辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?

辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?

1,100円 (税込)

5pt

3.4

「ワードハンティング」とは、獲物をねらうハンターのように、「まだ辞書に載っていないことばはないか」「意味が変わってきたことばはないか」と、ことばを探すこと。
著者は、本や新聞・雑誌、テレビやインターネットから新しいことばや用例を探すのに飽き足りず、「街の中のことば」を調べようと、デジタルカメラを持ってワードハンティングに出かけた。それぞれ特徴ある24の街で、看板やポスター、値札などから生きたことばを採集、撮った写真は3000枚超に。本書ではそれらの中から選りすぐりのことばを紹介。常に変化していく日本語の最先端の様子を生き生きと伝える。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

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辞書に載る言葉はどこから探してくるのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〝『三省堂国語辞典』第7版のための「街角用例採集」〟の話。もう第8版が出て数年なので、やや古いけど、今も十分楽しめる街角言葉うんちくエッセーだと思います。
    最近辞書関係の本をいろいろ読みあさっている自分としては、辞書編纂者の言葉に対する見方が、特に興味深いところでした。
    変な言葉に出会ったとき、間違

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

     言葉を探すのは何もインターネット上だけではない。文化人類学者がフィールドワークをするように、国語学者もフィールドワークをして新語を発見する。探すのも大変だが整理するのも大変だろうなあ。

     「ババ歩き」という言葉が載っている。「ババ」といってもおばあさんやおばさんの歩く姿ではなく、早稲田大学の学生

    0
    2014年01月03日

    Posted by ブクログ

    国語辞典の改訂作業をするために、筆者は日々街中で「ワードハンティング」をしています。ワードハンティングでは、1ヵ月で約400語の言葉を記録するのだそうです。この本では、実際にその様子や筆者がどのように言葉と出会っていくかを知ることが出来ます。普段目にしているはずなのに、流してしまっている言葉も、もし

    0
    2017年06月19日

    Posted by ブクログ

    著者は、小型辞書の雄、“三国”こと三省堂国語辞典の編纂者。たまにtwitterでもお名前を見かける。

    三国の新しいバージョンに載せる言葉を採取するための街歩き紀行的な文章でもあり、採用すべき言葉にどんな語釈を当てようかと試行錯誤する作業を横から覗き込ませてもらっているような、そんな感じが楽しい。街

    0
    2016年02月16日

    Posted by ブクログ

     辞書に載る言葉はただ座っているだけで集まるものではなかったのですね。

     街に出て生きた言葉を拾う。気長で大変そうな半面いろいろと街遊びもできる面白そうな役割。

     ただどこまで辞書という物を信頼すればよいのだろうか。そこに不安要素を見いだしてしまった。

    0
    2016年01月06日

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