新庄耕のレビュー一覧

  • カトク 過重労働撲滅特別対策班

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    過重労働を強いる企業とのせめぎ合い。敷いている企業側の理念や考え方も全く共感できないわけではないことが如実に感じられた点が一番面白かった。

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    2025年07月04日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    ギャンブラー主人公
    フ〇テレビの奴と同じやん、、妄想ギャンブルしてるとことか、、
    ちょ、、グロテスク山中さん、、
    熊のオタマジャクシ食ったらあかんて、、狂ってるやん

    サイコスパス山中
    ソシオパス山中
    ハリソンフォードやまな、あ、ちゃう
    ハリソン山中、、

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    2025年06月29日
  • 狭小邸宅

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    この作家、誰?と思った方も「地面師たち」の原作者と言えば通じますよね?

    せっかくだから違う小説もと思い、読みました。
    初段は「あれっ?」と思ったけど、読み終わって「なるほどなぁ!」と思えた一冊。

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    2025年05月19日
  • 地面師たち アノニマス

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    2025,05.07
    こういうスピンオフ作品を見たり、読んだりしたときに思うことはいつも同じ。
    オリジナルのキャラクターの「強さ」がスピンオフになると一層際立つということ。
    筆者の思惑とは別にキャラクターたちが走り出すからこそ生まれるのがスピンオフ作品だと思うので、そのキャラクターがみずから備える魅力がスピンオフではわかりやすく示されると思う。

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    2025年05月07日
  • サーラレーオ

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    ネタバレ

    半グレ、裏社会、人生どん詰まり…というような話が好きな人には刺さるかも。
    話の展開としては特にどうにもならないので、ただただ落ちていく主人公を見ていくだけではあるが異国の地でどうにもならず追い詰められていく主人公先行きが気になる。
    この人の性的な表現はいつも見事というか、生々しくて好き

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    2025年05月06日
  • 地面師たち アノニマス

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    読んでしばらく経ってから、この本が『地面師たち』の前日譚であったことに気付きました。
    でも、全く違和感なく入り込めたので、一つの作品としても優れているのだなと思います。
    もちろんこの後は、『地面師たち』の本編を読んでいきます。

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    2025年04月26日
  • 地面師たち アノニマス

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    ネタバレ

     地面師たちの「その前」オムニパス。長井のが、じんときたな。これからどうやってハリソンたちと出会うのかまでは書いてないけど、それぞれの「人生の狂ったとき」はいつ自分たちに来てもおかしくない悲劇だ。
     それにしても、まるでドキュメンタリーのように時代を映す新庄氏の手腕はすごいな。まだまだ面白いものを書いてくれそうで期待しかない(こういう書き方はすきじゃないけど、使ってしまいました)。
     

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    2025年04月01日
  • 地面師たち アノニマス

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    地面師たちの前日譚、スピンオフ短編集。

    ドラマ版の役者のイメージが、原作小説にフィードバック。

    ピエール瀧演じる後藤が歌う曲のセレクトがいい。

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    2025年03月24日
  • 地面師たち アノニマス

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    ネトフリのドラマから入ったので、ドラマを頭に置いて読み進めてしまい少し混乱してしまった。ドラマの脚本が描くキャラクターとは少し変わっていることを先に理解して読めばよかったかな、、長井くん、、、。

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    2025年03月03日
  • ニューカルマ

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    ネタバレ

    勤務先は業績不振、将来への不安から主人公はマルチ商法に手を出す。
    はじめはうまくいかないが有力な子会員を得たことで月収70万円を手にするようになる。しかしそれと引き換えに子会員から体の関係を求められる。枕営業。彼女がいなくなると途端に収入はダウン。体の関係があったと噂されグループにもいづらくなる。

    せっかく足を洗ったのに借金苦から再びマルチに手を出す。マルチの借金をマルチで返済しようとする愚かさ。今度のグループの社長は一見善良なようで実はとんでもない悪党。自社製品のせいで健康被害が出ようが知ったことじゃない。

    ラストはちょっと小説的にすぎるけれど中盤までの強引な勧誘によって周囲から人が離れ

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    2025年02月16日
  • ニューカルマ

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     新庄耕さんの2冊目は「ニューカルマ」でした。
     大手企業に勤める主人公が、マルチ商法的なネットワークビジネスに手を染めていく物語です。
     読んでみて私にも身に覚えがありました。もう30年以上も昔の話になりますが、その手の会社の商品を勧められたり、ねずみ講みたいな組織の会員に勧誘されそうになったり。そして勧めたり勧誘したりする人は罪の意識は全くないのです。そうすることが自分にとっても相手にとっても幸せになるかのようなロジックで話されます。
     既に会員になっていた知人から結婚祝いにその会社の高価な鍋セットをいただきましたが、その鍋たち(フライパンや大小のお鍋)は30年以上経過した今も現役で使って

