飯間浩明のレビュー一覧

  • 辞書を編む

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    ・飯間さんの三省堂国語辞典と言葉に対する愛情に和む。
    ・辞書の違いは語数くらいだと思っていたけど、方針があることに気づけた。
    ・辞書作りの難しい点がわかる。たとえば、「右」をどう説明するか、「恋」をどう説明するか。時代の変化や、媒体の変化に応じて説明も変わってくるなど。
    ・とりあえず三省堂国語辞典が欲しくなる。

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    2018年07月10日
  • 辞書を編む

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    先週6月11日、NHKの「プロフェッショナルー仕事の流儀」でも取り上げられていた飯間さん。
    番組でもワードハンティングや、データの整理、語釈執筆などの様子が紹介されていて、まさに本書での通りだったわけだが。
    『三国』への愛に溢れ、相当饒舌な印象さえ受ける。
    あ、勿論、悪い意味ではなく。

    本書は、辞書編纂の手順に沿って、章が割り当てられている。
    編集方針があって、用例採集、取捨選択、語釈を書き、既存の項目の内容を手入れする。
    語釈を書く苦労を、ある意味面白おかしく紹介するあたりは、さすがだなあ、と思う。
    特に「キャバクラ」のあたりは捧腹絶倒もの。

    一方、考えさせられるのは最終章の「これからの国語辞典」。
    紙辞書の敵は電子辞書にあらず、ウェブ上のフリーの辞典だという。
    紙辞書が淘汰されてしまったり、採算が取れなくなって、高価なものになってしまったりする未来は、ちょっと嫌だ。
    うまく棲み分けをしてもらいたいと望む一方で、こちらもお金を出して辞書を買うという協力をしていかなくては。

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    2018年06月17日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    言葉は生き物で、小説は時代を写す鏡。

    国語辞典編纂者の著書が小説、しかも最近の本の中から、移りゆく言葉の用例採集をいていく。後書きに曰く、『物語を楽しむための小説の中で「ことばを発見する」という楽しみ』が伝わってくる。

    よく「誤用」とされる語句があるが、著書は単に誤用と決めつけることなく、これは言葉の変化であると、古い小説や新聞などと併用して調べ、解説していく。作家の愛用句や斬新な表現が今後辞書に載っていく可能性など、考察の方向も様々。

    言葉好き、辞書好きならワクワクできると思う。

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    2018年02月16日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    面白かった。
    言葉の採集という意味では
    なんか変な使い方、と思うものも
    興味深い使用例になっちゃって。
    合わせて様々な用例が出てくるのも
    感心したし、興味深かった。
    三分の一は読んだことあったけど、
    そんなこと全く意識して読まなかった。
    言葉オタ的愛情にほっこり。

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    2018年02月14日
  • 辞書を編む

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    ネタバレ

    まず、書評をば。
    読みやすく、辞書編纂への思いが感じられる。愛のある一冊。
    これから先、有難さを頭の隅に感じながら、辞書を引かせて頂きます。

    そして、著者 飯間氏に届けたい。
    作中のパート「紙の辞書はなくなってもいいか」で、紙のよさを示す部分があります。

    僕が書斎からデジタルを排除し、紙の辞書を持っている最大の理由がそこにはありません。お気づきでしょうか。
    スマホ辞書は書斎では邪魔なのです。
    言葉の意味を引くつもりが、逆に通知欄に

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    2018年02月06日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    使われている言葉に焦点を当てるという視点がとても面白い。また、ひとつひとつの言葉について過去にどの小説で使われていたかが引用されていて、サラッと書かれていて読みやすいが相当な調査を元に書かれていることが伺える。

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    2018年02月10日
  • 辞書を編む

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    例えば。「愛」は「恋」の上位という認識が一般的な感があるけど、辞書の語釈で考え且つ成り立ちも踏まえると、けしてそんなことはない。

    そんなことを真面目に思案し議論する“辞書編纂者”なる人種のお仕事ドキュメント、辞書が作られる過程の体験談だ。言葉好き、辞書好きとしてはその全てがエキサイティング。

    語釈も宝だが、それを書くための用例こそが、一度失われたら取り返しがつかないとか、語釈は、既にある解説を再構築しても駄目で、自分の経験まで含めて自分の言葉にしなければならないとか。うん、伝わってないと思うけど、面白いんだ!

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    2018年01月09日
  • 小説の言葉尻をとらえてみた

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    面白かった!気になることばをとことん解説する。
    誤用だなんだではなく、どうしてそのことばになったのかに注目。
    ことばは生き物だって納得する。
    小説の世界に飛び込んで、登場人物の言葉に聞き耳たてたり、さらに登場人物と会話までしちゃったり、新書だけど物語っぽくってとても読みやすかった。

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    2017年11月15日
  • 三省堂国語辞典のひみつ おまけ付き

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    辞書たのし。辞書熱が復活してしまいました。三省堂の国語辞典のPRにとどまらず、辞書のたのしさが満載です。この本を読んでいる最中にさっそく三国第7版をネットで注文。会社にも三国小型版を置いていますが家用に小型じゃないのを置いて置きます。辞書は本当に楽しい。言葉は本当に楽しい。そのことを実感させてくれる話ばかりで、ワクワクしました。

