新庄耕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ地面師シリーズ2冊目。
今回も面白かった!
ハリソン山中の狂いっぷりが加速して、人でなし感がすごい…。
舞台がクルーズ船というのも雰囲気出ていて、ワクワクハラハラ。
地面師サイドと追う警察サイド、さらに騙される側の人間と視点が入れ替わりながら話が進んでいくので、読めば読む程それぞれの立場に肩入れしてしまう。
だから、どの視点から読んでもヒヤヒヤするし、面白い。
私自身がギャンブルの魅力には全く共感できないため序盤はいまいちストーリーに入り込めず、所々でギャンブル好きが顔を出す稲田には少し興醒め。
でも、ギャンブルにハマってしまう人間の心理みたいなものを感じさせられた。
不動産取引の専門的な -
購入済み
詐欺の話もここまで大きくなると
Netflixが見れないのでYoutubeの映像を断続的に繋げて、それでも恐ろしい話だと興味をもった1冊。拓海が話すと綾野剛が、後藤が話すとピエール瀧が、ハリソンが話すと豊悦が浮ぶのはしかたがないにしても、積水ハウスの事件が本当にあったとは言え、犯行者側の視点でここまで描けるのは凄いと思った。なによりも資金と計画の決定権をもちながら、決して舞台の表にでてこないハリソンの周到性。人格はサイコパスなのに紳士然とした出で立ちと邪気のない笑顔で人に近づく。とても小説の話だけのようには思えないリアリティ。
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Posted by ブクログ
他人の成功や自分にないものは時に憧れの対象、時に嫉妬の対象になる。そんな場面に、立場に身を置く時、心の中に言葉にならない虚しさを感じる
「何くそ!」と思う時と、「まぁいいや...」となる時。ダメとわかってても後者な場合が多い。だって、憧れのブランド品や一等地に大きな家を建てられてたらじゃあそれで自分の何が変わるんだろうか。
「身の丈」は自分が一番よく分かる。自分の好きなこと、自分のやりたいことは必ずしも世の中からの称賛とリンクするものではない
世の為、人の為、自分の為に就職する
世の為、人の為、自分の為に独立する
世の為、人の為、自分の為に親になる
その決断の時、実は何かを犠牲にしてる。 -
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購入済み
ドラマ化希望です
今更ながらドラマを観て、そのまま続編小説があると知り読みました。小説ならではの細かい描写が面白く、時間を忘れて読んでしまいました!ぜひ本作もドラマ化してほしい!!
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Posted by ブクログ
元Jリーガーの稲田健次が主人公の不動産詐欺エンターテインメント小説です。シンガポールのカジノで全財産を失った稲田は、そこで出会った大物詐欺師・ハリソン山中に誘われ、北海道を舞台にした詐欺計画に参加します。当初は苫小牧でのIR誘致案件を狙いますが、市長選の結果で計画が頓挫。そこで「北極海航路の開通で釧路の土地価値が高騰する」という虚構を利用した代替計画が動き出します。ターゲットはシンガポールの有力デベロッパーの跡継ぎ、ケビン・ウォン。色仕掛けや巧妙な演出で契約を迫り、クルーズ船上での契約成立目前までこぎつけますが、突如現れたヒグマの襲撃で事態は一変。仲間の死や警察の介入により、計画は完全な成功と
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Posted by ブクログ
ネタバレ勤務先は業績不振、将来への不安から主人公はマルチ商法に手を出す。
はじめはうまくいかないが有力な子会員を得たことで月収70万円を手にするようになる。しかしそれと引き換えに子会員から体の関係を求められる。枕営業。彼女がいなくなると途端に収入はダウン。体の関係があったと噂されグループにもいづらくなる。
せっかく足を洗ったのに借金苦から再びマルチに手を出す。マルチの借金をマルチで返済しようとする愚かさ。今度のグループの社長は一見善良なようで実はとんでもない悪党。自社製品のせいで健康被害が出ようが知ったことじゃない。
ラストはちょっと小説的にすぎるけれど中盤までの強引な勧誘によって周囲から人が離れ -
Posted by ブクログ
新庄耕さんの2冊目は「ニューカルマ」でした。
大手企業に勤める主人公が、マルチ商法的なネットワークビジネスに手を染めていく物語です。
読んでみて私にも身に覚えがありました。もう30年以上も昔の話になりますが、その手の会社の商品を勧められたり、ねずみ講みたいな組織の会員に勧誘されそうになったり。そして勧めたり勧誘したりする人は罪の意識は全くないのです。そうすることが自分にとっても相手にとっても幸せになるかのようなロジックで話されます。
既に会員になっていた知人から結婚祝いにその会社の高価な鍋セットをいただきましたが、その鍋たち(フライパンや大小のお鍋)は30年以上経過した今も現役で使って -
Posted by ブクログ
新庄耕さんの作品は初めて読みました。
「狭小邸宅」がデビュー作で、2012年の「すばる文学賞」を受賞されています。すばる文学賞は「純文学」の公募新人文学賞でありエンターテイメントではなく芸術性が重視されます。そのためか?過去の受賞作の一覧を見ても知らないものばかりでした。
「狭小邸宅」はブラックな不動産屋での日常が舞台となります。休日なし、毎日帰宅は日付けが変わってからという毎日。主人公もそんな会社を辞めたいと思いながら働くも結果の出ない毎日。
そんな主人公を新興宗教の洗脳と同じやり方で、会社に貢献する戦士に育てあげていきます。ブラックな会社は社員を使い捨て要員としか見ていないことはわ