山村美紗のレビュー一覧

  • 向日葵は死のメッセージ

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    最初の話以外は、すべてキャサリンシリーズ、な短編集。
    『花』が関係あるものばかりでした。

    しかし2回目…くらいですが、桜の花びらに文字を書くくらいなら
    もうちょっと別の示し方とか、駄目なのでしょうか?
    花びらに書いた方が、ものすごくダイイングメッセージに見えて
    いいはいいと思うのですが、その小細工をするくらいなら! と。

    しかし、ここまで民間人に甘くてよいのでしょうか、警察…w

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    2011年04月19日
  • ブラックオパールの秘密

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    これまた短編で、宝石関係でした。
    相変わらず、双方に結婚の許しが出ていません。
    が…結局強く反対してるのは両方なのですか?
    それとも片方だけなのですか??
    読んだら読んだだけ、二転三転してる気がするのですが…。

    短編すべてを読んだ感想と言えば、題名が題名なだけに
    えらく宝石買ってるな、という所です。
    本編の感想を言えば、色々な『嫉妬』があるな、と。
    主人公カップルや、事件の問題や…。

    やはり、あまりお金は残して死んだり
    遺言書かずに死ぬと怖いです。

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    2011年04月12日
  • 小京都・郡上八幡殺人事件

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    ついにきた小京都、と思ってしまったのは
    作者のせいでしょうか?w

    殺害の手口よりも犯人よりも、株って何だか大変そうだ、という
    印象が深かったです。
    わりと株が話に出てきたりしていましたが、これほどまで
    株人間が大勢出てきたのは初めて、ではないでしょうか?
    むしろ、このツアー、株人間ばかりで、それはそれで凄いです。

    王道的に、ツアコンの~とかだったら、ここにきてそっち?! と
    驚けてよかったのではないかな? と。
    驚くだけで、面白くはないと思いますけど…w

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    2011年04月08日
  • ラベンダー殺人事件

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    短編集で、表題以外はキャサリンシリーズ。
    そしてすべて花に関わる殺人事件でした。
    目次の題名を見た瞬間、秋海堂とはどういう花なのかが
    気になって仕方なかったです。

    表題の話は、どんでん返しというよりも
    計画性というか、策略が怖い…というものでした。
    ここまできれいに立てられるのがすごいというか
    根性と言うか…。

    色々な花がでてきましたが、生態系としての知識もあって
    そこもかなり楽しく読み進められました。
    やはり、精密な計画で殺人、は自然の前には無理かと。

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    2011年03月28日
  • 紫水晶殺人事件

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    短編集4つの内、ふたつが違う話で、ふたつがキャサリンの話。
    すべて表題に合わせているのか、宝石の話で統一されています。

    宝石は、本物か偽物かの違いしかないと思っていましたが
    偽物はそこからまたふたつに分かれるそうで…驚きです。
    合成でも模倣でも、興味がないのでよく分かりません。

    最初の表題になっている違う話ですが
    調子がいい男というかなんというか…。
    騙されたとかそういう所ではなく、面倒を見るのが嫌だ、と行った割に
    呼びかけているのをみると…複雑な感じです。
    口ではそう言っても~と思って考えれば好意的にも思えますが
    『本当』の正体をしってからだと思うと
    後腐れがないから、としか思えません。

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    2011年03月24日
  • 京都恋供養殺人事件

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    季節の名前が入った資産家庭。
    そして中身はやはり泥沼系。
    …というより、昼ドラ状態?

    一体だれが犯人なのか。
    怪しい人は出てくるし、過去を掘り下げれば犯人のよう。
    けれどそうきれいにくるのも…と。
    ミスリードというよりも、そんな感じもするな…と
    騙されそちらに流され、という状態。

    犯人の最後…終わり方? には驚きですが。
    そこまで頑張ったのですから、そのまま嘘を付き通すくらいの
    気力と根性が欲しいです。

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    2011年03月17日
  • グルメ列車殺人事件

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    短編集…なのですが、どこか時代を感じさせる単語や背景が。
    「ナウい」は、この頃流行っていたようです。

    表題になっている「グルメ列車」が本当に存在するのか
    存在してもこんな状態なのかは分かりませんが
    こういう列車は、確かにあまり風情がないかも。
    そして最大のトリックは、聞いてしまえば早かったかも…と
    思ってはいけないのです、よね?w

    そして久しぶりの株話。
    前に出てきていた人もちらりと出てきます。
    今回は株話が他にも入っていましたが
    この頃株が流行っていたのでしょうか??

