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【第36回すばる文学賞受賞作】学歴も経験も関係ない。すべての評価はどれだけ家を売ったかだけ。大学を卒業して松尾が入社したのは不動産会社。そこは、きついノルマとプレッシャー、過酷な歩合給、挨拶がわりの暴力が日常の世界だった……。物件案内のアポも取れず、当然家なんかちっとも売れない。ついに上司に「辞めてしまえ」と通告される。松尾の葛藤する姿が共感を呼んだ話題の青春小説。
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Posted by ブクログ
明応大(≒慶應)卒で不動産の世界に入った主人公の悲哀に心が震える。 営業こそ全ての世界に、異色の豊川課長の洞察力や凄みが際立つ。 心が壊れていく主人公がどうなるのか…終わり方がぶつ切りで不満であるものの面白い。
ふうう、『地面師』の作者が書きそうなラストだったぜ、、、そりゃ蒲田の物件取れたからと言ってそのままハッピー順調で終わるわけなかったよね私が甘かった。 途中まではどんな仕事もその仕事特有のコツみたなものがあって、ゲーム感覚で1つ1つ潰していったらそれなりに楽しめるなとか思ったけど、これはちょっと不動産...続きを読む屋のゴリゴリ課長とほかの企業に勤める周囲の人たちの狭間になった主人公の価値観が問われたちゃったよねぇぇ、難しい
不動産業界ではないが、4月から新卒で働く身であるため、働くことの恐ろしさが鮮明に伝わってきた。主人公ははじめは全く売ることができなかったが、運が味方したことや課長にテクニックを教えてもらったことで売れる人に変わっていった。売れる人に変わったことで、自分が大物になった気になって傲りが見えてきたが、本当...続きを読むは中身は何も変わっていないのではないか。これは、サラリーマン全員に言えることだと思うが、謙虚でいることが1番大切なのではないか。そんなことを考えさせられた。売れなくなった時に謙虚さを持っていなければ、周りから人がいなくなってしまいそうな気がした。 もし自分が少し仕事で成功することがあっても謙虚さは忘れずにいたい。この本はそう思わせてくれた作品。でも、謙虚で居続けることは難しいことなんだろう。
不動産業界の闇、成果主義、狭小住宅販売の罠、営業マンのテクなど学びの多い小説だった。面白くて一気読み。ビジネス小説と侮るなかれ。かなり面白いのでおすすめです。
この作家、誰?と思った方も「地面師たち」の原作者と言えば通じますよね? せっかくだから違う小説もと思い、読みました。 初段は「あれっ?」と思ったけど、読み終わって「なるほどなぁ!」と思えた一冊。
新庄耕さんの作品は初めて読みました。 「狭小邸宅」がデビュー作で、2012年の「すばる文学賞」を受賞されています。すばる文学賞は「純文学」の公募新人文学賞でありエンターテイメントではなく芸術性が重視されます。そのためか?過去の受賞作の一覧を見ても知らないものばかりでした。 「狭小邸宅」はブラッ...続きを読むクな不動産屋での日常が舞台となります。休日なし、毎日帰宅は日付けが変わってからという毎日。主人公もそんな会社を辞めたいと思いながら働くも結果の出ない毎日。 そんな主人公を新興宗教の洗脳と同じやり方で、会社に貢献する戦士に育てあげていきます。ブラックな会社は社員を使い捨て要員としか見ていないことはわかっているのに、そこから抜け出せないサラリーマンの悲哀が描かれています。 本著が純文学作品であるということは意識せずに、すらすらと読めてしまいました。予想を裏切る結末だとか、どんでん返しとかも全くなく、たんたんと物語は進みますがどんどんページをめくってしまい、気が付いたら読み終えていました。 今まで、純文学=芥川賞作品=理解できない=読む気がしない、という苦手意識がありましたが、今後はそんな枠に囚われることなく、読みたいと感じた本を読むようにしたいと思いました。
昭和生まれのサラリーマンが読むと、胸がキューっとなること間違いなし。 入社したころの時代を思い出して身が引き締まります。 パワハラ会社の解像度が高い。 慢心してるかなっ?ってときに読むと気持ちを改めることができる。
リーマン後の新卒営業ってこんな雰囲気をひしひし感じながらやってたなという一冊。某不動産屋をモチーフにしているらしいが、どこまで本当かは分からない。 割と面白かった。結局松尾がどうしたら幸せなのかは私もまだ分かりません。でも売れるようになったところでまた考えてみれば良いとも思う。そこからまた踏み出せ...続きを読むるし。
不動産営業の仕事について、人生について、考えさせられた。 単なるサクセスストーリーではなく、主人公ひいては読者の仕事観・人生観を揺さぶるような終盤の流れが良かった。
不動産会社に就職している若者の青春小説。 ストーリー前段に描かれている不動産会社での上司とのやりとりは、現実を想像させて心が苦しくなる程。家を売るのは非常に厳しいことがよくわかる。
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