飯間浩明のレビュー一覧

  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    ネタバレ

    面白かったー!
    国語辞典ってこうやって作るんだね。
    ワードハンティング楽しそう。
    舟を編むの本を読んでみたくなった。(アニメも)
    国語辞典作るのって意外と大変:;(∩´﹏`∩);:
    ってゆうか著者の人、国語辞典(?みたいなの)読みながら学校に登校してたってどんなだよ(笑)
    国語辞典って読むものだっけ(笑)
    二宮金次郎みたい(笑)
    せめて物語にしよ:;(∩´﹏`∩);:
    あと落語の本読んでたって言ってたけど幅が広いな(笑)
    国語辞典から落語まで読んでたって頭すごく良くなりそう。
    頭良くなりたいな〜( ´_ゝ`)
    本を読んでるから漢字の読みは得意だけど書きがな〜( ゚д゚)
    暗記パン欲しい(笑)

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    2022年03月01日
  • 日本語はこわくない

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    目上の人に「なるほど」は失礼かな、とか、「受け付け」の「け」は必要かな、など身近で悩ましい日本語について語源を解説したり、上手な言い換え方法を説明したりした1冊です。

    私が特に驚いたのは、「全然」を肯定の文に使うこと(全然面白い、全然美味しいなど)についての文です。今まで、そんなのは乱れた日本語だと思っていたのですが、まさか明治時代の夏目漱石が使っていたとは…。

    「正しい日本語」についてピリピリするのも考え物だなということを学べました。

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    2022年02月27日
  • 日本語をもっとつかまえろ!

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    三省堂国語辞典の編纂者ならではの言葉に関する発見やモノの見方もあり、良いと思います。

    今回は、「LGBTQ」や新型コロナ関係の新しい用例や言葉についての章もあり、前の巻とはまた違った感じでした。

    可愛らしく面白いイラストも多く、子供向けの本だが、大人も結構楽しめる本だと思います。

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    2021年11月07日
  • 日本語をつかまえろ!

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    日本語のことばについてのあれこれが、可愛いイラストともに紹介されている。
    「分かりみ」や「インフルエンサー」、「令和」など、最近のことばについての解説が面白かった。

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    2021年10月15日
  • つまずきやすい日本語

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    「ことばって、伝わらないですよね。」

    人と人とがことばでうまく伝え、かつ受け止めるために、ことばのつまずきについてまとめられた説明文。

     言葉に対して柔軟に受け止める姿勢が、つまずきを減らすために大切だと感じた。ことばは時や場所の変化と一緒にかわっていくもの。使われたことばが正しいか誤っているかにこだわっていては、コミュニケーションがとれなくなってしまう。
     変化していくということばの頼りなさを知ったうえで、より合ったことばを選んで自分の意思を伝えられるように、相手のことを受け止められるようになりたい。
     ことばって、伝わらないんだけど、それでも伝えることをやめてしまうのは…なんだか寂しい

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    2021年08月12日
  • 知っておくと役立つ街の変な日本語

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    変だと感じる言葉を、排斥せずに、なぜそのような「変」になったのかを探る。簡単なようでひどく難しいことだ。変とは、おかしな、ということだけではなく、変化の意でもあるのだから。そうして見てみる言葉は、今までと違うものをもたらしてくれるだろう。なにより変な言葉を探すのはとても楽しそうだ。

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    2021年03月14日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    子ども向けに、簡潔かつ分かりやすく辞書編纂の仕事を伝えている良書だと思う。大人が読んでも面白いし、感心する。
    これからの国語辞書を、コミュニケーションの拠り所としていきたいという筆者の考えはとても素敵だ。
    私も個人的に受験科目の現代文とはコミュニケーションの科目であると考えている。そのことと共通する考えだと思い、非常に共感した。
    大人であれば読み切るのに何時間もかからないはずなので、ぜひ読んでみて欲しい。

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    2020年10月18日
  • つまずきやすい日本語

