睡魔

睡魔

小説・文芸
715円 (税込)

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タクシー運転手の趙奉三は交通事故で瀕死の重傷を負って以来、失業中だった。何とか極貧から脱出したい趙は、悪友の李南玉に健康マット商法に誘われ研修会に参加し、いつしかのめりこんでいく……。金に目がくらんだ男女を狂わせる完璧なシステムと巧妙なマインドコントロール。著者自らの体験を基に人間の欲望の本質を暴く驚天動地の衝撃作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    睡魔
  • タイトルID
    :
    131987
  • ページ数
    :
    566ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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睡魔 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    梁石日さんの著書は初めてです。
    この本も随分昔に買って、、、、なが~~~~い間、本棚で眠ってました。なんで買ったのかなぁ?

    著者、、並びに主人公が在日朝鮮人。
    ご自身がモデルと言われてます。
    はじめはダラダラと物語が進行してたんだけど途中からのめりこんで読みました。

    最初、マルチ商法を覚めた目で見ていた主人公がどんどんとぬかるみに陥るようにマルチ商法にのめりこんでいく様がうまく描けてます。

    この主人公の周りの世界、そしてマルチ商法の世界、今の時代にもきっとあるんだろうなぁと思わせますね。
    そしてそこには色恋沙汰と暴力がお金と複雑に絡み合い、糸を紡ぐように存在してるんでしょうね。
    なので読み進むにつれて引きずり込まれていくんだろうな。

    1
    2016年01月26日

    Posted by ブクログ

    マルチ商法の話。自身の体験からの作品のためリアル。 何時まで経ってもマルチ商法は続く。わかっていたも引っかかる。そのことをよく認識させてくれる本。

    0
    2025年12月18日

    購入済み

    どうして「睡魔」なのか?

    作者の他の作品がえぐそうなので、比較的読みやすそうな「睡魔」を読みました。
    主人公と周りの人達にツッコミどころがたくさんありながらも、それは読者だからであって、私が現実にその立場なら冷静でいられそうにありません。
    数少ない人達だけが良心的で、他の人達は人としてどうか、というような人達です。
    初盤はちょっと冗長ですが、途中から引き込まれました。
    梁ソギル氏の文章は魅力的だと思います。
    マットの描写が気持ち良さそうで、欲しくなってきてしまいました。
    あれ?私はセールスに巻き込まれるタイプ?
    気をつけないと。

    0
    2018年12月10日

    購入済み

    波乱万丈

    どこかにあるような話なのに起こりえない空想のようで大変楽しめました。

    1
    2016年03月08日

    Posted by ブクログ

    闇の子供達を読んだ時は自分の想像も出来ない世界に衝撃を受け、今回も世の中であらゆビジネスがある中で何が真実かわからなくなった。商売は堅実であれば儲かるもんでもないし、売ったもん勝ちなのか。
    なんにせよ入ってきたお金を後先考えず使いまくれば結局、あぶく銭で終わるって事だな〜って思った。

    1
    2014年04月08日

    Posted by ブクログ

    2008年09月03日 07:46


    「血と骨」で知って、「闇の子供たち」で激しく衝撃を受けて、梁石日が気になる。


    社会の底辺を生きる趙は昔からの悪友の誘いに乗ってネズミ講にはまる。
    金を儲けて女に溺れて、結果最後に残ったのは莫大な借金。


    当たり前やろ、たいした知識も持たずにマルチに手出して成功するわけないやん。自分なら絶対ありえへんし。
    っていう自信をおもいっきり崩してくれる本です。

    騙されてるとかそうじゃないとか、人が「受け入れる」態勢に入ったらもう関係ないんだな。


    人の芯の部分を、耐え切れない恐怖や悪意が触ることで、その人がそっち方面に壊れてしまうっていうのは貴志祐介とかで結構お目にかかる。そしてその「狂い」は伝染するのもわかる。


    今回は真逆の現象、でも結果は同じ。

    マルチ商法の研修会で、店子を増やすために会社側は様々な趣向をこらして取り込もうとするんだけど、その方法には人の善意や信じる力、みたいなのを全面に打ち出したものが多い。

    主人公はこれがネズミ講ってわかってる。でもぎりぎりの状態で、人の優しさに触れて、愛情を感じたとき、ある意味壊れてしまう。そしてやっぱり、この「狂い」も伝染する。

    これは怖い。

    元手なしのサービス業は究極の商売と呼ばれ、近年異常な発達を見せている。
    ならば、この暴力も恫喝すらも必要としない、つまり金銭も労力すらもいらない誘惑法は、これから先どう使われるのだろうか。

    いや、もしかしたら普段から、無自覚なだけで、すでに操られているのかもしれない。

    善意や信頼、その類を含めても、人間に造れないものはもうないような気がする。そういう本でした。

    1
    2011年12月19日

    Posted by ブクログ

     わたしは過去に著者の『血と骨』で、下巻を読む気力がわかずに断念した経緯がある。読みすすめることに嫌気が差す気分を味わいたい人にはおすすめな一冊である。『睡魔』も小粒ではあるが完読後の喪失感は十分に味わえる。変態趣味な方に、梁 石日はおすすめな作家だ。

    1
    2015年03月11日

    Posted by ブクログ

    普通の人が、いつの間にやらネズミ講にはまってしまう話。
    ……というよりはむしろ、そこそこだめ人間がさらなるだめ人間になっていく話。

    金、女、プライド。
    そんなものに目がくらんで、宗教じみた講習会に感動して、気がつけば健康マットを売り歩く。
    10年も前の話ではないのになんか古臭い気がする。

    主人公とその周りがためすぎて、「私もハマってしまうのでは」という恐怖がわかない。
    要は「売れ」という話が、人生訓だの宗教っぽいものに融合していくのはよくある話だと思ったけど。

    時代が変われば、こういう犯罪の手口も変わっていくけど本質は変わらないだろうなあ。

    あとこの話のタイトルはなんで「睡魔」なんだっけ。
    登場人物がみんな日本人名じゃないんで、読み仮名付けてくれると読みやすいんだけどな。

    1
    2010年07月28日

    Posted by ブクログ

    何をやっても続かず借金ばかり。
    それなのに毎晩のように飲み歩く趙奉三と悪友の李南玉。
    タクシー運転手だった趙奉三は事故に遭ったことから、そのことを小説に書いたりしていたが、失業中だった。
    南玉に誘われ、色々と仕事をしてみるが2人ともいい加減な性格だから、続かない。
    南玉から健康マットを売る仕事に誘われた時、趙奉三はねずみ講ではないかと警戒し、なかなかやるとは言わなかった。
    それなのに、ズルズルと引きずり込まれ、こんなことをやっていてもいつかまたダメになると思いながらものめり込んでいく。
    たまに自己啓発の講習会でもあるけど、その場の雰囲気というか、そんなものに流されてしまうんだろうなぁ。
    これがまた、梁石日の体験に基づいて書かれているというのだから驚き。
    面白くないはずがない。

    2020.2.27

    0
    2020年02月27日

睡魔 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    睡魔
  • タイトルID
    :
    131987
  • ページ数
    :
    566ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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