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    2025年02月14日
  • 狭小邸宅

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     新庄耕さんの作品は初めて読みました。
     「狭小邸宅」がデビュー作で、2012年の「すばる文学賞」を受賞されています。すばる文学賞は「純文学」の公募新人文学賞でありエンターテイメントではなく芸術性が重視されます。そのためか?過去の受賞作の一覧を見ても知らないものばかりでした。
     「狭小邸宅」はブラックな不動産屋での日常が舞台となります。休日なし、毎日帰宅は日付けが変わってからという毎日。主人公もそんな会社を辞めたいと思いながら働くも結果の出ない毎日。
     そんな主人公を新興宗教の洗脳と同じやり方で、会社に貢献する戦士に育てあげていきます。ブラックな会社は社員を使い捨て要員としか見ていないことはわ

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    2025年02月10日
  • ニューカルマ

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    「地面師たち」からたどり着きました。

    青年がマルチ商法にハマった先の盛衰や破綻が描かている。

    古い友人からの連絡を無視できなかったり、警戒しながらもセミナーに参加したり、結局、流さられるままに入会したり...と、その後も何度も「ここで踏みとどまればよいのに」と思う場面があった。

    マルチで繋がる関係は結局のところ、金で繋がっているだけで、金が切れた瞬間に胡散霧散になるのところが興味深い。
    主人公を取り巻くマルチに浸かってしまった人々の、一見利他のようでいて私利だけを追い求め、本音を隠し耳障りのよい言葉で懐柔していく様子には、全く別の生き物を見ているようだった。

    さらに、マルチでの成功が潰

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    2024年09月04日
  • 地面師たち

    Ryu

    購入済み

    話題のNetflixオリジナルドラマの原作で、実際の積水ハウス地面師詐欺事件を題材にしたフィクション小説。面白くて一気に読んでしまった。傑作。
    ただ、実際の事件とは登場人物や流れなどかなり改変されているので、実際の事件を知りたい方は「地面師」がおすすめ。そちらも読んでおくと、この人物のモデルはあいつか…とか分かってより面白い。
    さらに、本書も「地面師」も地面師側から書いた本なので、被害者側の事情が薄く、「何でこんな内容で騙されたのか?」という疑問が湧いてくると思う。そうした場合は、「保身」を読むことをおすすめする。積水ハウスの内部事情や内紛など積水ハウス側から書かれたものなので、これで全体像が

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年08月15日
  • ニューカルマ

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    主人公がテンポよく破滅に向かい、一度ならず二度も救われたのにまた破滅に突き進む蛾みたいな奴で面白くもしんどかった。
    MLMは勿論碌なもんじゃないんだけど、女子供の青さや労働者の閉塞感につけ込んだマインドコントロールは何処にでもあるよなぁ

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    2024年06月03日
  • 狭小邸宅

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    昭和生まれのサラリーマンが読むと、胸がキューっとなること間違いなし。


    入社したころの時代を思い出して身が引き締まります。


    パワハラ会社の解像度が高い。


    慢心してるかなっ?ってときに読むと気持ちを改めることができる。

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    2024年04月21日
  • 狭小邸宅

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    リーマン後の新卒営業ってこんな雰囲気をひしひし感じながらやってたなという一冊。某不動産屋をモチーフにしているらしいが、どこまで本当かは分からない。

    割と面白かった。結局松尾がどうしたら幸せなのかは私もまだ分かりません。でも売れるようになったところでまた考えてみれば良いとも思う。そこからまた踏み出せるし。

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    2023年12月10日
  • 狭小邸宅

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    不動産営業の仕事について、人生について、考えさせられた。
    単なるサクセスストーリーではなく、主人公ひいては読者の仕事観・人生観を揺さぶるような終盤の流れが良かった。

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    2023年07月15日
  • 狭小邸宅

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    ネタバレ

    ●素晴らしすぎる、サラリーマン小説
    ●怖いもの見たさで読んでみたら、最初はブラックな不動産営業で、間に恋あり、途中からどんどん上手くいきだして、突然の終わり
    ●余韻があるのかないのか、よくわからないけれど、テンポもいいし、疾走感の凄い小説でした

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    2023年02月21日
  • 狭小邸宅

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    ネタバレ

    読みやすく、面白い
    ブラック企業の話で、最後半沢みたいに上司に倍返しするのかと思ったけど、闇落ちして終わったわ

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    2023年02月18日