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    辞書編纂者が書いた本で、とても読みやすかった。
    コミュニケーションという言葉が氾濫するこの頃、なぜうまくコミュニケーションとれないか、という部分の答えが出てると思う。
    「脳内辞書は人それぞれ」「読書とは、自分とは違うことばを使う多くの書き手と触れ合う営みです。他人のことばを理解し、誤解を防ぐために、読書は有効です」「ことばの正解はひとつでない」「ことばは頼りないから役に立つ」という部分は特に印象的だった。
    書き言葉、話し言葉…いろんな要素が時間の流れとともに絡み、たくさんの言葉や本、会話が生まれてるって、つまずきやすいけど、凄いことだと感じた。

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    2020年05月24日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    三省堂国語辞典の飯間さんが「国語辞典はこう作る」という話と、そんな飯間さんがどうやってできたのかを書いた本。
    子供のころから言葉が好きだったというエピソードの数々を読んで我が子にそっくりなのでほっこりしました。
    ツイッターでの発言などをみてある程度理解していたつもりでしたが改めて本人の口からこう聞くと嬉しくなり、また、自分も言葉や人生に対する姿勢を「正しい/間違っている」以外の軸にもってこなくては、と思います。

    「『まちがい』とは決めつけない」(p.148)

    「どのことばも、理由があって生まれてくる」(p.158)

    「 もし、辞書には正しいことばや意味がのっていて、『そこにないことばや意

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    2020年02月11日
  • つまずきやすい日本語

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    さすが飯間さんと思わせる、丁寧で分かりやすい内容の本でした。
    冒頭で読者にこの本の目的がタイトル通り「つまずき」を解消することであり「間違い(=正解がある)」を正すことではない、としています。「言葉には正しい・誤りがある」というありがちな誤解をまず指摘しているのは重要なところだと思いました。
    そして「あなたと私の脳内辞書は違う」ことをまず認識させ、その違いに起因する「つまずき」をいかに乗り越えるか、その手段として「つまずき」例を挙げ、それを避ける手段を最後に説明しています。
    「つまずき」としては、時間的変化、方言など地域差異、専門用語や若者ことばなど集団語などが挙げられています。
    時間的変化に

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    2019年07月23日
  • つまずきやすい日本語

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    国語辞典編纂者の著者が、ことばはつまずく、ことばは誤解をうむ、ことばは時と場合に応じて変わっていく、意思を伝え合うことは「正誤」ではなく、うまく伝え、うまく受け止めることだ、ということを、平易に説くもの。よかったです。

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    2019年07月04日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    著者は三省堂国語辞典の編集委員。
    子どもに分かりやすく辞書編集の仕事と言葉の変化、分かりやすく説明することについて書いている。

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    2019年03月18日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    おもしろくて一気読みだった。飯間先生の人柄が出ててよみやすくおもしろい。辞書を作るって地道で大変だなぁ。飯間先生の文は、子どもの本に向いているかも。新解さんと並ぶといいなぁ。児童書だけど。春の辞書の売り場に並ぶといいかなぁ。
    辞書や事典を読む子って、ときどき出会いますが、自分を変だと思っている子がいるので、こんなすごい人もいるよって教えてあげたい。

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    2019年01月22日
  • 辞書を編む

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    『三省堂国語辞典』の編集委員が書いた一冊。国語辞典を編集するプロセスに合わせて章を立て、それぞれ実例を挙げながら解説する。昨年12月に出版された『三省堂国語辞典第7版』の編集作業と並行して書かれただけあって、臨場感たっぷりだ。
    著者によれば、辞書の編集とは、1.編集方針を立て、2.用例を採集し、3.取捨選択をして、4.語釈を書く、5.最後に手入れをする、というステップをふむのだそうだ。どのステップも面白いが、中でも語釈を書くところがいい。「右」の語釈を「南を向いた時の西にあたる方」としても「南」の語釈を「日の出る方に向かって右の方」としてしまうと循環論法に陥る。そこで「アナログ時計の文字盤に向

