闇の子供たち

闇の子供たち

826円 (税込)

4pt

世界中の富裕層の性的玩具として弄ばれるタイの子供たち。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。モラルや憐憫を破壊する資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作! 2008年映画化で話題を呼んだ作品が待望の電子書籍化。

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闇の子供たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     命より尊いものはない、とか、命はお金じゃ買えない、と戦後の日本人は教わってきたと思う。 
     でも貧困国ではそんなのは常識ではない。わずかなお金で子供を売ったり、人を殺したりする。自分の命は大事だが、人の命はお金で測る。


     物語の舞台はタイ。貧困からわずかな金で子供をブローカーに売る親がいて、突...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月29日

    映画をみる。
    原作は小説らしいが、まあすごい。

    まあ臓器移植のほうはまだしも、売春のほうは同じ人間とは思えない、みたいに思えてしまう。みんな切羽詰まってるのだろうか。

    タバコが悪の象徴みたいに描かれている。

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    Posted by ブクログ 2017年06月10日

    あり得ないひどい話がたくさん。そもそもこの人の描く本は明るい話じゃないけど これは重いわ。重すぎる。

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    Posted by ブクログ 2018年09月16日

    表現がかなり生々しいです。
    フィクションだから嘘が書かれてるという人もいますが、現実に本の内容と近い残酷なことが起きているのは事実だと思います。

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    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    ふと最近読んだ一冊。
    偉そうに感想を言える立場じゃないんで敢えて感想は書かないけど、勉強になります。
    内容はすごくヘビーです。

    ちなみに映画も見ましたが、個人的には興味ある人は本を読んだ方がよりリアルな部分を知れると思います。

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    Posted by ブクログ 2020年09月09日

    先の大戦の戦勝国によるグローバリゼーションの加害性を描いた作品。R25G。
    映画で作品を知り、20歳の頃に肝試しに古本屋で購入。お陰で8年過ぎた今でも精神科院に通院している。
    NGO職員の女性と新聞記者との訣別のシーンが、暴力描写の数々に打ちひしがれていた私へのトドメとなった。アレは作者による私ら読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    ※これから読む人へ※
    1 最低5年分の精神科院受診料を用意してある
    2 自宅の近所に精神科院がある
    3 精神科院に付き添ってくれる人が身近にいる
    この3つの条件を満たせない人には購読をおすすめしません。決して。

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    Posted by ブクログ 2020年02月22日

    目をふさぎたくなるような描写が多々あり、でもそれが決して過剰表現ではないんだろうと感覚的に思うのだけれども、きっとそのような場面を目の当たりにしても現実的問題として受け入れられないような内容でした。

    貧困で今日食べるものがなくても人生に希望が見出せなくても自殺したいとは考えないらしい。
    そこに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月02日

    東南アジアでの人身売買、幼児売春、臓器売買などの貧困社会に蔓延る闇。今まで小説を読んでいて、これほどまで苦しく切なくなるという経験はなかなか無かった。
    小説の中の物語でしかないけれど、世界の片隅で実際に起こっている出来事だと思う。確実に。
    救いのない結末もまたこの問題が現在進行形のまま、終わりなき課...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月30日

    半ノンフィクションだと思う。アジアで行われている幼児売春、臓器売買。その問題の責任は、私たちにもある。

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闇の子供たち の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    幻冬舎
  • ページ数
    478ページ
  • 電子版発売日
    2011年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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