【感想・ネタバレ】京都恋供養殺人事件のレビュー

あらすじ

キャサリンの友人宅に届いた殺人予告状! 京都の資産家・西沢家の次女・秋子が千本えんま堂で、当主の四季が千本釈迦堂で相次いで絞殺された。そして、長女・夏子と夫の春彦には殺人予告状が送りつけられる。自殺した養女・冬子の存在、春彦の不倫など西沢家の複雑な人間関係が次々と明らかに。惨劇の真相にキャサリンが迫る本格長編ミステリー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アメリカ人キャサリンが主人公で京都を舞台にした素人探偵の物語。
恋人の浜口一郎と2人でかけずりまわる。

お金持ちの家での連続殺人。
複雑な家庭事情から解決は困難。

最初に京都の地図がでてくるところがよい。
京都の生活、地理、名所に詳しくなれる。

山村美紗の本領発揮。
きっと,著者も主人公のようにきままで我儘放題だったのだろうと推測できる。

只、本質的な問題に迫ろうという気力、人間性、かいがいしさも兼ね備えているところがよいのだろう。
結末で人間性がよく現れている。

0
2011年12月23日

Posted by ブクログ

季節の名前が入った資産家庭。
そして中身はやはり泥沼系。
…というより、昼ドラ状態?

一体だれが犯人なのか。
怪しい人は出てくるし、過去を掘り下げれば犯人のよう。
けれどそうきれいにくるのも…と。
ミスリードというよりも、そんな感じもするな…と
騙されそちらに流され、という状態。

犯人の最後…終わり方? には驚きですが。
そこまで頑張ったのですから、そのまま嘘を付き通すくらいの
気力と根性が欲しいです。

0
2011年03月17日

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