【感想・ネタバレ】幻の指定席のレビュー

あらすじ

変心した恋人を殺した医学生は、さらに彼を目撃した友人を殺害し新幹線ひかり号の指定席を利用した“完璧”なアリバイをつくりあげた。聞き込みにきた刑事も、彼の二重、三重の壁にはねかえされるが──。表題作「幻の指定席」ほか「死人が夜ピアノを弾く」「密会のアリバイ」「新幹線ジャック」「不用家族」「小さな密室」「危険な忘れ物」の七篇。女流トリック・メーカーが鮮やかに展開する、さまざまな仕掛けと結末で推理小説のおもしろさが堪能できる秀作短篇集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

幻の指定席
死人が夜ピアノを弾く
密会のアリバイ
新幹線ジャック
不用家族
小さな密室
危険な忘れ物
の7編の短編集。

解説がないのは残念。

0
2011年12月10日

Posted by ブクログ

【新幹線ジャック】が良作です。ハイジャックという高いリスク伴う中でどのように金をせしめて逃亡するのか、その問題を鮮やかに解決しています。
【幻の指定席】、【死人が夜ピアノを弾く】、【小さな密室】は専門的知識をネタにしたもので人によっては看破出来ないきらいがありますが、何れもひょんなことから崩れるプロットが面白いです。山村美紗というと、どうしても『サスペンスの女王』というイメージですが、本作は意外にもトリッキーな作品が多く、読み応えがありました。

0
2014年08月05日

「小説」ランキング