森達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間が生きていく上で、他の生物を殺し食べていく必要があることは、どうしようも無く仕方が無いことではあるが、そのことから目を背けて生活していてはいけない。
牛や豚は工場でスライスされパックして作られるのでは無く、生きた牛や豚を殺して加工されてスーパーに並ぶのである。そんな当たり前のことを忘れずに生活していかなくてはならない。
良い本だとは思うが、こどもが読んでもうまく理解できないのではないか。
こども向けに書いていて実はおとなが読む本である。
私はと言うと、ひょっとして著者と考え方が似ているせいなのかも知れないが、なにか目新しものを感じない。部落民に関する記述も同様である。知識としても目新しいものはあまりない。牛豚の具体的な屠殺方法は初めて知ったが(^^ゞ -
Posted by ブクログ
将軍さま チャングン ニム 翻訳の方向性
元皇軍兵士の証言 中共の洗脳組
文明や文化とは洗脳 ネクタイの役割
ポーランド イエドブァブネ ユダヤ系住民の虐殺
ナチスドイツ兵ではなくポーランド系住民
被虐と加虐
ホロコーストからパレスチナ分割決議
イスラエル建国の過程
被害側は危機意識を燃料に課外側へと反転する
悲惨な体験を被虐だけの記憶として強く民族の意識に刻んだからこそ、他社に対してこれほど過酷な仕打ちができる
裁判員制度の始まりはアメリカ資本の要請
異端審問、魔女狩りはユダヤ人が対象であった
イエスはユダヤ人に処刑された
ユダヤ人はなぜ自分達を抑圧してきたキリスト教ではなくアラブ人を抑圧するのか?
イギリス、アメリカ、フランスが仕組んだことか? 紛争の火種をわざと残した?
尖閣も北方領土も? -
Posted by ブクログ
ネタバレ「……UFOを見たことがあるとか宇宙人に会ったことがあるとかって話をすると、みんな困ったなあって顔するんだよ。それは信じられませんってはっきり言う奴もいるよ。だけどさ、じゃあ聞くけど、おまえら本当に、UFOを見たいと思って夜空を見続けたことがあるのかよ?
俺は見ているよ。毎晩何時間も見ていた時期があるよ。否定する奴に限って夜空を真剣に見てないんだよ。それで、あるわけないですよって笑うんだよな。だけどさ、本気にならなきゃ何も見えねえぜ。スプーン曲げも同じだよ。否定する奴に限って自分は本気で試してないんだよ。鼻唄歌いながら試したって曲がらないぜ。当たり前の話じゃないか。だからしっかり見てくれよ。たかがスプーン曲げだけどさ、俺とマリックさんとが同じはずがないんだよ。本当に真剣に見てくれさえすれば、そのくらいの違いには誰だって絶対気付くはずだぜ」(240-1)
スプーン曲げ、UFO招来、ダウジングを職業として選び、世間一般に「超能力者」として認識されている3人を、数年来に渡って追いかけたドキュメント。
真に世界への感覚を揺さぶられたとき、信じる、信じないという「強い態度決定」の狭間に、私たちは置き去りにされる。目の前に起こった事象になすがままに晒されるだけである場面というのは、確かに存在する(たとえば絶景を見ているとき、事件を目撃したとき)。
しかし私たちは日常では他者に対し、非常に簡単に「信じるのか」「信じないのか」という、態度決定を迫る問いを投げかける。自身の世界の安寧を頑なに保持するために、まずは早々に態度を決めてしまうことで、出来した事象の理解可能な領域だけを残し、不確実性を捨象する。結果、いつの間にか本来の事象の全体に届きうるはずだった思考の、その手を伸ばしうる範囲自体を切り詰めてしまう。
何も、価値判断の不純さを訴えるものではない。ただ、私たちはそのように思考することで、世界を成立させてきたし、きっとこれからもそうしていくだろうということだ。
ただしそのことに少しでも感覚があるだけで、自身の世界の領野は遥かに広がるだろうし、世界への感覚それ自体も鋭敏になるだろう(最も、それによって痛みや苦しみを感じ、煩悶を抱えるシーンは確実に増えることになる)。
そのとき、世界や他者は相変わらず大きな不確実と未知を抱えたものとしてあらわれる。自身の態度決定によって切り詰められてしまう前のそれらの姿に、今までよりも少しだけ、近づくことが出来るようになるのかもしれない。
長い期間の交流にも関わらず、被写体によって変化を被ることがなかった、ドキュメンタリーとしては失敗だったと述懐する著者の論調が、他の作品と比しても自己否定的であることが印象に残った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ被害者の、被災者の、思いを課題解釈し、誤って解釈し、暴走する民意(クラウド)。それが、“増殖する悪意”。知るべきなのに知らなかったことがいくつか。足利事件で冤罪となった菅家さんを有罪としたDNA鑑定と同じもので有罪となり死刑が執行された事件があること。北野誠の事件についてバーニング周防氏はなんら発言はしていないこと。ノルウェーでは77人を殺害して死刑になってない、という事例があること。タイには「不謹慎」というコトバがないこと。(日本固有のものなのか)岡田克也(当時外相)が天皇陛下の国会開会の辞がいつも同じであることを指摘し、「天皇の政治利用である」と糾弾されたこと。田母神さんの先の戦争を侵略戦争と認めないとする論文のとんちんかんであること。そして、蓮池薫さんとの対談。「救う会」「家族会」が北への経済制裁を煽動する圧力団体と化している。そうさせるのは「家族」野周辺にいる「クラウド」であるということ。いくつもの知るべきことを知らされながら、「クラウド」というタイトルに期待しすぎてしまったのも事実。大津いじめ事件への増殖するいじめなど、悪意を増幅させるのはSNSもその一助を担っている。森さんのぶれない一つの信念、多くの著作はその変奏曲。間違ってないし、正しいと思うけど、単調感も否めません…。