【感想・ネタバレ】ラベンダー殺人事件のレビュー

あらすじ

「大文字」で賑わう京の夜、鴨川東岸で石田千草が毒殺された。――千草は、夫和也の不倫の相手? 疑惑をいだく池上夕子は、親友の麻衣子、アリサとともに浮気調査のため京都を訪れた。ところがその夕子も毒死! 和也の不審な行動……ラベンダーの花言葉は「疑惑」そのままに、事件は謎を深めていく(表題作)。紅梅、秋海棠、百合、バラ。花が鍵を握る華麗な推理小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。
ラベンダー殺人事件
紅梅屋敷の殺人
秋海棠の殺人
薔薇のアリバイ
スターガザールの殺人

山村美紗は、京都を中心に、文化、風俗を描写するのがうまい。
キャサリンが主人公のものは安心して読むことができる。

我が儘なところは山村美紗そっくりなのだろうが、
優しいところもきっと一緒なのだろうと思う。

0
2012年01月15日

Posted by ブクログ

花が鍵を握る物語ばかり集めた
ノンシリーズの短編集だけど
6編中5編は、キャサリンもの。

どれもおもしろいと言えばおもしろい。
ただ、花モチーフで集めたせいかどうか
事件の動機が不倫とか
痴情のもつれネタばっかなんですが!

『紅梅屋敷の殺人』が一番
「京都」な感じで好みでした。

0
2023年04月11日

Posted by ブクログ

短編集で、表題以外はキャサリンシリーズ。
そしてすべて花に関わる殺人事件でした。
目次の題名を見た瞬間、秋海堂とはどういう花なのかが
気になって仕方なかったです。

表題の話は、どんでん返しというよりも
計画性というか、策略が怖い…というものでした。
ここまできれいに立てられるのがすごいというか
性と言うか…。

色々な花がでてきましたが、生態系としての知識もあって
そこもかなり楽しく読み進められました。
やはり、精密な計画で殺人、は自然の前には無理かと。

0
2011年03月28日

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