    この短編は、いつもの刑事ではなくて
    コンビを組んでいる人の方が出番多かったです。

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    2011年03月04日
  • 小京都連続殺人事件

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    全国各地で殺されている、変わった名字の男性達。
    一体何故殺されているのか、というのが本筋ですが
    どうしてそれに警察がまったく気がつかないのか。
    話の筋として、なのか、それとも横連携がないから、なのか。
    その辺りの真実はどうなのでしょう?w

    相変わらず振り回されてはいますが
    少しずつ花嫁修業を始めている姿が
    可愛らしいですw
    が、ここまで仕事さぼらせえるのもどうでしょう…?w
    わりと簡単に休める仕事なのか、それともせっせと有給消費か。
    教えてもらってる身としては、休校ばんざいですが
    お金を出してる親から見ると、どういう事!? ですね(笑)

    案外『小京都』と呼ばれる地域はたくさんあるんだな~と

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    2011年02月15日
  • ヘア・デザイナー殺人事件

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    今回は京都と東京をまたにかけて~な殺人事件。
    本当によく殺人事件に遭遇してます。
    そして首突っ込んでますw
    ここまでくると、普通容疑者にされそうなものですが…。

    まんまホストクラブみたいだ、と思った店の状態。
    のし上がるためにはそれは色々するとは思いますが
    こういう状態ってどうなのでしょう?
    甘い蜜を絞り取ってる??w

    まったくもって事件と関係ないですが
    一体どういう髪型だったのか、非常に気になります。
    そして動機。
    はっきりポイ捨てされた方が、まだましだったような~。

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    2011年01月07日
  • 消えた相続人

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    最初からだと、もう4年も経っているようです。
    なのにこの2人、まったく関係が…。

    誘拐された側が取り戻そうとするのは当然ですが
    まさかそんな発想が出てくるとは。
    さすがといいますか、アメリカだからなのか、なのか。
    でも、結局どうするつもりでそんなに人質を生かしていたのか
    自分の中で謎が残ってしまいました。
    読み飛ばしてしまった??

    いやでも犯人もそうですが、どういう発想をしているんのでしょう?
    あの最後は、まったく想像つかず、でした。
    豆知識としては、あちらのお金は全部同じ大きさなんだな、と。
    日本は見えない人のために、大きさ全部違いますから。

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    2010年11月28日
  • 花の棺

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    副大統領の一人娘と、外相の甥っ子のミステリー。
    2時間ドラマでは両方日本人でしたが、本ではアメリカ人と日本人。
    大人の事情が、ドラマには透けて見える気がします(笑)

    読み終わって凄いと感じたのは、内容ではなくて
    華道の裏事情(?)というか、金儲けシステム?
    多分茶道でも何にでも通じるものがあるとは思いますが
    確かに、これは何もしなくても左うちわで暮らせます。
    凄い世界だと、改めて感心しました。

    肝心の事件の方はと言えば…確かに! と納得。
    日本人の視点からでは、その細工は無理です。
    すごいトリック考えるものだ、と。

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    2010年11月07日
  • 伊豆修善寺殺人事件

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    このヘタレ!w と言いたくなる恋愛事情(笑)
    多分、本筋は殺人事件かと思われます。

    今回は『舞妓』だけではなく、『絵描』の職業も絡んできて
    西へ東へと大忙し。
    初っ端から旅行というのも含めて、あちらこちら行きまくってます。
    そしてその生活をのぞき見るに、財布にはいくら入れているのか
    非常に気になる所です。
    むしろ、支払いはどうやってるんでしょう…カード??

    もう一方の内弟子については…大人の世界って汚い! という状態。
    そういう事情があるのは分かりますし理解できますが
    承諾できるかはまた別です。
    そういう誇りは捨てないで、ちゃんと使ってほしいものです。

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    2010年09月30日
  • 花の棺

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    ミステリー長編。

    キャサリンシリーズ第一弾。

    アメリカ副大統領の娘が京都にやってきた。目的は華道を習うため。そのために外交官の甥が彼女のエスコート役をすることに。そこで巻き起こる殺人事件。その真相を明らかにするため、この二人が奔走する・・・!!

    ふ〜ん。って感じかな?可もなく不可もなく。でも次読みたいとは思わないかも。なんといってもすべてがサスペンス劇場みたいなストーリー展開。動機なんかも愛憎渦巻く・・・って感じだし、犯人が青酸カリなどの薬物を手に入れた経緯は不明だし、最終的に犯人は自ら犯行をべら×2話し出すし・・・。

    こういうのはミステリーとしてもイマイチだし、ストーリーも昼ドラみた

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    2009年10月04日
  • シンガポール蜜月旅行殺人事件

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    キャシーとイチローも、付き合いが長くなって、結婚も間近ムード。
    でも、二人が結婚したりしたらこのシリーズが成り立たなくなっちゃうから、進展させて欲しいような、欲しくないような、変な気持ちでした。

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    2009年10月04日