飯間浩明のレビュー一覧

  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典

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    「さぼる、お茶する、事故る、愚痴る、パニクる、こくる、拒否る」はわかる。
    「ポチる ググる」もわかる。
    「しくる、キョドる、タクる、ディスる」ここまできたらわからない。 
    辞書にのるのはいつのことか、のらないでおわっちゃうか。

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    2016年02月19日
  • 辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?

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    著者は、小型辞書の雄、“三国”こと三省堂国語辞典の編纂者。たまにtwitterでもお名前を見かける。

    三国の新しいバージョンに載せる言葉を採取するための街歩き紀行的な文章でもあり、採用すべき言葉にどんな語釈を当てようかと試行錯誤する作業を横から覗き込ませてもらっているような、そんな感じが楽しい。街中でつい変わった表記の看板を見つけてしまう体質の持ち主としても興味深かった。

    辞書のボリュームを考えると、面白いエピソードがまだまだありそう。もっと読みたかったので☆3です。

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    2016年02月16日
  • 辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?

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     辞書に載る言葉はただ座っているだけで集まるものではなかったのですね。

     街に出て生きた言葉を拾う。気長で大変そうな半面いろいろと街遊びもできる面白そうな役割。

     ただどこまで辞書という物を信頼すればよいのだろうか。そこに不安要素を見いだしてしまった。

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    2016年01月06日
  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典

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    この言葉は載せんでいいんでない?と思う言葉もありますが
    いろいろな言葉の由来もわかるし、自分が日常聞き流している言い回しは本当に合っているのか?と、言葉に対する感覚を見直すきっかけになります。

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    2015年09月27日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    ネタバレ

    言葉を使う際のあれこれについて書かれた、「三省堂国語辞典」の編集者による日本語の使い方本。
    さすが編集者というべきか、各章立てごとに行数をそろえてあるのがニクイ。あまり深堀りせず、広く浅くいろんな言葉を取り上げているので、ライトな気分でサクサク読める。

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    2015年08月30日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    日本語について考えるきっかけになる入門書。もう少し掘り下げて知りたいと思うけど、これくらいが読みやすいのかもしれない。

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    2015年07月09日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    借りたもの。
    文章のハウツーというよりも、コミュニケーションに関わる本だと思う。
    辞書編纂者による本、ということで、何か文法や語彙の“正しさ”や“正確さ”について言及しているかと思っていたら、そうではなかった。

    文章の正しい使い方と一般的な使われ方の齟齬を言及しながら、”伝わり方“に重きを置く。

    「言葉は生き物」というが、分厚さから確固たるイメージを持ってしまう国語辞書も、それ故にゆらぎを持っていることを編纂者が語るので納得してしまう。
    版によって掲載されている言葉だけでなく、その意味の表現さえも変容する。
    『舟を編む』に通じる奥深い言葉の世界への誘い。

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    2015年06月25日
  • 辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術

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    辞書編纂者による、「今よりちょっと上の日本語生活」を送るための蘊蓄本だが、構成がやや煩雑で、内容は軽め、サラリとした知識や礼儀の習得にはよいか。

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    2015年05月03日
  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典

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    三省堂国語辞典の編纂にあたり「用例採集」から辞書にとりあげられるまでの基準が様々あって面白かったです。バラエティ番組から気になる言葉を拾ったり、その定着具合をブログで調べたり、誤用のまま広く使われ出した言葉にも、注釈をつけたり…読んで字のごとくそのまま意味が通じる言葉は、掲載を見送ったり、性的な言葉や人をけなす言葉は避ける傾向にあったり。この本では三国の編纂のお話ですが、現代用語的な辞典の編纂のお話であれば、また事情が違うのかなと思います。興味深いです。

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    2015年02月15日
  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典

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    辞典には載せない言葉達。
    元が何か想像できるものから
    まったくできないものまで。

    これが方言まで入ってくると、さっぱりですが
    元を考えるのもちょっと楽しいです。
    しかしまったく分からない言葉がくると
    そう言われるとそんな気も…と
    うっかり憶えてしまいそうになります。

    回転木馬がカルーセル、と説明されているのに
    某芸能人を思い出してしまいました。
    ここが名前の由来だったら…くるくる回る、とか
    そういう意味での名前なのでしょうか?

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    2015年01月06日
  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典

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    辞書に載るか載らないか、魅力的なことばたちの収集法と採用過程をおもしろおかしくユーモアたっぷりに解説ということだが、古くて新しい新語がどうやって誕生していくのかの一端を知ることができる。

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    2014年12月10日
  • 辞書を編む

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    辞書がどのように作られるのか、手順を追って書かれており興味深い。日常生活のあらゆる場面から、辞書に載せるための言葉を採集するプロセスは、辞書作りというイメージにはなかったので面白かった。他の辞書も同じような過程で作成されているのか、気になった。
    (2013,12)

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    2013年12月07日
  • 辞書を編む

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    国語辞典の編纂者の仕事ぶりが手に取るように分かり、知らないことを知る喜びが楽しかった。マニアックなこんな人たちが、言葉を大切に、日本語を支えてくれているんだな〜。

    メルカリ売却

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    2020年12月28日
  • 辞書を編む

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    辞書の改版過程をその担当者が語っており、とても分かり易くつづられている。「舟を編む」に便乗した感は否めないが、辞書の「現場」、日本語のでき方、というものを伝える本としては非常に良かったと思う。

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    2013年07月18日
  • ことばから誤解が生まれる 「伝わらない日本語」見本帳

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    「警官が自転車で逃げた泥棒を追いかけた」って、自転車に乗っているのはどっち?みたいな間違いの起きやすい事例をツラツラと紹介。

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    2011年11月09日
  • 遊ぶ日本語 不思議な日本語

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    [ 内容 ]
    あなたも使いますか?
    「私だけだろうか」「ていたらくぶり」…。
    「モーニング娘。」の「。」は何を意味するか。
    食品の名前の意外なおもしろさを発見する。
    「魑魅魍魎」「雷電霹靂」…おそろいの部首が続くことばを集める。
    男女のことばの差は本当になくなってきているかなど、巷ではやる表現やことばを楽しく分析。

    [ 目次 ]
    1 不思議な日本語(おそろしくやさしい人;大したたまげた ほか)
    2 きらわれる日本語(「行かれる」はヘンか?;鎌倉時代の「さ入れことば」 ほか)
    3 変わる日本語(やせませんー?;私の中では ほか)
    4 遊ぶ日本語(「モーニング娘。」は文か;飲みニュケーション ほ

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    2011年06月04日