文藝春秋のレビュー一覧
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ネタバレ夏目漱石の長女である松岡筆子さんの随筆が面白かった。夏目漱石と言えば、優雅な生活を送っていたと思っていたが、それは晩年で、家は一生借家、風呂も銭湯と苦労話が綴られている。
『たまに洋菓子の到来物などもあったのですが、シュークリームやバナナなどはひどくハイカラな食物で、洋行帰りのお父様が召し上るものと相場が決っておりまして、私達の口には殆ど入りませんでした。父の朝食は早くから紅茶にトーストでしたが、父の残したトーストの耳を妹と奪い合って食べたりしたものでした。」
と、父、漱石を批判する文章もあり。なんか笑える。漱石も普通のおじさんなんだったのだ。娘さんだからディスれたのでしょうね。
松岡筆子を -
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■なぜ手に取ったのか
いわゆるジャケ買いで手にした本です
若い頃、私は競馬をやっており馬券も沢山買いましたが、
馬の美しさにも魅了されました。馬は美しいです。
■何が語られていたのか
Number発刊の1980から2021までに掲載された名馬たちの軌跡が鮮やかな写真とカッコいい文書で語られています。
ナリタブライアン
ミホノブルボン
メジロマックイーン
スペシャルウィーク
サンデーサイレンス
ディープインパクト など多数
私が好きだった、トウカイテイオー、ライスシャワーもしっかり載っています。
騎手、調教師、生産者などが名馬をを語られていました
■何を学んだのか
馬は美しいということを -
購入済み
写真がきれいで楽しく読みました。調理過程も写真つきのものが多く、わかりやすく説明されています。
シンプルですが、いい加減でない、良いレシピ集です。
作りたくなるもの、食べてみたいものがたくさんありました。 -
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西村京太郎さんといえば鉄道ミステリ、と思っていたので、鉄道にあまり興味のない私はほぼ読んでいなかったのですが。もちろんそればっかりではないのですよね。面白そうな作品がいっぱいある! で、また読みたい本が増える……。
小説、エッセイ、対談と盛りだくさんの内容。西村さんのファンはもちろん、そうでなくてもミステリ好きならば読みどころがいっぱいの一冊です。
ちなみに収録されている短編作品、どれもけっこう古い時代のものなのですが。今読んでも充分に面白いものばかりです。「見舞いの人」はすごくシンプルなのだけれど、驚かされたし。「事件の裏で」はかなり好きな作品。十津川の悔恨が重々しくも印象的でした。 -
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ネタバレ「知の巨人」立花隆のすべて 2021
文藝春秋特別編集 永久保存版「知の巨人」立花隆のすべて 文春ムック
2021年8月20日発行
編集人 前島篤志
2021年6月中旬に2021年4月30日に立花隆氏が亡くなっていた事が世間に大きく報道された。文藝春秋での著名人との対話や立花隆氏の日常の写真などが多く納められている。
また多くの人が立花隆氏の作品や本人への思いを綴っている。
他の作家が亡くなってもここまで大きく取り上げられる事はまず無いのでその面だけを見ても尋常ならざる人物だった。
私個人としては立花隆氏の文章に触れたのは受験勉強での現代文などの問題に出てきてそれで読んだのが最初だったと記憶 -
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松坂大輔現役引退を受けてのNumber PLUS。
引退時のNumber PLUSの表紙は甲子園か。自分が所持している野球選手引退のNumber PLUSは、プロの時の写真ばかりでしたね。野茂、清原、桑田、松井、イチローと。
野茂やイチローはともかく、甲子園のヒーローだったKKや松井もプロ時代の写真なのに、松坂は甲子園。
それだけ、彼の輝きは高校生の頃が煌めいていたということの証明か。
プロに入ってからも、輝きが色褪せることはなく、常にトップランカーの一人だったのですが、現役終盤ケガに苦しんだことを思うと、松坂大輔という野球選手の輝きは甲子園だったのだと思います。
彼なら、どんな夢を見せてく
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