飯間浩明のレビュー一覧

  • 知っておくと役立つ街の変な日本語

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    朝日新聞の土曜版の連載記事で著者の視点の鋭さを感じていたが、まとまった形で読めるのは楽しい.江戸時代の日本語は現代人には読めないが、わずかに語句の一部が残っていることを知り、言葉の面白さを実感できた.

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    2020年06月02日
  • 知っておくと役立つ街の変な日本語

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    辞書を編纂されている方の本です。
    日々の生活の中で気になる言葉を記録し続けているという働く大人の鏡です。
    自分の好きなことや、自分の仕事に誇りを持って、それを極めようとする。あるいは、その好きを貫く。そんな生きる姿が美しい。
    そういった大人になりたいと思える本です。

    また、本当に変な日本語が紹介されており、単純に面白いです。

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    2020年05月03日
  • 遊ぶ日本語 不思議な日本語

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    日本語に関する面白い話が満載で、楽しめた.第3章の「変わる日本語」が良かった."やせませんー?" "なやましい" "生きくれよ" など なるほどと納得できる説明が素晴らしい.日本語に対する感性がひと味違う人なんだと思った.

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    2020年05月02日
  • 知っておくと役立つ街の変な日本語

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    タイトルに惹かれて購入。
    著者の飯間さんが折りに触れてご説明されている「“変”を批判するのではなく楽しむ」という言葉そのままに街に溢れる変な日本語を紹介している。
    言葉に対するこだわりと愛を感じる一冊だった。

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    2019年12月19日
  • 知っておくと役立つ街の変な日本語

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    飯間氏の優しさと真面目さがにじみ出る
    ネットや若い人向け雑誌でしか見ないような、一見アホっぽい言葉もバカにせず解読?解明?していくのがステキ
    なるほど、こんな風に言葉をひとつひとつ丁寧にとらえて、辞書はつくられるのか

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    2019年12月18日
  • 辞書を編む

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    映画と原作の後は、実際の編纂の現場を見てみよう。これがなかなか面白い。ちなみに我が家の国語辞典は「三国第7版」です。

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    2019年10月06日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    子ども向けという事でわかりやすく書かれてある。

    「言葉はとても不安定な通信手段」
    「言葉は理由があって生まれる」
    「ふつうにかわいい ふつうにおいしい(無条件においしいという事)」2019/08/20

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    2019年09月04日
  • ことばハンター 国語辞典はこうつくる

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    国語の辞書を作る仕事、世の中に出回る言葉を集め、皆がわかる、伝わる言葉でそれを説明する。略語や同じ言葉でも意味が変わって使われるようになったものを説明したり、それはそれは大変なお仕事。児童書だけあって、とにかくよみやすい。

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    2019年04月07日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    日常出会うことばに意識を向けて観察してみよう。
    ちょっとした意味の違いを大切にしてことばを使い分ける。
    気になったことばを辞書で調べてみる。
    できれば複数の辞書にあたって見てみる。
    ことばはどんどん変化するもの。
    そうした変化もふまえ、楽しき言語生活を送るための知恵が満載。

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    2019年03月19日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    辞書編纂者による、「言葉探し」という視点からの、新しくて面白い「小説」の読み方。
    言語感覚を磨きたい人に、うってつけの方法。

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    2018年12月04日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    辞書編集者が小説の中から気になる言葉を拾う。この言葉は他でも使われているのか、いつの時代から使われているのか、この地方でこの言い方をするのかなど、言われなければ気にも止めずに流していることを深堀りしている本。面白かった!

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    2018年10月18日
  • 辞書を編む

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    ・飯間さんの三省堂国語辞典と言葉に対する愛情に和む。
    ・辞書の違いは語数くらいだと思っていたけど、方針があることに気づけた。
    ・辞書作りの難しい点がわかる。たとえば、「右」をどう説明するか、「恋」をどう説明するか。時代の変化や、媒体の変化に応じて説明も変わってくるなど。
    ・とりあえず三省堂国語辞典が欲しくなる。

