あらすじ
菊池寛が月刊「文藝春秋」を創刊したのは1923年1月。以来100年、同誌が送り出してきた数多の記事の中から、皇室、政治経済、文化芸能……時代を超えた珠玉記事を選び抜きました。この1冊こそが、昭和・平成・令和の世を映し出す鏡です。
目次より
天皇陛下大いに笑う……辰野隆、徳川夢聲、サトウ・ハチロー
日曜日の食卓にて……白洲次郎
わが日本一の借金王時代……松下幸之助
田中角栄研究 その金脈と人脈……立花隆
犠牲(サクリファイス)……柳田邦男
明日は明日の風が吹く……石原裕次郎
妻と私……江藤淳
最期の手記……高倉健
ほか、全15本を収録
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
江藤淳は余命半年の妻を看取った手記を掲載。告知をせず自分の中で抱え続ける苦悩を事細かに記述。妻が亡くなり翌年自死した。
他に高倉健が亡くなる4日前に完成した手記や、石原裕次郎が23歳の時俳優について語った事や、本田宗一郎、松下幸之助、などの錚々たるメンバーの記事が1冊にまとめられており読み応えがあって色々考えさせられた。