新庄耕のレビュー一覧

  • カトク 過重労働撲滅特別対策班

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    私の勝手な決め付けで思い込みですが、労基署へ駆け込む人は大雑把に分けて二通り、「つらすぎる思いをして、悩みに悩み抜いて相談しようと駆け込んだ人」と、「適当に働いていたら不愉快な待遇を受けたから、ダメモトでチクってやると駆け込んだ人」がいるのではないかと。

    本当に気にかけなければならないのは、誰にも相談できず、もちろん労基署に駆け込むこともできず、たったひとりで悩んでいる人。

    労基署のことも、本作に出てくるブラック企業に勤める側の社員同様、お役所だと決め付けていました。でも、どこの職場にもいろんな人がいるように、お役所仕事に徹する人もいれば、どっちがブラックだと思うほど働いて、どこにも声を上

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    2018年07月18日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    ネタバレ

    『地面師たち』の続編。
    冒頭、シンガポールで始まったので、今回は海外が舞台?と思ったら、日本に移ってきました。
    ただ、仲間の1人とターゲットは外国人だったので、少しグローバルに⋯。

    今回は詐欺が1件だったので、前作よりは展開がゆっくり目でした。
    前作のハリソンがグリズリーを射殺する場面が嫌に記憶に残っていましたが、今作もヒグマで同様のシーンがあり、ハリソンの残酷さを示すために必要なのかなと思いましたが、やっぱりゾッとして嫌な感じで頭に残りました。
    騙された後のケビンの描写がほとんどないのが、潔いなと思いました。

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    2026年04月03日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    今度はサッカー選手を登場させた。
    シンガポールから釧路に。
    最後は結局そうなるのかー、とため息が出る。

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    2026年04月05日
  • 狭小邸宅

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    不動産営業の場面は自分も似たようなことをしていたのでとても共感をもって読めた。松尾に対しても感情移入できました。読み始めたらのめり込んですぐに読んでしまいました。まだ若さがあるんだなって思った自分は、少し歳を重ねたのかなと思いました。

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    2026年03月27日
  • カトク 過重労働撲滅特別対策班

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    再読シリーズ。

    どちらかというと猛烈に働いてきた時代とバランスを取るようになった時代の狭間の世代なので、改めて読んでいて苦しいところも。

    何故ブラックになっていったか、そちら側の描写も丁寧で、一見理解が出来なくても表裏一体だなと思わせられる。それぞれの正義や無知、時代の流れとか背景があって、そうしたくてそうなったわけではないのかも知れないと。

    決して肯定はしないけれど、再起の道も残すところが、人の良心を信じたい思いが伝わってくるようなお話でした。

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    2026年03月14日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    ネタバレ

    「地面師たち」の続編。ドラマの関係図で辰の部下が出てたから、前回のにほとんど出てなくておやと思ったんだよな。こっちで活躍してんのか。辰が死んだのはショックだった。気の毒に。そして結局ハリソン捕まらなかったんかい。まだ続編書く気かな。今回は北海道苫小牧のカジノ用地から、北極海航路の釧路が舞台。北極海航路なんて初めて知ったわ。こういう時事?が不動産価値に影響するんだなぁ。そりゃそうか。熊のとこはグロかった。去年の熊被害を元にしたのかと思って確認しちゃった。2024年発行だった。やっぱ北海道は先駆けて熊被害があったってことか。なんかそこがピークだった。ハリソンは変わらないけど、結局それ以外の人間がメ

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    2026年03月06日
  • 地面師たち アノニマス

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    オーディブルで聴きました。
    「地面師たち」の前日譚。あの人たちは急に地面師業に就いたわけでもなく、急に被害者になったわけでもなく、それなりの生い立ち、素質、歴史があってあそこに至った、というのがわかって面白かった。⋯と言っても、すっかり記憶が飛んでいたところもあり、また地面師たちを読んでしまおうか。。と考えてる。

    ハリソンはトヨエツが演じているから許せるけれど、そうでなかったら心底気持ちが悪い変態爺。

    頭がよく、人を傷つけることに微塵の呵責も感じず、半端なくお金持ってる変態爺は、さぞ楽しい人生だろう。

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    2026年02月27日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    the エンタメ小説。フラグ立ちまくり。語りがフォーマット化されている。ハリソンは悪役だけど人気出そうなやつだ。

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    2026年02月21日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    テンポの良いストーリー展開ではあったが、前作にあったようなヒリヒリした感覚がなく、物足りなさを感じた。

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    2026年02月12日
  • 地面師たち アノニマス

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    『地面師たち』の前日譚。ハリソン山中の仲間たちがどのように彼と出会ったかを描いた短編集。
    Netflixドラマの制作の後に書かれたようで、原作の設定の前日譚なのかドラマの設定の前日譚なのかが曖昧になっている。巻末のピエール瀧との対談によるとあえて曖昧にしているようだ。
    いつかYouTubeで5分くらいのショートドラマで観れたらいいな。

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    2026年02月08日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    はじめて読む「地面師」シリーズ。
    配信ドラマも未見。
    前作品のエピソードも出てきますが、わからなくても話としては問題なく読めました。

    はじまりのバカラシーン、読み慣れていないため説明が長く感じますが、バカラのルールとギャンブルにハマる人の心情は把握。
    既にスッカラカンになっている時点で、ハリソンに嵌められているわけですね。ラストに効いてくる。

