森達也のレビュー一覧

  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔

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    「たくさんの人を殺した悪い人たちよ」
    娘さんのこの一言が頭から離れないのは、自分の感覚にはまるからか。
    思うことを、考えることをことばにしようとすると全然まとまらない。そんなことがよくある。実際ことばになって外に出せても、なんか誰かが言ってたことのように思える。どんどん自分が見つからなくなってぐちゃぐちゃになる。
    だけど、森さんの本を読むたび、わからないなりに、ぐちゃぐちゃなりに、でも考えることは止めないでおこうと思う。ただ自分のことばをさがすことだけは面倒くさがらずに、頑張ろうって思う。
    『A』の被写体はオウムだけど、でもたぶん、そこに映ってるのは人間そのものの姿なんだろうな。映画は受験が終

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    2010年11月02日
  • クォン・デ もう一人のラストエンペラー

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    歴史の闇に埋もれてしまったベトナムの王子、クォン・デについて書かれたドキュメント。
    クォン・デと言う人物は読むまで知らなかった。ベトナムの歴史も、ほとんどと言っていいほど知らない。
    本書は大きく分けて二つのシーケンスから成り立っている。
    一つは書き手である森達也自身が自分の足でクォン・デを追うものと、森達也があらゆる文献を元にフィクションを交えてクォン・デやファン・ボイ・チャウの行動を文章化したものだ。
    つまり後者のシーケンスの登場人物達の心情や、行動の真意は単なるフィクションである。
    読んでいても彼らの悲観や情熱を作者が愛しすぎているきらいはある。だから文章から悲哀の二文字が立ちこめ過ぎてい

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    2010年08月25日
  • 悪役レスラーは笑う

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    力道山が日本プロレス界の表看板なら、裏で支えたのはグレート東郷か。しかし、追えば追うほどその人物像は謎を深めて行く。

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    2010年06月21日
  • 首都圏生きもの記

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    じゅんさんに教えていただいた森達也さんの新刊。学研の新書なので探すのが大変でした(^^)「社会派」「硬派」なイメージの森さんが「何故?」と思うんだけれど、元々お好きなジャンルだったらしい。首都圏に生息する生き物の生態を追ったエッセイ。所々脱線して政治の話や、「人間」の身勝手さに突っ込むところが森さんらしい。印象に残ったのはカラスの話。お約束のように脱線してテロリズムと報復の話に繋げたのはお見事でした。(ちょっとあざというと本人も言ってますが(笑))

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    2011年08月19日
  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔

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    オウム真理教に対して、その信者の一人の荒木浩に対して親近感が湧いた。なるべく、見ないようにしていたものを、しっかりと内からみることの大切さを知った。ドキュメンタリーの映像もぜひ見てみたい。

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    2010年04月29日
  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔

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    オウムのドキュメンタリー映画があると聞いて、どこかで気になっていたけれど、見る機会が持てずにいた。その映画、『A』の舞台裏を監督自身が語ったこの本も、しばらく前に買っていたのだが、忙しさに紛れて本棚に放り込んだままだった。今、読む気になったのは、ある意味、『1Q84』で何となくオウムのことを思い出したから。そういう意味ではやはり、『1Q84』でいろいろ考えたということなのだろう。1995年という年は大変な年で、年明けから阪神淡路大震災、そして3月には地下鉄サリン事件があって、どうもあの頃から日本の安全神話ががらがらと崩れた感がある。それはともかく、オウム自体にはずーっと「わからない」感がつきま

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    2011年07月15日
  • 視点をずらす思考術

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    タイトルは思考術だが社会評論。著者はオウム真理教をとりあげた自主制作映画「A」「A2」を監督。
    マスメディアには権力性がありしかも自覚がない。メディアの報道は1次元的な見方である。視点をずらそう。

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    2019年05月05日
  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔

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    <―オウムの中から見ると、外の世界はどう映るのだろう?一九九五年。熱狂的なオウム報道に感じる欠落感の由来を求めて、森達也はオウム真理教のドキュメンタリーを撮り始める。オウムと世間という二つの乖離した社会の狭間であがく広報担当の荒木浩。彼をピンホールとして照射した世界は、かつて見たことのない、生々しい敵意と偏見を剥き出しにしていた―!メディアが流す現実感のない二次情報、正義感の麻痺、蔓延する世論を鋭く批判した問題作!ベルリン映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめ、香港、カナダと各国映画祭で絶賛された「A」のすべてを描く。>
    松本死刑囚は死刑を待つ状態にあり、オウム事件は過去のことになりつ

