森達也のレビュー一覧

  • いのちの食べかた

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    毎年、楽しみにしている夏の文庫フェア…
    角川文庫から選んだのは、この一冊。
    小学校高学年から中学生向けに書かれた本書だけど
    年層を問わず…いや、大人こそ読むべき…と思った。

    幼少の頃を思い返すと、なにかにつけて、
    「なんでそうなるの?」と思ってた…
    理由がわからないものは覚えられなかったし、
    ラジオや時計も、ばらばらにしては怒られてた…

    「なんでそうなるの?」を日常意識しなくなる…
    大人になるというのは、そういうことかもしれない。
    でも、それは、なんとも寂しいことだ…
    それにとどまらず、多くの社会の問題はそこにある。

    本書は、そういうことを思い返させてくれる。
    スーパーには、野菜も魚も全

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    2014年06月28日
  • いのちの食べかた

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    なぜかたまたま、部落について勉強したいなと思ったときに出会ったほん。

    いのちに感謝して、
    それを準備してくれる人に感謝して。

    簡単な語り口調だけど、
    書いてあるのはとても大事でわかりづらいこと。

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    2014年06月26日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    僕は、この世の中で起きる物事の全てに自分なりの答えを持ちたいと常に思っている。けれどこの本を読んで感じたことは「自分の立ち位置さえ確立されていれば、この世の中で起きる物事の全てに自ずと答えは出る」ということだった。
    「被害者遺族の思いを想像することは大切だ。でももっと大切なことは、自分の想像など遺族の思いには絶対に及ばないと気づくことだ」
    こういうことは、日々の人間関係や家族関係でも重要なこと。
    「目を覚ませ!」と何度も横っ面を叩かれたような感覚。

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    2014年06月08日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    雑誌『経』に掲載された著者の40編ほどの連載を、加筆修正してまとめたもの。
    古くは2007年のものから、2011年の東日本大震災直後に書かれたもの、本書刊行の直前(2013年夏)に書かれたものまである。

    実は印象的なタイトルにひきつけられ、死刑制度についていろいろ著書のある著者の本であることもあって、そのあたりを掘り下げた本かと思い手にしたのだが、タイトルはあくまで連載の一つにつけられたものだったようだ。
    よって、話題はオウムはもちろん、国際社会の在り方から司法、思想、現代社会の暗部などなど多岐にわたっており、本来のテーマとしては、サブタイトルがそれを集約しているものと思われる。

    人々が集

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    2014年06月05日
  • クラウド 増殖する悪意

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    日本のメディアの低俗化・低脳化と、それに対する
    国民の同調性。またそれを利用する政治の
    ポピュリズム化。
    いろいろ最近の出来事について、ちょっとおかしい
    のではと思うことが、多くなってきていることは、
    事実なのでは。
    右傾化・ネットでの中傷・オウムや3.11からの集団化。。。これらの日本の現状や民族性を考えると、本当に
    歴史は繰り返され、自分の子どもの時代にはまた
    民族の破滅に突き進むのではないかと、どこかで思って
    しまう今日この頃です。

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    2014年05月28日
  • A3 下

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    秀逸なメディア論であり、また、人間の弱さ愚かさを書いた本でもある。

    あの、オウム事件の熱狂は何だったのか?そして裁判への無関心さは何だったのか?自分も思考停止していたが、改めて本書を読みその不可思議さ
    やおかしさを知った。

    筆者のスタンスは誤解を多く産んだようだが、誤解する人は森氏の論旨を理解しているのだろうか。少なくとも私には、森氏の主張の方が正しいように思える。

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    2014年05月18日
  • クラウド 増殖する悪意

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    いつもの森達也さん。人間が犯してしまう暴走、そして同調圧力を批判している。
    直球すぎるこのスタイル。定番すぎて食傷気味やけど、やはりこのひとにはずっと戦い続けてほしい。

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    2014年04月02日
  • クラウド 増殖する悪意

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    なんか心にひっかかってたけど、うまく説明できない、どうしてそうなるか理解できない的なことが解消されたところがあった。すべてに同意するわけではないけど。
    「増殖する悪意」って、なるほどなタイトルだ。

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    2014年03月04日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    新聞で見かけたのがキッカケだったように思う。
    タイトルが印象的で。
    すべてこの話なのかと思ったら、連載の単行本化だったので、一表題だったことを読み始めてから知りました。

    どれも興味深いものだった。
    善意は暴走しやすい、というくだりは、某弁護士ドラマを思い出し。
    印鑑文化の話はその通りだとも思うが、印鑑を作っている人のことを考えるとなぁとも思ったり。
    テレビがうるさい、というのは同意見だ。
    真実を解明し切れていないことに対する不安感の欠如はあるように思った。
    推定無罪の有名無実化については、何とも。。。だから誤認逮捕の場合でも周りから犯人であるかのような目を向けられてしまうのだと思った。

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    2014年02月17日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    表題を含む多くの事案について書かれた雑誌掲載コラムをまとめたもの。副題の方が本書に書かれた内容を端的に表していると思う。中心になっているのは当然ながらオウム関連のものが多いが、その他は映像制作者としての著者の立ち位置からのものが目立つ。幅広い諸問題に対する著者の見解にうなずいたり首をかしげたりしたが、めんどくさいからと日頃スルーしてしまっている問題を、ちょっと立ち止まって考える、その切っ掛けを与えてくれる良書だと思う。

