来たりする日々…

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    2015年12月13日
  • めぐりくる春

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    戦時中、日本軍の従軍慰安婦にされた韓国人女性の過酷な運命を取材し、それを元に小説化されたもの。
    戦争は戦った兵士が死んでいくだけではなかった。慰安婦にされた女性たちも苦しみを味わいながら死んでいった。
    あまりの酷さに何度も目をそらせそうになった。でも、どんなに目をそらしたとしても現実は変わらない。

    2015.10.1

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    2015年10月02日
  • めぐりくる春

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    慰安婦の現実を衝撃的にお勉強できた。女性に戦争の前線へ行け、と言っても行けない。だからってこんな役割が回ってくるのは何とも酷すぎる。

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    2015年07月04日
  • 異邦人の夜(下)

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    ネタバレ

    やっぱりマリアの最後は悲しかった。
    でも、束の間でも幸せだったのかな。
    木村の最後も納得。
    やっぱり最後は祖国に戻る気持ちはわかる気がする。
    幸せって何だろう?
    いくらお金があっても、それだけで幸せにはなれない。
    自分は一体何者なのか?
    最後に自分のルーツに戻る二人を見ていると、切なくなる。

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    2015年05月20日