山村美紗のレビュー一覧
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友人達に誘われたが、断った旅行。
その旅行で友人の一人が殺された。
そして次々と死んでいく友人。
一体犯人は誰なのか…というよりも、分数は小さくなるので
勘でも当たるかもしれないのに、まったく分からずw
とりあえず、2分の1の確率で当たる性別だけは大丈夫でした。
しかしこの人達、複雑すぎる…。
こんな人間関係で友人をやっているものなのでしょうか?
社会に出る前なので、こんな面倒な関係は
結びたくないものです。
人生一度っきり。
後悔したくなければ、当たって砕けろ、という状態でしたが
誰でも砕けたくはないです。
いやでも殺人と言う砕け方も嫌ですけど。 -
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友人から電話相談の内容は、不倫相手について。
そして彼女は不倫相手との旅行先で遺体となってしまった。
不倫ならば相手の人が…と思いましたけど
本人いわく、デメリットが多すぎる、と。
確かにばれると困りますけど、他に理由があるなら? とも
疑えましたし、他にも疑える人が3人も。
とはいえ、舞台から次々消えていくので
勘でも大丈夫! にはなってましたがw
相変わらず、さっぱり犯人分かりません。
しかし何だか微妙に恋愛ぎり路線を走っているような。
そこが気になります、すごく!
さらに気になるのは、自分の記憶力。
何だか前の人と名前が違うような気がするのですが
憶え間違い、でしょうか? -
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忍者屋敷のどんでん返しという場所で、女性が殺された。
令嬢だった彼女は、家の事情か恋愛の事情か
それとも別の事情で殺されたのか…。
犯人は誰なのか、と追っていくうちに、思わぬ現実が出てくる事に。
ひとつの嘘をつくために、さらに嘘をつく。
そんな事になるから嘘はいけないよ、と教えられた子供の頃。
だからと言って、大人になってそれをしないかと言われたら
確実に無理、と答えますw
そんな状態だったがために、完璧状態だった最初の殺人から
ぼろぼろと『証拠』を残していくのは当然です。
しかも思いもかけない三角形状態。
まぁ復讐されるような、あこぎな商売をした、と言われると
そうだと言えるような気も… -
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祭りのニュースにてインタビューした女性が殺された。
それに対してかかってきた電話で告げられた名前の人物も
やはり殺されて、同居していた子供も行方不明。
題名通り、京都~博多で起こる殺人。
犯人と思わしき人達をひっそりと調べても調べても分からない。
一体誰が犯人なのか!? という本筋なのですが
容疑者の土地へとあちらこちら飛びまわる主人公に
せっせとついていっているスタッフ。
この2人の関係が気になります!
あきらかに、現在一方通行な状態ですが
これにいつ気が付くのでしょうか?w
しかし、まさかの薔薇棘。
犯人はどれだけせっせと毒を付着させていたのでしょう。
その頑張る様を想像するだけで、ご -
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短編集なので、さくさくっと話が進み、さくさくっと解決。
携帯電話が最後の方で出てきていますが、この時のは
大きな方だったのでしょうか?
それとも今の薄さのものだったのでしょうか?
ところで、表題の話ですが、あの遺言状は有効なのでしょうか?
結婚したのだから財産は好き放題動かせそうですが…。
何か、そういう手続きが存在するのでしょうか??
女性の視点特有、な解決の仕方でしたが、今回は旅行先で、が多かったです。
お母さんもちょこちょこ登場。
そして女の勘、侮りがたし(笑)
とはいえ、年齢だけでそう決め付けられるのは
人によっては「違います」と答えられそうです。 -
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長崎の友人に会いに行ったら、死体の第二発見者に。
死体は何と、友人が愛人をしている男性の妻。
職が職なだけに、こういう状態になったらどうするべきなのか。
友人が関わり合いになっている、とは思いたくないですが
何もやましい事がなければ…という感じもします。
愛人している、という時点で、色々やましい感じがしますけど、世間的には。
そのせいで、事件がややこしくなっている気もしますし。
珍しく、京都から離れた感がありますが
死んだ人が京都なので、行ったりきたり。
女って怖い、という気もする最後でしたが
ここまで恋に走ったのなら、それはそれで幸せかも?
恋は盲目、というより、周囲を見ていませんが
こ -
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4つの短編集でしたが、今回は犯人男性が多かったです。
そして動機が単純というか、分かりやすいというか。
男性ならでは?w
表題になっている殺人には、ちょっと驚きでした。
何と言うか…そんな短時間で憶えるもの? というのもありますが
打算が全てを見えなくしてしまった、と。
松山、に関しては、それでいいのかと聞きたいものがあります。
一件落着、な感じではありますが、ではあちら側は? と。
こちらの時間がもうないから、とそのままにしておくのは
相手が全て死んでいるから、なのだとしたら…。
確かに、あの世で名誉挽回になるか、は分かりませんし。
とはいえ、どうなのでしょう?w -
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題名通り、グアムと京都の間で起こる殺人事件。
そのままストレートな問題かと思ったら…。
ちょっと2転ほどしてしまいました。
しかし、2時間ドラマ好きならば、簡単な問題かと。
トリックは別にしてw
現地妻を作るのは止めましょう…というよりも
一番偽名を使うから面倒な事に?
むしろ結婚するのを前提にしないから大変な事に?
しかし、地位も名誉もある男の人、という感じです。
そしてストーリーに関係なく、着目したいのは
やっとあいさつまでいけるかも? な2人の仲。
しかしまだまだ叔父叔母夫婦は納得してないみたいです。
むしろ、今回の事でこじれそうな感じも、しますが。 -
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短編集の繋がりは…多分、能かと。
最初から最後まで能に夢中のキャサリンと
それに付き合わされるのが嫌な一郎でした。
しかしここまでの話、わりと華を鉢ごと貢いでいますが
貰った分をきっちりと世話が出来る敷地がある、と思うべきか
季節毎に枯れているのか…それとも世話が下手なのか。
どうなのかと考えてしまいました。
話としては、全部女の執念、という感じです。
1番目の話もすごいなと思いましたが、それよりも怖いのが
3つ目の楊貴妃の話。
恋をしてしまうと、ここまでするんだぞ、という見本品のようなもので
短編だからいいものの、これを長編にされると…さらに怖いかも、でした。 -
Posted by ブクログ
紫式部に清少納言に和泉式部となぞられた人達のいる
新年会のパーティー。
ひとつの助教授の座を巡って水面下の火花が散ってる…とくれば
確実にやってくるのが殺人事件。
むしろ、この主人公カップルがいるから『やってくる』とも?w
死人が出て犯人候補が少なくなってきてるというのに
最後の最後までさっぱり分かりませんでした。
しかしいつもの通り、女って怖いな…と。
そのためだけに、己を使う勇気も何もありません。
そしてストーリーよりも、確実に主人公カップルの方に
意識が集中してます。
本当にこんな男と恋愛していていいのか!? ともw
が、まぁ人間なので、すごく気持ちは分かりますが。
手作りの百人一首