    しかし熊に襲われるのは偶然か?これも運なのか?人生にギャンブル性を感じるエピソードでいい。

    エピソードといえば、女性刑事さんのお父さんまで引っ張り出さなくてもいいかな…とも思う。
    この後に続くシリーズでレギュラーとなるための布石なのか。前作品で定年

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    2026年02月08日
  • 地面師たち アノニマス

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    ネタバレ

    「地面師たち」の前日譚。
    どう考えても別世界に思える地面師グループの面々が、どういった経緯でハリソン山中の元に集ったのか…という過去が書かれており、答え合わせをする感覚。
    さくさく読めてあっという間に一日で読み切ってしまった。
    本編ほどのハラハラ感や面白さはないが、前作を読んで面白かった人なら楽しめる内容だと思う。

    真っ当に生きていた彼らが、なぜ詐欺師へと変貌してしまったのか。
    辛いことがあったり、道を見失ったりした絶妙なタイミングで、ハリソン山中が現れるという…。
    ただ、ハリソン山中の過去についてだけは触れられておらず、彼自身はやはり謎のままだった。

    最後、ドラマ版に出演したピエール瀧さ

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    2026年01月13日
  • 地面師たち

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    Netflixでのドラマが話題として先行していて、いつか読んでみようと思っていた作品。不動産の仕事をしている者としても、モデルになった積水ハウスの事件はもちろん知っていて、興味があった。
    冒頭の不動産売買の決済の場面の緊張感と着金確認までの間の雑談シーンは、実際にその場で仕事をしてきた経験から見ると、よく雰囲気を捉えられていたと思う。
    が、全体的にはあっさりした印象。売買のシーンが2件しかなかったこと、地面師に騙されていたことが分かるまでと分かってからの企業側の展開や、主人公がかつて騙されていたことの展開が、いずれもやや薄かったこと、警察のチェイスが緩かったこと等々に由来しているのだろうか。ド

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    2026年01月11日
  • 地面師たち アノニマス

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    ハラハラすることなく、そういう過去があってもおかしくないよねって感じでサクッと読めました。全てがハリソンの手のひらなのかと思うとちょっとだけ怖くなりますが。

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    2026年01月09日
  • 地面師たち

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    6年ほど前に森功さんのノンフィクションの方を読んだ。手口に驚いたような気がする。とても興味深く読んだ。
    細かいところまで覚えてないので比較はできないが、ずいぶん参考にされたのではないだろうか。
    こちらは小説なので、より面白くわかりやすく具体的になってたように思う。

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    2026年01月11日
  • 地面師たち アノニマス

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    地面師2冊読んでから本書を読みました。なるほどなるほど。なぜ地面師に落ちていったか、落とされていったか。ハリソン山中は充分怖いけど、さらに怖い。ここまで酷い悪党だと、もう突っ切ってしまってお見事!と思ってしまうのが不思議。
    ドラマ見たいな。

    街の光(辰) ランチビール(後藤) 剃髪(川井菜摘) ユースフルデイズ(長井) 戦場(青柳) ルイビトン(竹下) 天賦の仮面(麗子)

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    2025年12月09日
  • 地面師たち アノニマス

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    ネトフリの地面師たちを観て、「続きがあるの!?気になる!!!」と即買った本です。ハリソン山中にもう一度会えたことは嬉しい一方、なんだか腑に落ちない気持ちで読み終えてしまいました。ネトフリの新作では本作と場面をがらりと変えるとのことなので、ifだと思って楽しみに待とうと思います。

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    2025年12月06日
  • 地面師たち アノニマス

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    100億円という前代未聞の不動産詐欺を成し遂げた彼らが地面師になるまでを描く、それぞれの前日譚――。

    こうやって地面師たちが出来上がったのかぁ〜ととても面白く読めた。
    ピエール瀧さんの対談も良かった。
    いつか、ぜひドラマを観てみたい!

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    2025年11月30日
  • 地面師たち アノニマス

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    あの不動産詐欺事件に関わったメンバーが、どのように“地面師”へと堕ちていったのか。
    その来歴を描くスピンオフ7編。どうも、ドラマ化された後に書かれた短編集らしい。

    巻末には、ピエール瀧×作者新庄耕の対談。
    瀧さんは、実写版で司法書士の“法律屋”役を演じたとのこと。悪役が似合う、確かに犯罪組織の中で静かに牙を隠すような人物像にはよくハマりますね。作者も「俳優さんのイメージをお借りした」と語っていて、ドラマ未視聴でも、その佇まいがイメージされます。

    そして短編に何度も顔を出す ハリソン山中。
    圧倒的な権力を手にした男だが、そこに至るまでの履歴書はまだ語られない。
    彼の過去でもう一作あるのかしら

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    2025年11月19日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

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    「ファイナル・ベッツ」とは、最後に賭ける一手。
    失うもののない者たちが、それでもなお選び続ける違法な勝負。

    『地面師たち』の続編になります。
    それでも、私がこの小説の中で一番惹かれたのは、地面師の仲間に堕ちていく元サッカー選手が、そのギャンブルへの執着を描く場面。
    きっと、ギャンブルに依存していく人間が辿る経路なのだろう。
    誰も止めることができないその時の精神状態は、まさに鳥肌もの。
    タイトルも当然、ここからきている。

    そして、2024年7月刊行前の3月、日本はあの野球選手スタッフの違法賭博事件に揺らいでいた。
    なかなか強運な小説だと思う。
    現実と虚構が、わずかな時差で呼応。
    なかなかでき

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    2025年11月18日