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    2009年10月22日
  • 職業欄はエスパー

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    かなりディープな世界だし、サラッと書かれているわけでもない。でも、かなりわかりやすいし、読みやすい。少しでもこういったものに興味がある人なら、おそらく楽しめると思う。

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    2009年10月07日
  • それでもドキュメンタリーは嘘をつく

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    簡単に「わかったふり」をするのであれば、他者から馬鹿にされても「分からない」と言い続ける勇気を持とうと思いました。

    若干、森さんの「ドキュメンタリー論」みたいな歴史変遷?の話は一回だけでは理解できなかったけど、後半の9.11のこととかがショッキングでした。

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    2009年11月01日
  • 職業欄はエスパー

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    再読森達也の本は,対象の選択が面白く,取材方法もフェアーな感じがする。この本もその点は同じである。ただ,今回読んでいて,森達也がなぜスプーン曲げを試そうとしないのかがよくわからなかった。この点も含めて,全体として,もう少しつっこめばいいのにというもどかしさが残る本でもあった。読者が知りたいのは,ノンフィクションの対象となったことについての詳細な情報であって,作者のノンフィクションに対する姿勢ではないのだから。

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    2011年09月28日
  • 職業欄はエスパー

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    超能力業界代表・秋山眞人、スプーン曲げ・清田益章、ダウジング・堤祐司の大御所三人の私生活にスポットを当てたドキュメントを撮るまでの4年間。そして、超能力否定派第一人者・大槻義彦教授との決裂までの8年間を綴った渾身のノンフィクション。名作です。ドキュメント・メイキング本としても面白い。


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    2009年10月07日
  • 視点をずらす思考術

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    とりあえず筆者の熱い思いは伝わってくる
    視点をずらすにはさまざまな視点を知る必要があると思うが、その一助とはなるかもしれない本

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    2009年10月04日
  • 視点をずらす思考術

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    これまでのエッセイをまとめたもので、「思考術」と銘打っているがハウツーものの類ではない。立ち位置が異なれば世界の見え方が異なるという、当たり前だが忘れがちなことを自分の言葉で綴っている。読んでいて面白いとは思えるけれど、森さんの立ち位置に立てる人はそう多くはないと思えるけどなぁ、と隔たりを感じさせるものでもある。

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    2009年10月04日
  • それでもドキュメンタリーは嘘をつく

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    読みたい。

    少し前に興味あり。12/2 本屋行ったがなかった。


    その後、読んだ。9/28か9/29完

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    2009年10月08日
  • 視点をずらす思考術

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    本書は、物・事の見方を変える方法論だったり、思考方法だったりを期待して
    読み始めると、ちょっと期待はずれになる場合があります。内容は、そうなんですが
    科学的、学術的な感じではなく、筆者自身の経験を元に、さらに、短編集のような
    感じなので、エッセイを読んでいる感じに似ています。その中で、視点をずらす方法
    仕方を学び取るって感じですね。

    内容は、上記にも記載しましたが短編集の形態をとっていますので、一貫性を
    述べる事は難しいと感じていますが、それでも、ベースとなっているのは、
    オウム真理教問題を発端にした、メディア批判でしょう。つまり、視点をずらす
    という事の最初の階段は、メディアを信用しない事

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    2009年10月07日
  • 悪役レスラーは笑う

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    プロレス好きに向けたエッセイではなく、社会的な視点から「プロレス」という土壌を見たルポといった印象。
    このジャンルは不得手で全く知識もないが、読みやすく興味深い内容のように思う。

    ショービズの世界はいつも好奇の目にさらされて、そしてその実は見ている側は何も理解できていないんだなあと、うわべだけでも熱狂してしまう何かがあるんだということを改めて感じた。これは、プロレスだけではなくって、いろんなことに対していえることなんじゃないでしょうか。

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    2009年10月08日
  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔

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    理解しかねることに対して、変にわかったふりをしたり、勝手に想像したりしない、森達也の姿勢に激しくひかれる。

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    2011年08月06日
  • 職業欄はエスパー

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    実際に体験しても信じられないことが世の中にはある。人から聞いたことを聞いたままただ信じるような人にはなるまいと思った。

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    2011年08月06日
  • 職業欄はエスパー

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    「嫌気がさす」「結局こうだ……」といったフレーズが度々くるのでまたか!と思うけど、まあそれがこの人なのですね。

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    2009年10月04日