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    2016年03月12日
  • 辞書を編む

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    内幕ものは、どんな世界のものも面白い。国語辞書編纂の舞台裏も、その、言葉への真摯な姿に、同じものを見ていても違うものが見えていることが感じられて、興味深い。言葉の海は、深いなぁ。最近手にしていなかった国語辞書、開いてみよう。新しいものも手にしてみたいし、読み比べもしてみたい。

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    2016年01月21日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    辞書編集の職に疲れている方の本。
    言葉の使い方一つにこだわる、ということについて書かれているのだが
    単純に面白かった。普段使っている言葉の意味を改めて見返してみると、
    空気のような存在に名前をつけているのが、言葉だということに気づくし、
    そういった言葉の存在はこんなにも多いと思う。もう一度辞書をめくってみるのもいいかも。
    以下抜粋。
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    ・ふと面識の薄い方に偶然であった時には「少しだけ困ったことを聞いてみる」
    ・同じことを言うのにも、表現の仕方によってニュアンスが異なる。
    「丸いたまごも切りようで四角、ものも言いようで角がたつ」
    ・「働く」の反対は「怠ける」と考える人は、働いていないことは悪い状態。
    「働く」の反対が「休む」という人は、働いていない状態は悪くはない。

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    2015年08月02日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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     言葉は移り変わるもので、流行り廃りがあったり、同じ言葉でも世代によって肯定的な意味合いや正反対な否定的な意味合いを持ったりする。
     様々な分野の多くの本を読んだり、巷で使われている言葉に敏感になり語彙や語感を増やしていくことで、理解力や表現力が増していく、という内容。

     小説と映画『舟を編む』に触れ、辞書編集や細やかな日本語表現に興味を魅かれた。日本語を使いこなすということは、あらゆる分野に精通することに他ならない、日々是研鑽だな、との思いを新たにした。

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    2015年08月05日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    挨拶はなぜ必要なのか?“あやまる”と“わびる”の違いは?読点の打ち方は?長生きすることばって?
    普段何気なく使っているが、必要不可欠な日本語。
    ことばを蓄えて使いこなそうと考えさせられるきっかけになる本。
    サラッと読めてるので、ここから広げていきたい。

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    2015年06月19日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    三省堂の国語辞典編纂者で大学の講師でもある著者が、日常で使われる日本語の意味を掘り下げたり、望ましい使い方、あるいは誤用等について述べた本。さすが辞書編纂者で、文章がすごく平易でわかりやすい。日常使っている言葉を見直す良いきっかけになる本である。

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    2015年06月18日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    日本語の奥深さを知る。
    さびしい と さみしい の使い分け
    使用 と 利用 の使い分け
    言葉で説明されるとなるほどなと感心した。
    コミュニケーションの取り方の勉強にもなる。
    できれば正しいことば使いをしたいもの。

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    2015年05月10日
  • 重要度順 「伝わる文章」を書く技術 だれでも・今すぐ実践できるコツ60

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    ネタバレ

    伝わる文章を書くコツが重要度順に述べられている。
    準備の心構え、肝の一文、正確な言葉づかい、文章全体のチェック。
    伝わらない例文のどこを、どのように変えて伝わる文章になるのか示されており、分かりやすい。
    内容としては、やや初歩的なレベルだと感じた。
    15-98

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    2015年04月21日
  • 辞書を編む

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    辞書編纂の裏側をウィットに富んで書かれていて面白かった。著者の辞書編纂という仕事に対する愛情、情熱が伝わってきた。

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    2015年04月19日
  • 三省堂国語辞典のひみつ おまけ付き

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    飯間さんの本を読むのはこれで2冊目。
    今回も辞書編纂者らしい内容・文章で楽しく読むことができました。

    10年ぐらい前までは、国語辞典をよく利用していたのですが、いつの間にか、ネットで検索することが多くなっていました。
    が、やはり紙の辞書には、紙の辞書のよさがあるので、最近は、できるだけ、紙の国語辞典を利用するようにしています。
    今回、飯間さんの本を読んで、改めてその意を強くしました。

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    2014年07月27日
  • 三省堂国語辞典のひみつ おまけ付き

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    文化庁の言葉の誤用調査には、いつも胡散臭さを感じてしまう。
     だから、第二章の理知的な誠実さには、爽快さを覚える。
     で、早速スマホに、三国をダウンロードした。

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    2014年03月06日
  • 辞書を編む

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     国語辞典の編纂に関しては①用語の発掘・用例採集調査、②加えるべき言葉の判定会議、③語釈の文章考案、④取捨選択など手を入れる行為などの局面から詳細に説明があり、三浦しおん「舟を編む」の世界が現実であることを示してくれる。それにしても辞書の編纂者がこんな苦労を抱えているとは夢にも思わなかった。例えばキャバクラという用語の意味を実体験するために実際に店に入るなど・・・。三省堂国語辞典:通称「三国」の特徴は何よりも「中学生にも分かる説明!6万語」、新明解の特徴その他辞書にはそれぞれの強みがあり、読み比べによってその思想の違いを実感してみると実に楽しそうである。新しい言葉でなくとも洩れている盲点のような言葉も確かにあるのかも知れない。「んーん」「あーあ」などは確かに有り得る!デジタル化の時代になり、新しい悩みが出てきていることも分かる!

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    2014年02月12日