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    2018年07月10日
  • 辞書を編む

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    先週6月11日、NHKの「プロフェッショナルー仕事の流儀」でも取り上げられていた飯間さん。
    番組でもワードハンティングや、データの整理、語釈執筆などの様子が紹介されていて、まさに本書での通りだったわけだが。
    『三国』への愛に溢れ、相当饒舌な印象さえ受ける。
    あ、勿論、悪い意味ではなく。

    本書は、辞書編纂の手順に沿って、章が割り当てられている。
    編集方針があって、用例採集、取捨選択、語釈を書き、既存の項目の内容を手入れする。
    語釈を書く苦労を、ある意味面白おかしく紹介するあたりは、さすがだなあ、と思う。
    特に「キャバクラ」のあたりは捧腹絶倒もの。

    一方、考えさせられるのは最終章の「これからの

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    2018年06月17日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    言葉は生き物で、小説は時代を写す鏡。

    国語辞典編纂者の著書が小説、しかも最近の本の中から、移りゆく言葉の用例採集をいていく。後書きに曰く、『物語を楽しむための小説の中で「ことばを発見する」という楽しみ』が伝わってくる。

    よく「誤用」とされる語句があるが、著書は単に誤用と決めつけることなく、これは言葉の変化であると、古い小説や新聞などと併用して調べ、解説していく。作家の愛用句や斬新な表現が今後辞書に載っていく可能性など、考察の方向も様々。

    言葉好き、辞書好きならワクワクできると思う。

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    2018年02月16日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    面白かった。
    言葉の採集という意味では
    なんか変な使い方、と思うものも
    興味深い使用例になっちゃって。
    合わせて様々な用例が出てくるのも
    感心したし、興味深かった。
    三分の一は読んだことあったけど、
    そんなこと全く意識して読まなかった。
    言葉オタ的愛情にほっこり。

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    2018年02月14日
  • 辞書を編む

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    ネタバレ

    まず、書評をば。
    読みやすく、辞書編纂への思いが感じられる。愛のある一冊。
    これから先、有難さを頭の隅に感じながら、辞書を引かせて頂きます。

    そして、著者 飯間氏に届けたい。
    作中のパート「紙の辞書はなくなってもいいか」で、紙のよさを示す部分があります。

    僕が書斎からデジタルを排除し、紙の辞書を持っている最大の理由がそこにはありません。お気づきでしょうか。
    スマホ辞書は書斎では邪魔なのです。
    言葉の意味を引くつもりが、逆に通知欄に

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    2018年02月06日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    使われている言葉に焦点を当てるという視点がとても面白い。また、ひとつひとつの言葉について過去にどの小説で使われていたかが引用されていて、サラッと書かれていて読みやすいが相当な調査を元に書かれていることが伺える。

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    2018年02月10日
  • 辞書を編む

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    例えば。「愛」は「恋」の上位という認識が一般的な感があるけど、辞書の語釈で考え且つ成り立ちも踏まえると、けしてそんなことはない。

    そんなことを真面目に思案し議論する“辞書編纂者”なる人種のお仕事ドキュメント、辞書が作られる過程の体験談だ。言葉好き、辞書好きとしてはその全てがエキサイティング。

    語釈も宝だが、それを書くための用例こそが、一度失われたら取り返しがつかないとか、語釈は、既にある解説を再構築しても駄目で、自分の経験まで含めて自分の言葉にしなければならないとか。うん、伝わってないと思うけど、面白いんだ!

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    2018年01月09日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    面白かった!気になることばをとことん解説する。
    誤用だなんだではなく、どうしてそのことばになったのかに注目。
    ことばは生き物だって納得する。
    小説の世界に飛び込んで、登場人物の言葉に聞き耳たてたり、さらに登場人物と会話までしちゃったり、新書だけど物語っぽくってとても読みやすかった。

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    2017年11月15日
  • 三省堂国語辞典のひみつ おまけ付き

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    辞書たのし。辞書熱が復活してしまいました。三省堂の国語辞典のPRにとどまらず、辞書のたのしさが満載です。この本を読んでいる最中にさっそく三国第7版をネットで注文。会社にも三国小型版を置いていますが家用に小型じゃないのを置いて置きます。辞書は本当に楽しい。言葉は本当に楽しい。そのことを実感させてくれる話ばかりで、ワクワクしました。

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    2016年03月12日