梁石日のレビュー一覧

  • 夜を賭けて

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    ぶ厚いながらも、一気に読めました。嘘みたいな話も実はほどんとリアルにあった話。モデルになった人物を探してみたり。

    私が小さい頃、アパッチは居て、噂も聞いた。でも実像は知らなかったのでこの本で詳しく知る事ができた。

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    2011年01月15日
  • カオス

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    ・カオスってタイトルにふさわしく内容はすっかりカオス。ただ、相変わらず物語の目的地が良くわからないつくり。散漫に色々出すけど、そんで?って思ってしまう。物語が収束しない。梁石日って人はいつもそうか。
    ・ってかタマゴのキャラがカオス。学栄よりも鉄治よりも結局タマゴが主人公なんじゃないか。話の中心となる視点がコロコロ変わるのもこの作者の特徴なのかな。
    ・最後は急いで収め過ぎだと思うけど。紀香なんて出産させるためだけに出てきたんじゃねえのって感じで。でもまあスピードあって面白かったからいいか。

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    2010年11月05日
  • 断層海流

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    東南アジアから詐欺同様の手口で日本に連れてこられ、身売りとして夜の世界に棲息する娘。
    その眼からうつる日本と、韓国から逃げるかの如く来日し、結婚という手段で日本人に帰化した男。

    彼らの周囲をとりまく状況が描写されている。

    フィクションであっても、考えさせられる。
    濃厚な作品。

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    2009年10月04日
  • 闇の子供たち

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    ネタバレ

    描写の生々しさに絶句。
    フィクションではあるものの、現実でも同じようなことが起こっているらしい。
    自分の知らない現実に衝撃を受けた。
    小さな子供たちが酷く扱われている描写は目を覆いたくなる。胸が締め付けられるようで、読み進むことが辛かった。
    けど、最後まで読んで良かったと思う。
    読んだからと言って、この子たちに何かしてあげられるわけでもなければ、明日からの生活が変わるわけでもない。
    明日からも資本主義の歯車として生産と消費を続けるのだと思う。
    でも、一人でも多くの人がこういった現実を知り、受け止めていくことが問題をよくすることにつながっていくのではないかと思った。

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    2020年01月04日
  • 海に沈む太陽(下)

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    上下巻共に楽しんで読めたけど、個人的には船乗りの頃の話が一番面白かった。結末がチト唐突で呆気ない感じがした。でも面白かった。良書。

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    2009年10月04日
  • 海に沈む太陽(上)

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    いいなぁ。この人の本、悉く面白いなぁ。
    つってもまだ3作品位しか読んでないし、つまらなそうなのはスルーしてるんだけど・・・。
    これは又読み返したくなるくらい素晴らしい。
    前回読んだ『闇の子供たち』とは対称的に、前向きな気持ちになれる本。

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    2009年10月04日
  • タクシードライバー 最後の叛逆

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    タクシードライバーシリーズだけど警察につかまった場合の対処の仕方とか書いてあって面白かった。この作者好きだ。

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    2009年10月04日
  • 修羅を生きる

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    『血と骨』ちうのは、ほとんど実録だったのですねぇ。ほうっとため息。

    どうなのでしょう?あたくしは面白かったですが、どうやら父があたくしの部屋へ

    入ってこれを盗み見したらしく、ちょっと挙動不審なのよねぇ。うざいの!

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    2009年10月04日
  • 夜を賭けて

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    今は大阪城公園となっている大阪造兵廠跡で戦後繰り広げられた在日コリアンと警察との攻防戦の様子をリアルに描写。今も大阪城公園では違う戦いが続いている。

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    2009年10月04日
  • 闇の子供たち

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    ネタバレ

    【2025年154冊目】
    微笑みの国、タイ――そこでは人知れず闇に消えていく子どもたちがいる。児童買春、臓器移植のターゲットになるのは親に売られた子どもや、ストリートチルドレンだ。人権団体で働く音羽恵子は、現地人のナパポーンのもとで子どもたちを救おうと動くが⋯。

    久々に、めちゃくちゃ気が滅入る本を読みました。映画は公開当時観に行って、そこでもめちゃくちゃ落ち込んだんですけど、本の破壊力たるや、とんでもなかったです。そこまで書く?!というような描写が徹底的に続く前半でリタイアされる方も多いのでは。人間て本当に醜悪な生き物なんだと嫌になっても仕方ないです、この話は。

    そしてね、救いもないんです

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    2025年12月20日
  • 闇の子供たち

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    幼児買春、幼児売買などのあまりにグロテスクでリアルな表現、そして重すぎる内容に、ややくらーい気持ちでこの作品の結末はどうなってしまうの…と思いながら読み進めた。
    そして、日本の中にある(自分自身も)排他的な意識について考えさせられるラストだった。