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    2014年02月10日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    ネタバレ

    タイトルは、死刑制度廃止の意見への反論に対してのもので、訊きたいのは「被害者遺族のための死刑制度ならば、遺族が存在しない天涯孤独な人が殺されると刑は軽くてよいのか?」ということ。
    死刑制度、刑罰の厳罰化、犯罪やテロ対策、竹島や尖閣など、世間の常識や期待、正義などの危うさ(暴走)、それにおもねるメディアの実情に意識を向けさせられる。
    著者の意見は、自身が気にしないといいながら何度も触れるようにブサヨ(ぶさいくな左翼の意?)、お花畑満開(理想論の意?)という批判もあるように、一面的な意見だと感じられるが、問題意識の切り口としては必要な情報だと受け止めた。
    14-18

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    2014年02月09日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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     「推定無罪の原則」や「残酷な刑罰を禁じる」憲法や世界人権宣言・・・その他の諸権利を獲得するまでに世界中で流された血と、その時間を考えれば、死刑制度や日本のマスコミの犯罪報道に違和感を感じるのは当然であろう。その違和感の正体を著者は考え抜いていく。紹介されるノルウェーの現実はすごい。ノルウェーには死刑も終身刑も無期懲役もない。望めば刑務所内で大学教育まで受けることが出来、出所の際には住居と仕事が提供される。11年71月のオスロの政府庁舎の爆破、郊外の島で起きた銃乱射事件を経てもなお、死刑の復活や厳罰化を望む声はないのだという。「罪を憎んで、人を憎まず」ということか。これもまた、人類が到達した地

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    2014年02月02日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    当たり前のことを当たり前に発信することが怖い社会になりつつあるような気がします。勇気とは何かということも考えます。

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    2014年01月26日
  • クラウド 増殖する悪意

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    森さんの言葉は自分にとってはかなり貴重。しかし著書内で今後は社会や政治についての事は書かない、と仰っている。困った。でも仕方なし。

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    2014年01月05日
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

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    最近は、森さんの書かれるものを読むと、ああ、また火の中の栗を拾ってるなあと思う。そして、いったいいつ頃から、こういう発言をするのにやけどをする覚悟がいるようになったのだろうか、とも。

    死刑制度、領土問題、北朝鮮、厳罰化、オウムについてなどなど。森さんの言っていることはとても説得力があり、全面的に賛成とは思わなくとも、傾聴に値する。自分はどう判断するのか、考える機会をあたえてくれる。日頃マスコミを通じて大量に流される情報を、いかに無自覚に受け取っているか気づかされて、反省する。

    自分の気に入らない人(有名無名にかかわらず)を、読むのもイヤになるような汚い言葉で罵倒したり、プライバシーを暴露し

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    2013年11月26日
  • A3 下

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    ネタバレ

    地下鉄サリン事件と、その事件の首謀者である麻原彰晃。そしてオウム真理教。何故あんな凄惨な事件を起こしたのか?その謎を解けないまま突き進み決まってしまった麻原死刑判決。それでいいのか?という本。

    確かにこの事件当時の報道(というかワイドショー)の過熱報道ぶりはよーく覚えている。テレビも雑誌もオウム一色だった。そんな中で語られた事件の流れは、麻原は以前薬事法違反でパクられて、それを契機に体制に恨みをいだき宗教団体を立ち上げるも、衆院選に大敗して大量殺人を決意。そして決行。てな感じだったと記憶してる。

    本書でも書かれているけど、まぁそんな単純な話しじゃないでしょ?と。言われてみればその通り。しか

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    2013年11月15日
  • 視点をずらす思考術

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    二項対立を疑い、グラデーションで考え抜く。その森さんの姿勢がすごく好き。2008年発刊だけど、今の時勢にも共通して言えること多し。

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    2013年08月15日
  • 職業欄はエスパー

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    著者は、超能力有る無い論争の観点ではなく、エスパー(というか、超能力を使った仕事)を生業としている人々(まあ、所謂「エスパー」ですよね)個人に興味を持って取材を始めます。取材を進める内に、彼らの純粋性?(時として、「社会」の中で上手く生きていけないほどの)に惹かれて行くのが、読んでいて良くわかります。
    清田少年(もう、少年でなくてオッサンですが)の、危ないほどの純粋さ、世渡り不上手さが、良く書かれています。

    個人的には知り合いが沢山出ているので、星1つオマケの「星4つ」です。

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    2013年05月31日
  • A3 下

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    雑誌への連載と同時にオウムの裁判が進行していく緊迫感がページをめくらせる。実際、このような形だけの裁判だったのか。
    それに関してあまりにも無関心だった。世紀の事件だったのに。

    もっと話題になっていい本。衝撃的な内容だった。

    物事をt真円的に見る。意識しているつもりだが、まだまだだ。

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    2013年05月11日
  • A3 上

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    オウム関係者が次々と逮捕された時点で考えなくなっていた。オウムの裁判について(おそらく)ほかにはない視点で書かれた本。あっという間に読んだ。
    感想は下巻で。

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    2013年05月11日