新庄耕のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一攫千金を手にするためには、犠牲も大きいもの。主人公は仕事がうまくいかず、たまたま友人から誘われたネットワークビジネスの説明会に出席し、断るつもりが言葉巧みな勧誘に洗脳される。その後、交友関係の全ての知り合いに同じ話を持ちかけるが、強引な勧誘と引き換えに全ての絆を失ってしまう…しかし紆余曲折し、転職した同じマルチ商法の会社で成績優秀者となり、セミナー講師まで務め、同じように若者たちを洗脳する立場となり、高額の収入を得、タワマンに住み、ハワイにまで無料で行けるようになる。しかし…。
20年近く前になるが、都内のデカいホールで開かれた、とあるマルチ商法の優秀者の表彰式に仕事で行った事があるが、会 -
購入済み
ふうう、『地面師』の作者が書きそうなラストだったぜ、、、そりゃ蒲田の物件取れたからと言ってそのままハッピー順調で終わるわけなかったよね私が甘かった。 途中まではどんな仕事もその仕事特有のコツみたなものがあって、ゲーム感覚で1つ1つ潰していったらそれなりに楽しめるなとか思ったけど、これはちょっと不動産屋のゴリゴリ課長とほかの企業に勤める周囲の人たちの狭間になった主人公の価値観が問われたちゃったよねぇぇ、難しい
-
購入済み
ドラマの余韻がそのまま続く
配信ドラマで知り、すっかりこのシリーズのファンになってしまいました。
ドラマの雰囲気が文章から伝わってきて、展開にドキドキします。
実写化したら、この役は、誰がやるんだろうな、とか考えながら
読み進めました。
是非、実写化してもらいたい。 -
Posted by ブクログ
不動産業界ではないが、4月から新卒で働く身であるため、働くことの恐ろしさが鮮明に伝わってきた。主人公ははじめは全く売ることができなかったが、運が味方したことや課長にテクニックを教えてもらったことで売れる人に変わっていった。売れる人に変わったことで、自分が大物になった気になって傲りが見えてきたが、本当は中身は何も変わっていないのではないか。これは、サラリーマン全員に言えることだと思うが、謙虚でいることが1番大切なのではないか。そんなことを考えさせられた。売れなくなった時に謙虚さを持っていなければ、周りから人がいなくなってしまいそうな気がした。
もし自分が少し仕事で成功することがあっても謙虚さは -
Posted by ブクログ
ネタバレ「給料とは別に、百万円入ってきたら、良いと思いませんか?」
勤めていた会社の業績不振によるリストラの危機で将来への不安を抱えた主人公。旧友からの誘いで、初めは否定的だったネットワークビジネスに次第にのめり込んでいく様子を描いた作品。
(感想)
自分も、ネットワークビジネスには「成功、夢、仲間」という甘い響きの言葉を餌に人々を騙してお金を儲ける悪徳なビジネスというイメージがあり非常に嫌悪感を持っている。
ストーリーの序盤は、そんな悪質なネットワークビジネスにのめり込む主人公が破滅の道を辿る物語だと思って読み進めていたが、
途中から、「あれ、ネットワークビジネスって、やり方次第では誰も損を -
Posted by ブクログ
ブラック企業という言葉が認知された当時、ペンシルハウスを売りさばく不動産業を描いた「狭小邸宅」の作者の次作は、ネットワークビジネスいわゆるマルチ商法にのめり込む若者を描く。
メーカーの関連企業で働く竹田は、ある日大学時代の友人からの電話を取るが、彼が誘ってきたのはマルチだった。
そんな話に乗る気はさらさらなかったが、社内では業績悪化によるリストラが吹き荒れ、昇給なしボーナスなし。
地元の古くからの友人は、地元で最年少の市議会議員としてデビューした。
俺はこの先もこのままなのか。
何度もかかってくる友人からの誘いに、一回だけとセミナーに参加したことから、マルチ商法にのめり込んでしま -
-
Posted by ブクログ
ネトフリを先に見てたから、どうかなーって思ったけど。忠実だった。本にかなり。
もうこのハリソン山中の役は豊川悦司以外にないでしょう。ってくらい。
あの不気味な余裕と、なんとも言えない清潔感と品が恐ろしく感じてしまう。
うわぁ、、、、
豊川悦司。たまらん。
本読みながらも、豊川悦司にしか見えなかったよ。面白い。
そして、毎回思うけど、面白い本書く人、高学歴だよなぁ。慶應義塾大学。こちらの作者。
そうよね、頭ある程度よくないと、全てにリンクさせて物語終わらせるために記憶とその記憶の整理と周辺情報ちゃんとしないといけないもんなぁ。
どうしても高学歴者が有利か、やっぱ。
と、いつも作者紹介で -
Posted by ブクログ
インターネットビジネスが家族や人との繋がり、友情を蝕みダークサイドへと転落する様を描く話。本当にあった怖い話みたいです。
立場が変わると人は意見をすぐに変えてしまう。いざ自分が理不尽を被り、会社を追われ、社会から見放されたと感じたらどう振る舞うのだろう。
普段は絶対手を染めないと誓った筈のドラッグ、闇ビジネス。
でも苦境から脱する為に藁をも掴む思いで行動をとるのでは…そう思うとゾッとする。詐欺師が付け込むのはこういった社会的な弱者の心の部分。ダークサイドに堕ちた側が悪いのか。弱者を生む格差社会の構造が問題なのか。
悪質商法の問題が詐欺案件となって世に明るみに出る時、その実行役に仕立てられた人 -
Posted by ブクログ
ドラマ地面師たち、私もドハマりした1人です!
そもそも土地やら不動産やらとは無縁で生きてきた私としては、こんな犯罪があるんだっていうところから発見でした。
たまたま見つけた本書は「地面師たち」に出てくる個性溢れるキャラクターたちの前日譚(ハリソン山中と合流するまで、もしくは地面師たちの術中にハマるまで)の物語。
キャラクターごとの短編集です。
ドラマからの地面師たちの印象は「純度の高い突き抜けた悪のプロフェッショナル集団」って感じだったけど、この本を読むとみんなどこにでもいる一般人で、自分なりの哲学を持って普通に悩みながら生きている人たちだったことに驚いたと同時に何とも言えない切なさを