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    2025年08月17日
  • 闇の子供たち

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    グローバル化の中で貧富の差が広がり二極化していくとき、貧しい国の生活を支える闇経済を駆逐するのはその国の崩壊をもたらす恐れさえある。かと言って健全な経済を運営できる保証はない。弱肉強食のグローバル化はそれを許さない。幼児売春や臓器売買などは絶対に許されないことだが、憎むべきはこれらに直接関わっている者だけでなく、絶対的貧困を温存することで自らの豊かな社会と生活を保っている私たち自身なのかもしれない。

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    2025年02月02日
  • Y氏の妄想録

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    なんともやるせない物語だなぁ。
    殺人を犯したのが全ての元凶なきがする。
    読後なんかすっきりしなかった。

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    2024年09月27日
  • 闇の子供たち

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    昔読んで映画も観た。映画のラストと小説のラストが違ったよなと思って再読。今読んでも嫌な気持ち。ではどうしたらいいのかはわからない。音羽恵子みたいにはなれない。でも知ることは大事だと思う。

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    2024年09月07日
  • 夢の回廊

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    【2024年127冊目】
    夢と現実の境目に囚われた男。戦争に人生を狂わされ、復員後も壮絶な一生を過ごした男。ある一定のルートから抜け出せなくなった男。幽霊を見たタクシー運転手の後悔。雨の日の客とタクシー運転手。魔が差した真面目なタクシー運転手。長距離運転の罠。全七篇の短編集。

    初の梁石日さんの作品でした。全七篇ですが、そのうち四篇がタクシー運転手の話です。偏りすぎでは?もしかして、梁さんタクシー運転手の経験ある?って思って調べたらやはりでした!実体験も混じってるかもしれない。

    どのお話も文体が綺麗でシンプルでするする読めます。時折、軽めのエログロも入ってきますが、可愛いもんです。初めての作

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    2024年06月12日
  • 大いなる時を求めて

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    著者の友人である詩人の金時鐘をモデルにした作品。
    日本の植民地であった朝鮮での出来事が綴られている。
    朝鮮の人たちに日本語や日本文化を強制する日本も、戦争に負ける。
    そこから、終戦を迎え、日本文化を刷り込まれてきた主人公の金宗烈は朝鮮人としての自覚を取り戻す。
    しかし、その際に暮らしていた済州島での虐殺事件に巻き込まれることになる。
    そこから、日本へ密航して死を免れるが、暮らしは楽ではなかった。
    詩作も始め、在日朝鮮人の詩人たちと同人誌を創刊するが、組織からの圧力に反発し続けたことで廃刊となる。
    生きるために親も故郷も捨ても、生きたいと願う強い思いと自らの意志を捨てない強さは読み応えあり。

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    2024年02月10日
  • タクシードライバー 一匹狼の歌

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    タクシードライバーの環境は、基本的に昔とあまり変わっていないみたいだ。社会的評価も低いまま。どうしたら、変えていけるのか?

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    2023年09月01日
  • 修羅を生きる

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    半分は主人公が実父をモデルだという血と骨で読んだ内容とほぼ同じ。残り半分が自身がタクシードライバーになる前までが書かれてます。実父が獣みたいな人で酷い家庭環境。更に在日朝鮮人ということもあり差別を受けながら仕事環境も酷く、水商売に携わったり、事業を興しても失敗に終わり借金まみれ。それでも昔から文学や詩を好んでいたようで長い間その才能を発揮する場もなく埋もれていたんですね。

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    2023年05月15日
  • 闇の子供たち

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    日本人女性初のLA警察官で、人身売買に立ち向かうNPOであるlove spectrumを設立されている永田有理さんという方がいます。その方のインスタライブで、この本に書いてあることはフィクションだがほぼ実際に起こっていること、とお話しされていたので読んでみました。子供たちが売られ、性的に搾取され、臓器売買され…このようなことが世界のどこかで起こっているという事実に驚愕しました。あまりの生々しい描写に顔を背けたくなるほど…

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    2022年10月07日
  • 闇の子供たち

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    タイの貧困村を舞台にした児童人身売買とそれを暴こうと奔走するNGOの女性の物語。
    わずかなお金の為に親に売られた少女。
    売春宿で先進国の幼児性愛者に性虐待をされる描写はあまりに衝撃的で何度も本を閉じた。
    生きたまま臓器を取られる少女もいる。
    救いがなくやりきれないが読んで損はない。
    この世界は知っておいたほうがいい。

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    2022年04月27日