新庄耕のレビュー一覧
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ネタバレ後藤の楽観的で周囲の見えていない善意による見当違いの行動が、昔ならただただ共感のできない自己中なおじさんと捉えていただろうけど、自分に都合の良い解釈をして見えないフリから本当に見えなくなってきたのだろうと、明日は我が身と感じるようになった。
"真実などどうでもよかった。心優しい穂香を誰にも壊されたくなかった。"
いじめは被害者にもいじめられる要因がある、という意見には正直私は肯定的で、ただしだからいじめていいとは甚だ思っていない。
それと同様に、いじめる側にも何かそうなってしまった要因がある。どんな時もその背景には「想像の及ばない何かがある可能性」を意識しているのだけどこ -
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ネタバレ不動産って怖いなと純粋に思う。
大きくなればなるほど価値が高く、価値が高いほど、関わる人の人生を大きく変えてしまう。自分も家を買ってるから契約の感じとかがリアルにわかった。そしてなりすましも確かにやろうと思えばできちゃうよな。
拓海が個人的にはすきだ。ハリソン山中は怖いヤクザのボスって感じかいい。映像化したら流行るってはわかるな。
川井になりすましたのがバレそうになったところはドキドキしたなぁ。
最後、拓海が退場してしまうのはすこし残念。今後、ハリソンと戦う側で出てくるのを期待。
学んだことは悪いことはいつかバレる。しかし、本当の悪はその上をいく。そして一度その道を行くと死ぬまで貫くしかない。 -
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地面師たちの前日譚が描かれている。
後藤や麗子がなぜ地面になったのか。辰とハリソン山中のやり取り。長井の学生時代と、本編では語られなかった部分が本作で明らかとなる。
ただし、ハリソン山中については深くは語られていないので、未だに謎が多いままだ。
いつかハリソン山中について明らかになってほしいと思いつつ、謎を秘めているからこその魅力を損なわないためにも謎は謎のままでいてほしいような、相反する気持ちを抱いた。
特に印象的だったのは、後藤と麗子のエピソードだ。彼らは元々は一般人として生活をしていた。そこからそれぞれの理由で地面師として犯罪の道を歩んでいくのだが、地面師になる理由は何も特別なもの -
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ネタバレドラマを受けて、それぞれの前日譚を書いたという7篇の短編集。短いのもあって読みやすくて面白かった。特に後藤と麗子のは切なかった。家族のためにと真面目に司法書士してたのに全部が裏目に出るというか、逆効果になっちゃう後藤。確かに私もこの人が身近にいたら嫌っちゃうだろうなぁ。あまりにもおじさんな感じがして。でも後藤にも若い時代があったのだ。曲がりなりにも良いとこがあったから妻は結婚したんだろう。麗子が元公務員だったとはびっくり。悪い母親だわ。気の毒に。最後の作者とピエール瀧との対談も面白かった。やっぱドラマも見てみたいな。全7話だったとは短いよね。
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Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。
面白かった。ドラマは見ていないのだけれど、すっかりハリソンはトヨエツとして聴いていた。
最後は自分がそこにいるのかみたいな気分でハラハラ。ハリソンが捕まって欲しいのか、成功して逃げ切って欲しいのか、自分がどっち側を応援しているのかわからない。
警察は彼の顔写真を公開して、この男がお金の話をしてきたら、110番というふうにしないとだめだね。そうしたら日本人以外を相手にするかな。整形はしないような気がする。
それにしてもギャンブラーはなぜ全部賭けてしまうのか。半分だけ賭けてコツコツということはしないのかね。そういう人は人生においても100かゼロかなんだろうか。
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ネトフリを先に見てたから、どうかなーって思ったけど。忠実だった。本にかなり。
もうこのハリソン山中の役は豊川悦司以外にないでしょう。ってくらい。
あの不気味な余裕と、なんとも言えない清潔感と品が恐ろしく感じてしまう。
うわぁ、、、、
豊川悦司。たまらん。
本読みながらも、豊川悦司にしか見えなかったよ。面白い。
そして、毎回思うけど、面白い本書く人、高学歴だよなぁ。慶應義塾大学。こちらの作者。
そうよね、頭ある程度よくないと、全てにリンクさせて物語終わらせるために記憶とその記憶の整理と周辺情報ちゃんとしないといけないもんなぁ。
どうしても高学歴者が有利か、やっぱ。
と、いつも作者紹介で -
Posted by ブクログ
インターネットビジネスが家族や人との繋がり、友情を蝕みダークサイドへと転落する様を描く話。本当にあった怖い話みたいです。
立場が変わると人は意見をすぐに変えてしまう。いざ自分が理不尽を被り、会社を追われ、社会から見放されたと感じたらどう振る舞うのだろう。
普段は絶対手を染めないと誓った筈のドラッグ、闇ビジネス。
でも苦境から脱する為に藁をも掴む思いで行動をとるのでは…そう思うとゾッとする。詐欺師が付け込むのはこういった社会的な弱者の心の部分。ダークサイドに堕ちた側が悪いのか。弱者を生む格差社会の構造が問題なのか。
悪質商法の問題が詐欺案件となって世に明るみに出る時、その実行役に仕立てられた人 -
Posted by ブクログ
ドラマ地面師たち、私もドハマりした1人です!
そもそも土地やら不動産やらとは無縁で生きてきた私としては、こんな犯罪があるんだっていうところから発見でした。
たまたま見つけた本書は「地面師たち」に出てくる個性溢れるキャラクターたちの前日譚(ハリソン山中と合流するまで、もしくは地面師たちの術中にハマるまで)の物語。
キャラクターごとの短編集です。
ドラマからの地面師たちの印象は「純度の高い突き抜けた悪のプロフェッショナル集団」って感じだったけど、この本を読むとみんなどこにでもいる一般人で、自分なりの哲学を持って普通に悩みながら生きている人たちだったことに驚いたと同時に何とも言えない切なさを