文藝春秋のレビュー一覧
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1986年週刊文春誌上に発表されたミステリーオールタイムベストランキングをもとに編集されたもの。日本推理作家協会、SRの会、各大学のミステリー・クラブ、各地の読書会、国内外のミステリー通等々、総計795名が投票しています。国内外ベスト100他、103~200位のリスト、1985版「東西ミステリーベスト100」も収録されているので、指南書として格好の一冊だと思います。ただ、ミステリーといってもサスペンスものやらハードボイルドものまで幅広いので、自分で精査する必要があるかと思います。
また、本書は特別座談会が収録されていますが、ネタバレがあるので要注意です。せめて注釈を入れるべきだと思います。 -
文藝春秋 2026年9月号
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Posted by ブクログ
世界史のトピックを、沢山の項目立てをして沢山の著者が、それぞれ数ページで著述している。そう言う意味では全くまとまりなく、世界史のトピックのネタ帳みたいな感じ。
新常識というほどのことはないような気がするが、学校のクソつまらん年表歴史の勉強しかない人には、いいきっかけになる本ではないかと思った。逆にどれくらい学校の歴史の授業がうんこ詰まらんかということだな。
与えらたページが少ないからある意味書き散らかしで、興味を持てばそこから他の本を読むなり調べていけばいいんだろう。
面白いトピックもあればそうでないのもあるんだが、誰だったか、ムハンマド推しが溢れすぎててドン引きしたくらいしか覚えてない。 -
Posted by ブクログ
藤井聡太人気にあやかって、これまでに行った棋士との対談を寄せ集めた本。
古くは1997年の谷川浩司さんから、 2021年の渡辺明&伊奈めぐみさんまでと、期間的に20年以上の幅がある。
対談相手は将棋界のそうそうたる人達。
出版のきっかけとなった藤井聡太さんとの対談はありません。
なにせ2002年生まれですから、学生の藤井くんとの対談は遠慮していたようです。
阿川佐和子さんが将棋を知らないこともあり、ざっくばらんな話題も聞けて面白かった。
つまり、将棋を知らない人でも楽しめる内容です。
対談者と対談時期を本書の掲載順に挙げておきます。
だんだんと過去にさかのぼっています。
杉本昌隆 2020.9
先崎学 2020.4
佐藤康光 2018.3
佐藤天彦 2016.7
羽生善治 2015.5
森内俊之 2014.4
米長邦雄 2012.3
瀬川晶司 2005.12
谷川浩司 1997.7
渡辺明 2005.2
渡辺明&伊奈めぐみ 2021.1
最初の杉本さんが藤井聡太の師匠で、小学生の頃の藤井少年のことを話しています。
藤井聡太の初めてのタイトル挑戦相手が渡辺明さんで、将棋に疎い人にも名前を知って貰えたようですね。
「将棋の渡辺くん(8)」はそろそろかなと思って調べてみたら、2025年6月9日の予定であることが分かった。
渡辺明&伊奈めぐみご両人は、昨年の11月22日(いい夫婦の日)に離婚しましたが、新刊ではそのことにも触れているらしい。
渡辺明さんは膝の怪我の治療のために6月30日まで休場が決まっています。
そのころには伊奈さんのマンガと併せて渡辺明に触れる機会が多くなりそうです。 -
Posted by ブクログ
千葉雅也と三宅香帆の対談目当てに購入。
千葉雅也が書いた浅田彰の「構造と力」の解説文を読みたくなった。千葉雅也はとにかく、読者に親切だ。いい人なんだろうなと思う。
巻頭言スペシャル「べらぼう」についての対談、宮島未奈の文章などをサラッと読んで、さて、橘玲の「リバタリアンが世界を支配する」やマルクス・ガブリエルの「倫理資本主義」。楽しい話題ではない。どのみち未来は明るくなさそうだなと、再確認…。「倫理資本主義」って性善説ですね。
他に印象に残ったのは、木村草太の「選択的夫婦別姓」の論考(夫婦同姓はほんの少し前、明治の終わりからっだってこと、もっと周知してほしいです!)、金敬哲さんの韓国の「少子化地獄」の実態、中里透「東京一極集中」が日本の少子化の原因なのか(有配偶者出生率は地方も東京も変わらないので、出生率の低下の要因は未婚率の上昇だという。これは新しい視点かも)、など、人口減少に関しては、他にも目を引くものもあり、やはりこれは2025年の論点の中心なのですね。
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ほとんど毎年最下位の東大野球部。たまに勝つと、それだけでニュースになる。文武両道になりきれない。その本質を「野球脳」というワーディングで端的に突いている。大学に入ってからでは遅い。小さいときから体に染みついた野球センス、一朝一夕では得られない。東大に入るための勉強に費やした体力の遅れを入学後に取り戻す。この感覚がすでに違うということを登場人物は喝破している。取り戻しても他大学に敵わないレベルでしかない。東大はその先へと進められない限り勝てない。最後に、新主将になる梅林氏が語っていた発言が、東大野球部の方向性を示唆している。彼曰く、東大生は受験勉強の方法論として、自分と向き合って課題を見つけ克服する努力は凄いが、自分以外のことに目を配って組織として強くなるためのアクション力が足りない。この境地に到達することが、「野球脳」があることになるのだろう。