文藝春秋のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
序章 通史
第1章 古代
第2章 奈良、平安
第3章 鎌倉、室町
第4章 戦国、江戸
第5章 幕末、明治
<内容>
「文芸春秋」の特集「歴史の常識を疑え」(2013年11月号)。「日本史の常識が変わった」(2018年6月号)をベースに加筆・修正したもの。なので、やや古いネタも見られる。面白かったのは通史の出口治明氏の文。鎌倉期の貨幣経済について、中国の宋では紙幣が流通(軽いから貨幣よりも流行るのは当たり前)、その後のモンゴル(元)も銀と紙幣を中心にしたため、無用となった大量の銅線を日本へ売った、という話。視座を変え、視点を変えないと見えてこないものもあるのだ。各章の各 -
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一番面白かったのは、兵動大樹『こんな人おりました』です。芸人さんのエッセイ、好きです。正直テレビで見たことはないのですが、お話も面白いのだろうなと思わされます。
あと、『ブラックマヨネーズ吉田が結婚について聞きたい事を聞く座談会』もよかったです。吉田さんが聞きたい事は、私も気になるような事でした。
どちらも、芸人さんのよさが出ていたのではないかと思います。せっかく芸人さんが書いたり話したりしているのだから、小説よりこういった作品の方が、作家さんの作品とは違った魅力があるように感じて、好きです。
また、『私の趣味自慢』はグランジ大の『お墓めぐり』が、あまり聞いたことのない趣味だけど、読んでい -
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あなたはもっと早く走れる!高橋尚子責任編集。
ランを楽しめるかどうか、その境目を見せてくれる特集だと思った。Qちゃんの愛称で日本中が応援したマラソンの女王は、実はランを心から楽しんでいる。今だからなのかもしれない。勝負を抜けた後に残るのは、その勝負ができたことへの感謝と哀愁の念であるから。そのランは、時に気まぐれに、時に風まかせに、道を進んでいく感覚を頼りに。
沖縄の海の上、京都のめまぐるしく変わる景色、海沿いの道。何れにしても、心地よさを持ったコースが印象的なんだろう。公園をたくさん有する世田谷だからこそ、心地よいランを楽しもう。かかとの怪我も回復してきたことだし、またリスタート。ラン -
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栄養学知ってるつもり!?
まず話題の腸内フローラ。ヨーグルトを食べることで、日和見菌をも味方につけよう。乳酸菌は、発ガン抑制効果、コレステロール抑制効果が期待できる。花粉症にも効果有り。さらには、ダイエット効果も注目されている。ビタミンB群が代謝を高め脂肪を燃焼しやすくしてくれる。
次は糖質。ロカボをオススメしている。血糖値が下がって頭が回らないは迷信で、肝臓にある十分な糖分で対応可能。つまり、甘いものが欲しいは完全に気持ちの問題。人工甘味料も使えと。これは個人的には懐疑的。人工甘味料は科学的に作り出した糖分に近い甘味を感じるもの。それだけに、健康的な自然なものとは大きく異なる。一方で、 -
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ランの未来学。
ランに対するランナーによる考察と、将来について。タイムではなく、ラン自体を楽しむようになるのではないかと思いつつある。健康になるというメリットは、何にも代えがたい。そのことに、気がつき始めたとしたら、ヘルスケアは食とライフスタイルに行き着く。ランは最も簡単で且つ基本的な運動。誰でもできるし、センスも必要無い。その点で、コツコツと積上げるタイプの性格の人にとっては、とても入り易い。一方で、サッカー等はセンスも必要。運動量と結果が必ずしもリンクしない。その点では、ランよりも幅広い視野や、戦術、自身の分析などが必要で、さらにコミュニケーション力が物を言う。ランは、個人でできるからこ
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