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    2018年11月18日
  • 辞書を編む

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    三省堂国語辞書の編纂委員が書いた「辞書を編む」は面白かった。用例採集は面白かった。カメラを持って町に出て、用例を採集するなんて。知らなかったなあ。この辞書を買ってみようかな。iPhone版もあるようだし。

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    2018年10月19日
  • 辞書を編む

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    そもそも「辞書の違い」って知ってますか?
    この本を読むまでは、収録数の違いくらいだと思っていたけど、辞書ごとに「編集方針」があるそうな。著者は「三省堂国語辞典」の編集委員ということで、三省堂国語辞典のできるまでが克明に書かれている。ちなみに、こちらの辞書は「中学生にでも分かる説明」をモットーにしている。なんだか、とっても簡単なような気もするコンセプトではあるが、なかなかに奥が深い!ちなみに、この辞書は「ものを書く人」や「スピーチ」を良くする人が言い回しなどを調べるのに、重宝するらしい。これは久しぶりに辞書を手にしたくなってきたぞ!笑

    文字の専門家が書いた本だけあって、とても読みやすいのに、読

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    2018年04月04日
  • 三省堂国語辞典のひみつ おまけ付き

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    読もう!と思ってもなかなか小説以外の本は途中で挫折してしまったり(新書など)するのに、
    これはそんなこともなく、次はどんなことが書いてあるのだ!?と小説のように先が気になってあっという間に読んでしまった。

    「舟を編む」を読んでいたから用例採集がどういうものかイメージしながら読むことができたような気がする。また言葉の語釈を加え忘れた時の悔しさや、これでいいんだろうかと不安になるところも。

    よく言葉の正誤に厳しく、とてもこだわりのある人がいるけれど、いくら気を使っていてもその人自身、間違いをすることもあるはずで、時代の変化によって変わってくる言葉には柔軟に対応できる人の方が素敵だと思う。
    (

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    2017年04月27日
  • ことばから誤解が生まれる 「伝わらない日本語」見本帳

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    誤解の例がいちいち楽しくて面白かった
    文章には普段から気をつけているつもりだが、うっかり分かりづらく書くこともあるので、手元に置いてたまに読み返したい。
    修飾詞の係りや助詞の使い方など日本語はめんどくさいなぁと改めて思った。
    指示語がなにを指すか分かるようにするのは著者の責任というのはドキッとした。
    「塩ピーナッツはお菓子か?」言葉の捉え方が人によって違うことを内包と外延で説明したのはすごくしっくりいった。
    日本語について書かれた本だけあって非常に読みやすいと感じた

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    2017年02月07日
  • 辞書を編む

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     新聞やテレビから街中まで、ことばを「採集」して、一冊の辞書にまとめあげる辞書編纂者のドキュメンタリー。

     昆虫や草花を集めるようにして、集めた宝物のことば達から選りすぐる。その宝物を磨くように、すんなり腑に落ちる語釈を長い時間かけて考え、現代で使われている「生きたことば」だけの辞書に仕上げていく。

     「ことばだけで世界を再表現したい」と語る著者には少年のような輝いた目が想像できて、読んでるこちらもワクワク。

     文体が美しく(現代日本語として読みやすくて)、ちょっとおかしなエピソードが揃っているので、かなり楽しめました。

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    2016年08月22日
  • 辞書を編む

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    三省堂国語辞典の編纂に関わる飯間氏が、その改訂の過程を、丁寧に著した本。
    言葉に向き合う飯間氏の真摯さがひしひしと伝わってくる良著です。

    いわゆる誤用も、「誤り」とばっさり切り捨てるのではなく、日本語の変化、派生の仕方の一つととらえるなど、「今の」日本語の姿を的確にとらえようとする姿勢がよくわかります。

    辞書には、言葉の「かがみ」としての2つの役割があって、そのうちの一つは「鏡」、つまり、日本語を映し出すもの、もう一つは「鑑」、つまり、日本語の規範となるものですが、三省堂国語辞典は前者の「鏡」であることを、より強く意識している、とのこと。
    言葉は日々変化することを考えると、そのこと

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    2014年06月20日